だから私はメーカー製PCを選ばない

米ソニー、プリインストール・アプリ削除サービスで騒動(WIRED VISION) - goo ニュース

私も昔はメーカー製ＰＣを使ってましたし、
ノートＰＣは今もメーカー製を使ってます。

プリインストールソフトがすべて悪というわけではなく、
かつては重宝していたこともあるし、ランチャーも使ってました。

しかし、プレインストールソフトはドンドン多くなるし、
かつ使いもしないものばっか増えるようになってしまいました。

特にプロバイダのサインアップソフトなんか
何本も付いていたって、ひとつしかいらないわけで、
どれか使えばあとは捨てることになります。

そのほかのお便利ソフトも要らないものを消すのは一苦労だし、
手間がかかるし、レジストリにごみが残る。
下手すると、設定をやり直すだけで１日仕事になったりします。

プリインストールが儲けに直結するとか書いてあるけど、
いまどきプリインストールソフトにつられて買う人なんかいるのかなぁ。

今は知らんけど、昔は確かに
プレインストールソフトの数を謳い文句にしていた時もありました。

ところが、ソフトメーカーぼろもうけと思うとこれが大間違いで、
ライセンス料は１００円の単位らしいですね。

１００円でも５０本入れれば５千円になるから、ハードメーカーも必死です。

アプリ削除サービスを有償にするということは、
要らんものを入れられて、原価が高くなっているのに加えて、
そんなの要らんというと引き取り賃を取るようなものだから、
ユーザーが頭に来るのも無理はないね。

そうそう、メーカー製ＰＣでも
要らんプリインストールソフトのついてないモデルを持つメーカーもある。
大概はいわゆるビジネスモデル。
オフィスソフトは（バンドルで）付いていても、他はほとんどなし。

今使っているノートもそうです。
メーカー直販サイトで、企業向けのモデルを安く買いました。

昔は自作の方が安いし性能もいい、と言えたけど今はそうでもない。
特にソフトは買い足す方が高くつく。

前述のようにプリインストールソフトのライセンス料を全部合わせても、
たぶん数千円（オフィスソフトは除く）なので、
どれか一つでも本当に自分の使いたいソフトがあれば、
ペイするかもしれない。

でも、メーカー製は、良くも悪くもできるだけ多くの人に
一定の評価を得られるように考えられたＰＣです。

これはプリインストールソフトだけでなく、全体の構成や設定も含めてですが、
平均点は取れてもそれぞれの人にベストマッチとはいかない。

これはもうメーカー製の宿命。

オールインワンがいい人は買えばいいし、
自分の好みに合わせたい人は買わない。

だから私はメーカー製を選ばない。