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アゲハの蛹、最大の傷痕

2019-08-06 23:51:02 | 昆虫/虫・その小動物
またもやられてました。

まずは、虫かごの底にまた繭を発見したところから。
蛆までいました。


この虫かごの壁には、1匹蛹が張り付いているのですが、それは大丈夫そうです。
とすると虫かごの天井か。



左の羽化済みは、殻を残したまま次の終齢を入れて、そのままにしておいたもの。
と言うか、この虫かごの2匹が羽化して空になったので、他から少し移した。

残る蓋裏の蛹は5つ。
2つは正常、
異常の2つは7/31に繭を発見した際に茶色くなってしまっていたもの。

そして今回やられたっぽいのは「注目」の蛹。




ちょっとおぞましい写真が出ます。




この「注目」に注目し、傷がないか調べた。




横から取った写真。


明らかにえぐれている。



なお、蛹になる時に脱いだ終齢幼虫の殻が足元についていますが、よくあることです。



斜め前からの写真。



写真ではよくは見えないが大穴が開いている。



しかもどうも空っぽになっているようだ。
体内を食いつくされたか。

今年最大の被害状況です。


いったいいつ蛹になった個体か。

8/4の写真。


気づいた人は気づいたろうが、今回の被害蛹の向きが逆。
え、写真が上下逆だから? いや写真は上下(180度)逆なのに虫の頭の向きが同じ。

前蛹になる前に、場所決めの放浪をして気に入った場所に止まり、
しばらくそのままでいて、体を反転して尻を付ける部分に糸を吐く。

それが終わったら、また反転して尻をくっつけて、体に糸を巻き付けて前蛹になる。

上にある前蛹は猫背スタイルになっているが、下の前蛹直前はなっていない。
腹側全体で張り付いているのがわかる。


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