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クサカゲロウの幼虫

2020-07-20 20:25:34 | 昆虫/虫・その小動物
クサカゲロウの幼虫。

尚、クサカゲロウはウスバカゲロウの幼虫(いわゆるアリジゴク)と同様、鋭い大あごを持つ肉食幼虫。
国内には数十種がいるらしい。
今日見つけたものはすごく小さいうえにすごく早く移動するのでなかなかうまくとらえられない。

指を出したら何の躊躇もなく乗ってきたので、撮影後別の葉に移しました。
アゲハの若齢幼虫が狙われても困るので。

尚、以前にも書いたが、「カゲロウ」と「クサカゲロウ」は別物で、「カゲロウ」は幼虫が水棲。
蛹にならない不完全変態のうち、半変態(前変態)とよばれる。

そんなのいるの? とお思いのあなた。
幼虫が水棲で蛹にならないと言えばトンボとヤゴと同じ。
蛹にならないのではセミもそうで、土中生活をしていた幼虫が地上に出ると蛹にならずいきなり羽化して成虫になる。

一方、クサカゲロウは、卵->幼虫->蛹->成虫の過程を経る完全変態で、卵は優曇華の花(うどんげのはな)として知られる。
幼虫も成虫も陸棲で、カゲロウとの共通点は、成虫の姿が似ていて飛び方が弱弱しいぐらいか。
分類学的にはかなり遠いらしい。

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