ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

映画「カンフー・ヨガ」@109シネマズ木場

2018-01-06 22:07:20 | 映画感想
2018年の鑑賞1作目は「カンフー・ヨガ」。
ジャッキー・チェン主演で中国とインドの合作映画(一応)

2018/1/5、109シネマズ木場。
5番スクリーン。
G列のエグゼクティブシートが空いていたので取ったが、やけに席の前が広い。

以前は5番スクリーン(木場ではシアター5と呼ぶ)にはエグゼクティブシートは
なかったはずなので、普通席2列を潰してエグゼクティブシート1列に置き換えたようだ。
シートの奥行きが長くなったため、2列は取れなかったものと思われる。

できれば、G列を少し前に出してH列と距離を取ってほしかった。
シートがリクライニングするので倒しているとH列に蹴られ易い。
少し前に出せば蹴られなくなるし、H列の足元が広くなってH列も楽になる。



ジャッキー・チェン、ディシャ・パタニ、ソヌ・スード、アミラ・ダスツール
ムチミヤ(ミヤ・ムクィ)、アーリフ・リー(アーリフ・ラーマン)、レイ(チャン・イーシン)



昔々(西暦647年)、マガダ国(インド北部)で反乱がおき、アルジュナによって唐への献上品が襲われる。
中国から天竺(インド)に向かっていた王玄策の加勢によって、反乱軍は排除されるが、
一行は唐へ向かう途中、チベット山中で財宝と共に行方不明になる。



時代は現代。
平安で考古学を教えているジャック(ジャッキー・チェン、成龍)をインドの美人考古学者
アスミタ(ディシャ・バタニ)が訪れ、ジャックにマガダ国の失われた財宝の捜索を依頼する。

アスミタが持つ古地図を元に、ジャックは研究助手の小光(シャオグァン、レイ=張芸興、チャン・イーシン)、
諾敏(ヌォミン、ムチミヤ=母其弥雅)、それに友人の息子でトレジャーハンターの
李琼斯(リー・ジョーンズ、アーリフ・リー=李治廷)を仲間にチベットの山中に向かう。

ジャックはジャングオ(エリック・ツォン)の助けも借り、湖の地下につながる洞窟を発見、
財宝を見つけるが、財宝を狙うアルジュナの子孫ランドル(ソヌ・スード)が襲撃、
ごたごたの最中にジョーンズがダイヤを持って逃げてしまう。

ジャックらは置き去りにされるが何とか脱出に成功する。
2週間ほどのち、ダイヤがドバイのオークションにかけられたことを知ったジャックはドバイに向かい、
ダイヤの落札に成功するが、ランドルに襲われ、結局ダイヤはアスミタに持ち去られてしまう。

ジャックは、インドに向かい、考古学者のアスミタを訪ねる。
ここでジャックはアスミタの正体とその目的を知ることになるが、

果たしてその真実とは。



最後にダンスで終わってしまうところは、インド映画の定番。
ジュリア・ロバーツ、リリー・コリンズ版の「白雪姫と鏡の女王」(監督がインド人)では
エンディングでダンスが始まってびっくりしたが、今回は驚かなかった。

ディシャ・バタニ登場時、口とセリフがほんのわずかだが合っていないことが気になった。
一瞬、セリフを別人でアテレコしたのかと思ったが、どうもアフレコのようだ。
中国映画はアフレコが多いらしい。
一説には中国では北京語版と広東語版を作る必要があるので、同時録音しても
どうせアフレコせざるを得ないからだと言う。

なお、「セルラー」の香港リメイク版「コネクティッド」では、広東語と北京語の違いを
利用した謎解きが行われていたので、北京語版と広東語版はなかったと思われる。



ライオンはCGではなく本物らしい。
スーパーカーも本当にぶっ壊したらしいが、ドバイの王族が映画のために、と提供したものだと言う。

地下寺院はスタジオセット、チベットの氷の世界はアイスランドでのロケのようだ。
ジャッキー・チェンに中国、チベット、ドバイ、インドと一帯一路(One Belt One Road)経済圏を
縦横無尽に行き交う中国の姿を見た、と考えるのはうがち過ぎだろうか。

「中国人とインド人、23億人がぶったまげた」とは映画のキャッチコピーだが、両国の人口を合わせると、
23億人どころか、26億人を超える。残りの3億人は特に驚かなかったと言うことか。

興収の99%は中国本土でのもの。
アメリカでの公開は最大でも27館で際物扱い。
累計36万ドルで美女、イケメン連発でも在米中国人には刺さらなかったようだ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今朝の東京スカイツリー、201... | トップ | 今朝の東京スカイツリー、201... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画感想」カテゴリの最新記事