ジョセフ・ゴードン・レビット、ダニア・ラミレス、ウォーレ・パークス
*
冒頭、バイクメッセンジャーのウィリー(ジョセフ・ゴードン・レビット)が、
事故に遭い、転倒しているシーンから始まる。
物語はその数時間前に遡る。
ウィリーは、ガールフレンドのベネッサ(ダニア・ラミレス)のルームメイトで
大学で働いているニマ(ジェイミー・チャン)から一通の手紙を預かり、
時間までに必ず届けてほしいと頼まれる。
早速移動しようとすると怪しい男が現れ手紙を返してくれと言う。
ウィリーは断るが、男は車で執拗に追いかけてくる。
男、ボビー・マンデー(マイケル・シャノン)はNYPDの刑事だった。
ウィリーの乗っている自転車はいわゆるピストバイク。
競輪選手が使うブレーキの無い固定ギアの(ペダルが空転しない)自転車だ。
騒動に巻き込まれたウィリー。
執拗に追うボビーの目的は何なのか。
果たしてニマは何のために何を届けようとしているのか。
*
物語は数時間の中で完結。
展開を自転車メッセンジャーが訳有り封筒を運ぶことだけに絞り、
枝葉は極力省いている。
そのため、物語が散漫にならずにいるが、反面びっくりするような
意外さやどんでん返しはない。
また時系列を追って物語を進行させるのではなく、
状況説明を時間の遡及で示すなど、ここどうだっけ? とか、
これ誰だっけ? と言った戸惑いがないのは親切。
走行ルートや状況をCGの矢印で示すなども面白い。
*
ブレーキの無い自転車。
通常の自転車はペダルを踏まないと後輪が空転する
フリーハブ(フリーホイール)になっているが、
競輪で使われるトラックレーサーは固定ギアで空転しない構造となっている。
このため車輪が回り続ける限り、ペダルも回り続ける。
スピードを落とすには俗に「バックを踏む」と呼ばれる回転を緩めるしかない。
ペダルを完全に止めれば自転車も止まるし、逆回転させれば自転車も後進する。
ただ、相当のスピードが出ている状態から停車するにはかなりの脚力が必要で、
かつブレーキよりも停止距離は長いようだ。
自転車のトラック競技でゴールしたあともペダルを踏みながら走り続けるのは
このためで、急に止まると膝に必要以上の負荷がかかるらしい。
ベネッサの自転車が固定ギア+ブレーキだったかどうかは確認しなかったが、
もし、フリーハブだったなら、自転車自身で減速/停車の手段がない。
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冒頭、バイクメッセンジャーのウィリー(ジョセフ・ゴードン・レビット)が、
事故に遭い、転倒しているシーンから始まる。
物語はその数時間前に遡る。
ウィリーは、ガールフレンドのベネッサ(ダニア・ラミレス)のルームメイトで
大学で働いているニマ(ジェイミー・チャン)から一通の手紙を預かり、
時間までに必ず届けてほしいと頼まれる。
早速移動しようとすると怪しい男が現れ手紙を返してくれと言う。
ウィリーは断るが、男は車で執拗に追いかけてくる。
男、ボビー・マンデー(マイケル・シャノン)はNYPDの刑事だった。
ウィリーの乗っている自転車はいわゆるピストバイク。
競輪選手が使うブレーキの無い固定ギアの(ペダルが空転しない)自転車だ。
騒動に巻き込まれたウィリー。
執拗に追うボビーの目的は何なのか。
果たしてニマは何のために何を届けようとしているのか。
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物語は数時間の中で完結。
展開を自転車メッセンジャーが訳有り封筒を運ぶことだけに絞り、
枝葉は極力省いている。
そのため、物語が散漫にならずにいるが、反面びっくりするような
意外さやどんでん返しはない。
また時系列を追って物語を進行させるのではなく、
状況説明を時間の遡及で示すなど、ここどうだっけ? とか、
これ誰だっけ? と言った戸惑いがないのは親切。
走行ルートや状況をCGの矢印で示すなども面白い。
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ブレーキの無い自転車。
通常の自転車はペダルを踏まないと後輪が空転する
フリーハブ(フリーホイール)になっているが、
競輪で使われるトラックレーサーは固定ギアで空転しない構造となっている。
このため車輪が回り続ける限り、ペダルも回り続ける。
スピードを落とすには俗に「バックを踏む」と呼ばれる回転を緩めるしかない。
ペダルを完全に止めれば自転車も止まるし、逆回転させれば自転車も後進する。
ただ、相当のスピードが出ている状態から停車するにはかなりの脚力が必要で、
かつブレーキよりも停止距離は長いようだ。
自転車のトラック競技でゴールしたあともペダルを踏みながら走り続けるのは
このためで、急に止まると膝に必要以上の負荷がかかるらしい。
ベネッサの自転車が固定ギア+ブレーキだったかどうかは確認しなかったが、
もし、フリーハブだったなら、自転車自身で減速/停車の手段がない。
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