2017/10/21、ユナイテッドシネマ豊洲。
8番スクリーン、F列。
実は純然たるこちらのミスで、この映画を見損なうところだったが、
ダメを覚悟でお願いしたところ、館のご厚意で無事に鑑賞することができた。
ユナイテッドシネマ豊洲さん、ありがとう。
*
山崎賢人、橋本環奈、新井浩文、吉沢亮、ムロツヨシ、佐藤二朗、田辺誠一、内田有紀
*
斉木家の父:國春(田辺誠一)と母:久留美(内田有紀)の間に生まれた楠雄(成長時、山崎賢人)は、
ピンクの髪で多くの超能力を持ち、あまりにも強い超能力の「制御棒」を頭に刺している。
周りにも自分が普通であると思わせる意識操作をして、なるべく目立たないように暮らしている。
友人にはケツ顎の燃動力(新井浩文)、中二病の海藤瞬(吉沢亮)、熱血の灰呂杵志(笠原秀幸)などがいる。
楠雄にとって「目立たない」事が最大関心事。
クラス一の美少女、照橋心美(橋本環奈)に近づくことを避けている。
しかし、心美には自分の魅力を無視する楠雄は気に入らない存在。
偶然を装って楠雄に接近しようとするも軽くかわされ、逆上したり、妄想に耽ったり。
そんな高校生活も恒例の文化祭が近づいてきた。
今年も文化祭で問題が起これば、今後は中止される可能性があると言う。
斉木楠雄は毎年、文化祭の際に姿をくらまし温泉旅行に行っていたので、
問題が起こらないよう行動することにした。
なんだかんだで準備は進み、いよいよ文化祭当日。
楠雄は燃動や心美にまとわりつかれながらも学内のパトロールを実施。
グラウンドでのマジシャン、蝶野雨緑(ムロツヨシ)のパフォーマンス。
灰呂の熱血過ぎるマラソン大会。
元暴走族総長窪谷須亜蓮(賀来賢人)の喧嘩など問題の種があちこちに。
斉木楠雄はこの危機を問題を起こさせないようにできるだろうか。
そして斉木楠雄自身に起こった災難とは。
*
人気コミックほど、実写版に対する批判が渦巻くものだが、基本マンガはマンガ、映画は映画。
とはいえ、この作品に関しては原作ファンの不満はあまり聞こえてこない。
原作は読んでいないので、各キャラがどの程度コミックに忠実なのかはよくわからないが、
「画」を見る限りよく似ている。
熱い仲間とクールな楠雄の対比が面白い。
監督は「俺はまだ本気出してないだけ」「勇者ヨシヒコ」「けっこう仮面」「銀魂」などの福田雄一。
こういう脱力系ギャグがお得意の様だ。
橋本環奈がまたもぶっ飛んだ演技で、監督の趣味がよくわかる。
心美(橋本環奈)の妄想でぶっ飛んだ演技を見せる楠雄(山崎賢人)も面白い。
何故箱の中にムロツヨシがいないと透視できない、とか、付近だけ戻すのはまずいでしょ、とか、
細かいことはどうでもいいとさえ思える緩さが良い。
8番スクリーン、F列。
実は純然たるこちらのミスで、この映画を見損なうところだったが、
ダメを覚悟でお願いしたところ、館のご厚意で無事に鑑賞することができた。
ユナイテッドシネマ豊洲さん、ありがとう。
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山崎賢人、橋本環奈、新井浩文、吉沢亮、ムロツヨシ、佐藤二朗、田辺誠一、内田有紀
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斉木家の父:國春(田辺誠一)と母:久留美(内田有紀)の間に生まれた楠雄(成長時、山崎賢人)は、
ピンクの髪で多くの超能力を持ち、あまりにも強い超能力の「制御棒」を頭に刺している。
周りにも自分が普通であると思わせる意識操作をして、なるべく目立たないように暮らしている。
友人にはケツ顎の燃動力(新井浩文)、中二病の海藤瞬(吉沢亮)、熱血の灰呂杵志(笠原秀幸)などがいる。
楠雄にとって「目立たない」事が最大関心事。
クラス一の美少女、照橋心美(橋本環奈)に近づくことを避けている。
しかし、心美には自分の魅力を無視する楠雄は気に入らない存在。
偶然を装って楠雄に接近しようとするも軽くかわされ、逆上したり、妄想に耽ったり。
そんな高校生活も恒例の文化祭が近づいてきた。
今年も文化祭で問題が起これば、今後は中止される可能性があると言う。
斉木楠雄は毎年、文化祭の際に姿をくらまし温泉旅行に行っていたので、
問題が起こらないよう行動することにした。
なんだかんだで準備は進み、いよいよ文化祭当日。
楠雄は燃動や心美にまとわりつかれながらも学内のパトロールを実施。
グラウンドでのマジシャン、蝶野雨緑(ムロツヨシ)のパフォーマンス。
灰呂の熱血過ぎるマラソン大会。
元暴走族総長窪谷須亜蓮(賀来賢人)の喧嘩など問題の種があちこちに。
斉木楠雄はこの危機を問題を起こさせないようにできるだろうか。
そして斉木楠雄自身に起こった災難とは。
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人気コミックほど、実写版に対する批判が渦巻くものだが、基本マンガはマンガ、映画は映画。
とはいえ、この作品に関しては原作ファンの不満はあまり聞こえてこない。
原作は読んでいないので、各キャラがどの程度コミックに忠実なのかはよくわからないが、
「画」を見る限りよく似ている。
熱い仲間とクールな楠雄の対比が面白い。
監督は「俺はまだ本気出してないだけ」「勇者ヨシヒコ」「けっこう仮面」「銀魂」などの福田雄一。
こういう脱力系ギャグがお得意の様だ。
橋本環奈がまたもぶっ飛んだ演技で、監督の趣味がよくわかる。
心美(橋本環奈)の妄想でぶっ飛んだ演技を見せる楠雄(山崎賢人)も面白い。
何故箱の中にムロツヨシがいないと透視できない、とか、付近だけ戻すのはまずいでしょ、とか、
細かいことはどうでもいいとさえ思える緩さが良い。
「この作品に関しては原作ファンの不満はあまり聞こえてこない」と述べておられますが、クマネズミは第1巻だけ目を通してみたところ、やはり途中で投げ出してしまいました。クマネズミには、こうした「細かいことはどうでもいいとさえ思える緩さ」が売りの「脱力系ギャグ」は向いていないのでしょう。でも、『H/K 変態仮面』とか『銀魂』は、なかなか面白かったのですが。
なお、貴エントリへのTB送信が、クマネズミのgooブログのTB送信の最後になると思います。
今後とも宜しくお願いいたします。
正直、私自身もこの映画をそれほど面白いとは思いませんでした。
橋本環奈に変顔をさせる福田監督は、エル・ファニングに奇怪なメイクをさせるスピルバーグ監督と通じるものがあるのかもしれません。
あるいは、オダギリジョーや唐沢寿明に禿げかつらをつけさせる三谷幸喜監督と同じ感覚かも。
「スーパーエイト」でエル・ファニングにゾンビメイクをさせるのは、JJエイブラムス監督でした。
スピルバーグは同作では製作でした。