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試写会「ポイント45」@TOHOシネマズ 流山おおたかの森

2007-03-10 21:20:12 | 映画感想
流山おおたかの森S・Cの3階、
TOHOシネマズ流山おおたかの森での開催。

2007/3/12にグランド・オープンなので、
ショッピング・センター自体がプレオープン中。

ららぽーと豊洲でもそうだったが、プレオープンで大勢の人。

映画館も集中試写会!とかで、全部で10もの映画の試写会を実施中だった。

「ナイト・ミュージアム」「デジャブ」「あかね空」「アンフェア」「東京の嘘」
などなど。

あらかじめ指定券と替える方式だが、
104席のシアター10で2~30人の入りだった。

***

ポイント45とは、.45 つまり、0.45のこと。
拳銃の口径というか弾丸のサイズというか、
0.45インチ=11.4ミリを意味する。

ミラ・ジョボビッチの汚れ役の映画。

かなり、変わった撮り方。
ちょっとだけMr.&Mrs.スミス風。

***

いきなりミラ・ジョボビッチが出てきて、カメラ目線で、
アル、通称ビッグ・アル(アンガス・マクファーデン)について語りだす。
ナニがデカイだの激しいだのの下品トーク。

アルは、ニューヨーク・スラム街の悪で、拳銃の密売を生業にしているが、
盗品の販売や車ドロなどもする。
情婦のキャット(ミラ・ジョボビッチ)と暮らしている。

アルの幼馴染のライリー(スティーブン・ドーフ)、
キャットの親友でレズのヴィック(サラ・ストレンジ)、
チンピラのプエルトリコ人ホセ(ビンセント・ラレスカ)、
アルの母、キャットの母、などがカメラ目線でアルの悪ぶりを語り、
多くが、ぶっ飛ばすとか、いつか殺すとかのたまう。

キャットはキャットでアルに内緒で勝手に銃を売りとばしたりしている。

アルはプエルトリコ人を毛嫌いしていて、
キャットを離したくないあまりDVをふるう。

ある日、ホセがキャットに触ったことから、
アルは取り巻きのクランシー(トニー・マンチ)に命じて彼の指を切り落とし、
キャットをぼこぼこに殴り、かみをハサミで切ってしまう。

DVで離婚経験のあるソーシャル・ワーカーのリズ(アイシャ・タイラー)は、
アルからキャットを合法的に引き離そうとする。

しかし、誰もアルを殺すことはなく、進行するが、
ついにキャットが切れたところから物語は急展開を見せる。

***

暴力と非合法がうごめくスラム街で、
そこから逃れようとして抜け出すことのできない底辺の人々の苦悩を描く、、
というと聞こえはいいがテーマがよくわからない映画。

実録風の撮り方、インタビュー形式の独白など、かなり挑戦的な映画だが、
好みははっきり分かれるんではないでしょうか。

日本ではR-15指定だが、アメリカでは堂々のR指定。
性的表現よりも、暴力と口汚い言葉のせいで
とても子供には見せられない映画になっている。

台詞は英語が聞き取れないで、字幕だけで追うほうが気が楽です。

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは。 (ALICE)
2007-03-24 01:56:06
映画の中では何度fuckingと言う言葉が
出てきたか分からないくらい出てきましたね。
ミラのこんな汚れ役はあまり見たくなかったです。
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