ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

警察の武器使用について

2008-03-24 23:02:37 | Weblog
「警察は何をしているんだ」 県警や土浦署に苦情殺到(朝日新聞) - goo ニュース

こういう反応が出るのはわかりきっていたし、
むしろ苦情が1日で130件とは意外に少ない、という感じ。

しかし、警官自身が反撃どころか
自分を防御する暇もなく(と推察)切られちゃってるわけで、
犯人が武器を手に警官に襲いかかる事態をどこまで想定していたのか。

この事件だけでなく一般的に言ってどうなのか。

以前も防弾衣を着けずに撃たれて死んだとか、
防刃衣の隙間から刺されたとか、防御、防護が不十分で、
警官が怪我をしたり殉職したりすることがあった。

聞くところによれば現役の警察官と言えども射撃訓練は十分でないらしいし、
激しく動く人間にそう簡単に当たるとも思えない。

何年か前の法改正で威嚇射撃なしに撃っていいことにはなったらしいが、
それでも現実の問題として警告もなしにいきなりは撃てんでしょうし、
「止まれ、撃つぞ。」と叫んでる間に刺される可能性はある。

拳銃では、流れ弾の心配もあるし、当たらないこともあるし、
逆に犯人を殺してしまうこともあるから、
ゴム弾やテイザーガンなどで攻撃すればどうか。

確かにゴム弾だって、撃たれた相手が死んだ事例はあるようだし、
テイザーガンだって昏倒すれば大けがになることもある。

また流れ弾で一般人を傷つける可能性がないとは言えない。

しかし、あれよあれよという間に数人が切られ、刺され、殺されて、
しかも犯人は悠然と(と推察)横断歩道橋を渡って無人の交番へ行き、
早く捕まえに来てくれ、と電話するような狂気の前に
なす術がないのはいかにもまずい。

しかし、犯人が狂気の沙汰かどうかは後でよく考えればわかるわけで、
その時点で適切に判断できたかどうかはわからないし、
何でもかんでも危ないからと言って撃ち殺されてもかなわない。

今回は、結果論として警察の失態であることに間違いはないだろうが、
一面的にとらえるのではなく、もう少し警察の武器使用について
多面的に考えてはどうか。

私?
個人的にはテイザーガン、ゴム弾ガン、警棒タイプのスタンガンは
配備してもいいと思うし、凶悪犯には使っていいと思う。

凶悪犯の判断?
それは警官自身と一般人の生命に危険を及ぼす行為を行う者。
具体的には刃物、銃器などで相手を傷つけ、傷つけようとしている者。
(それ以外のケースもあるでしょうけど、とりあえず)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« だから私はメーカー製PCを選... | トップ | 賛同と突っ込み、テレビとポ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事