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DVD「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」

2011-10-30 14:17:11 | 映画感想
買い置きDVD。

今気になって調べたら2008/2に購入。
3年8か月もラックの中で眠ってました。

2006年のアカデミー賞で話題になった映画です。

**
  
ホアキン・フェニックス、リース・ウィザースプーン、
ロバート・パトリック、ギニファー・グッドウィン

**

黒服の男(Man in Black)と異名をとる伝説のシンガーソングライター、
ジョニー・キャッシュの伝記映画。

不遇の少年時代を過ごし、よくしてくれた兄を事故で無くし、
好きな音楽は父にバカにされていた。

やがて成長して、空軍で朝鮮戦争に従軍中から音楽に力を入れる。

除隊後、結婚し子供もできるが、セールスの仕事はうまく行かず、
妻のビビアンにもつらく当たられる。

自動車整備工の友人と組んで始めたバンドの得意のゴスペルは受けず、
軍隊時代のオリジナル曲でかろうじてレコードが出せる。

その時は喜んだ妻も、ジョニーに人気が出るにしたがって、仕事を毛嫌いする。

ジョニーは、幼少の時からファンだったカーター・ファミリーの次女、
ジューン・カーターと出会い、入れ込んでいく。

しかし、父との確執は消えず、ヤク中からは抜けられず、
妻にも冷たくされてジョニーは荒れていく。

はたして伝説の男、ジョニー・キャッシュは復活できるだろうか。



伝記映画はどこまで事実をなぞっていくのか、
どこまでを描くのかが一つのポイント。

あらすじはまるでWikiを画面で見ているようで
事実の断片をつなぎ合わせたものとはなっているが、
やはり、やや散漫で焦点が多少ぼけた感じはある。

ただ、ジューンとの再婚以降の話をほぼカットし、
父との和解をにおわせるエピだけにしたのはよかった。

事実としてのジョニー・キャッシュはその後も、
ジューンの死の直前まで第一線で活躍した。

トレードマークとなった黒服は、バンド結成当時貧乏で服装が合わせられず、
唯一黒い服はみんなが持っていたかららしい。

ジューン・カーターはギター、バンジョーなども演奏したらしいが、
映画でのリース・ウィザースプーンはもっぱらオート・ハープを演じていた。

エンドクレジットでは本物のジョニー・キャッシュとジューン・カーターの歌声が流れるが、
映画本編ではホアキン・フェニックスとリース・ウィザースプーンが歌っている。
これが意外とうまい。

この映画で、リース・ウィザースプーンは第78回アカデミー主演女優賞を獲得。
ホアキン・フェニックスも主演男優賞にノミネートされている。

映画も2800万ドルの製作費で堂々の1億ドル越え、
2005年の年間16位となった。

原題の「Walk the Line」はジョニー・キャッシュの代表作の一つ。
邦題のサブタイトル「君に続く道」は、ストーリー展開からは間違いといえないが、
原題とはかけ離れている。

ロバート・パトリックは、「チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル」の時、
老けたなと思ったがぽっちゃりしてちょっと若返った感じだった。

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