三浦容疑者逮捕 「ノーコメント」連発 ロス市警、会見わずか19分(産経新聞) - goo ニュース
この事件、いわゆる「ロス疑惑」は当時大きな話題になりました。
何せ、悲劇の被害者、銃撃で妻を奪われた夫が一転して妻殺しの保険金殺人犯、
と言うんですから、そりゃあ、2時間ドラマですよ。
「駐車場の惨劇、妻を狙撃された男に隠された秘密、果たして事件の真相は」
てなもんです。
週刊誌が発端の事件としては走りだったのかもしれませんね。
その後結局は銃撃事件は無罪が確定した。
ところで、記事には、
>なぜ日本人が大騒ぎするのか理解に苦しむ様子で、
とありますが、私も理解に苦しむ一人。
「日本人が大騒ぎ」ではなく、「日本のメディアが大騒ぎ」だろうよ、
と突っ込みたくもなるが連日の報道ぶりはものすごい。
いったい何がメディアをここまで熱狂させるのかよくわからない。
日本でいったん無罪確定した者をアメリカで逮捕、
もし、有罪となったら日本の司法当局はどうするつもりだ、ということなのか、
日米で協議して日本で司法判断をしたものを、何でアメリカが蒸し返すのか、
国際儀礼にもとる、アメリカけしからん、と言うことなのか、
ただ、大勢が知っている事件だから、面白おかしく取り上げて、
視聴率を稼ごうと言うことなのか、
他局がやる以上、視聴率競争で負けたくない、やりたくはないけど
独り勝ちさせない、独り負けしたくないから
やらざるを得ないと言うことなのか、
どこの局を見てもはっきりしない。
その割には熱心だ。
こっちもそのニュースを追いかけているわけじゃないよ。
毎度のことだけど、どこの局もそればっかやるんだもん。
この事件に関して、
日本の時効制度に問題があると言わんばかりの意見もあるが、
たとえ凶悪事件と言えども、時効なく捜査し続けることに
意味はあるのかは大いに疑問。
確かに、犯人に時効と言う免罪符を与えるのは抵抗があるし、
何より被害者が浮かばれない、とは思う。
しかし、未解決の難事件を際限なく追いかけていていいのか。
凶悪犯罪も組織犯罪も減ってはいないし、検挙率は下がる一方。
難しい事件は放っておけ、と言うことではない。
しかし、既に十分な時間が経過し、証拠も出尽くし、捜査もやりつくして、
それでもなお解決できないものを永久に追い続けるよりは、
より多くの犯罪を検挙し、犯罪が割に合わないことを知らしめるべきだと思う。
今、犯罪検挙率は2割程度らしい。
凶悪犯罪も軽微な犯罪も合わせて2割ではあろうが、
犯罪として認識されたもので2割なのだから、
犯罪として認識されない事件も相当数あるはずだ。
例の力士の死亡事件も当初は病死だったんですし、
秋田の児童連続殺人も一人目は当初事故死とされたんですから。
ついでに言うと、検死がいい加減だとか、司法解剖すべきだとか、
後付けで勝手なことを言うことが多い。
しかし、金も人もつけずにやるべきと言ってもできないこともある。
現実の問題として
いわゆる異状死の司法解剖をどの程度の比率でやるべきなのか、
それに見合うだけの予算と人員はどう確保するのか。
いずれにしても時間のかかる問題で、
じゃ、明日から増やします、とも言えないだけに対応が急がれる。
ただ司法解剖医が不足しているからと言って、
それだけを増やすことを最優先と言うわけにもいかないのも分かる。
産婦人科医や小児科医だって大きく不足しているし、
医療行政全般とも絡む問題かもしれない。
一つ一つの事案のそこだけをとらえて、
いかにももっともらしいコメントをするのもいいけど、
全体を見渡した問題提起をするのも大切じゃないのか。
この事件、いわゆる「ロス疑惑」は当時大きな話題になりました。
何せ、悲劇の被害者、銃撃で妻を奪われた夫が一転して妻殺しの保険金殺人犯、
と言うんですから、そりゃあ、2時間ドラマですよ。
「駐車場の惨劇、妻を狙撃された男に隠された秘密、果たして事件の真相は」
てなもんです。
週刊誌が発端の事件としては走りだったのかもしれませんね。
その後結局は銃撃事件は無罪が確定した。
ところで、記事には、
>なぜ日本人が大騒ぎするのか理解に苦しむ様子で、
とありますが、私も理解に苦しむ一人。
「日本人が大騒ぎ」ではなく、「日本のメディアが大騒ぎ」だろうよ、
と突っ込みたくもなるが連日の報道ぶりはものすごい。
いったい何がメディアをここまで熱狂させるのかよくわからない。
日本でいったん無罪確定した者をアメリカで逮捕、
もし、有罪となったら日本の司法当局はどうするつもりだ、ということなのか、
日米で協議して日本で司法判断をしたものを、何でアメリカが蒸し返すのか、
国際儀礼にもとる、アメリカけしからん、と言うことなのか、
ただ、大勢が知っている事件だから、面白おかしく取り上げて、
視聴率を稼ごうと言うことなのか、
他局がやる以上、視聴率競争で負けたくない、やりたくはないけど
独り勝ちさせない、独り負けしたくないから
やらざるを得ないと言うことなのか、
どこの局を見てもはっきりしない。
その割には熱心だ。
こっちもそのニュースを追いかけているわけじゃないよ。
毎度のことだけど、どこの局もそればっかやるんだもん。
この事件に関して、
日本の時効制度に問題があると言わんばかりの意見もあるが、
たとえ凶悪事件と言えども、時効なく捜査し続けることに
意味はあるのかは大いに疑問。
確かに、犯人に時効と言う免罪符を与えるのは抵抗があるし、
何より被害者が浮かばれない、とは思う。
しかし、未解決の難事件を際限なく追いかけていていいのか。
凶悪犯罪も組織犯罪も減ってはいないし、検挙率は下がる一方。
難しい事件は放っておけ、と言うことではない。
しかし、既に十分な時間が経過し、証拠も出尽くし、捜査もやりつくして、
それでもなお解決できないものを永久に追い続けるよりは、
より多くの犯罪を検挙し、犯罪が割に合わないことを知らしめるべきだと思う。
今、犯罪検挙率は2割程度らしい。
凶悪犯罪も軽微な犯罪も合わせて2割ではあろうが、
犯罪として認識されたもので2割なのだから、
犯罪として認識されない事件も相当数あるはずだ。
例の力士の死亡事件も当初は病死だったんですし、
秋田の児童連続殺人も一人目は当初事故死とされたんですから。
ついでに言うと、検死がいい加減だとか、司法解剖すべきだとか、
後付けで勝手なことを言うことが多い。
しかし、金も人もつけずにやるべきと言ってもできないこともある。
現実の問題として
いわゆる異状死の司法解剖をどの程度の比率でやるべきなのか、
それに見合うだけの予算と人員はどう確保するのか。
いずれにしても時間のかかる問題で、
じゃ、明日から増やします、とも言えないだけに対応が急がれる。
ただ司法解剖医が不足しているからと言って、
それだけを増やすことを最優先と言うわけにもいかないのも分かる。
産婦人科医や小児科医だって大きく不足しているし、
医療行政全般とも絡む問題かもしれない。
一つ一つの事案のそこだけをとらえて、
いかにももっともらしいコメントをするのもいいけど、
全体を見渡した問題提起をするのも大切じゃないのか。
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