ＷＢＣ、１次ラウンド２敗チームの決勝ラウンド進出はあるか

ＷＢＣ２０２３は、２０か国（と地域）の出場。

各国を５か国ずつ４つのプールに分けて総当たりの１次ラウンドを行う。

５か国総当たりなので、各プールの総試合数はそれぞれ１０試合となる。

最も単純には
１位：４勝０敗
２位：３勝１敗
３位：２勝２敗
４位：１勝３敗
５位：０勝４敗
と、きれいに勝敗数が１ずつずれていくパターンだが、そうはうまくは行かない。

可能性としては、
１位：３勝１敗
２位：３勝１敗
３位：３勝１敗
４位：１勝３敗
５位：０勝４敗
のケースもあるが、いずれも２敗チームは敗退となる。

しかし、次のような場合、２敗チームも１次ラウンド突破があり得る
＊
１位：４勝０敗
２位：２勝２敗
３位：２勝２敗
４位：２勝２敗
５位：０勝４敗
＊
１位：３勝１敗
２位：２勝２敗
３位：２勝２敗
４位：２勝２敗
５位：１勝３敗
＊
１位：２勝２敗
２位：２勝２敗
３位：２勝２敗
４位：２勝２敗
５位：２勝２敗
＊

さて、プールＢで開幕２連敗となった韓国と中国だが、この後連勝すれば、２勝２敗で残れる目はある。
しかし、直接対決を残しているので、両チームが２勝にはなれない。
つまり、どちらかが必ず３敗以上になり、そのチームは１次ラウンドで敗退する。