映画「ダンスウイズミー」
2019/8/19、ユナイテッドシネマ豊洲。4番スクリーン、D列を選択。
*
三吉彩花、やしろ優、三浦貴大、ムロツヨシ、宝田明、chay
*
大手商社に勤める鈴木静香(三吉彩花)は、湾岸エリアの高層マンションに住んでいる。
会社には若手女子社員のあこがれの村上亮介(三浦貴大)がいて、新プロジェクトを担当している。
ある日の帰り際、出遅れた静香は課長に声を掛けられ、仕事を頼まれる。
それはなんと、村上の新プロジェクトの資料を整理してプレゼン用にすることだった。
村上に月曜までに・・と急がされ、持ち帰り仕事になってしまった。
ところが、実家の姉から無理やり娘(静香の姪、奈々)を預かるよう頼まれる。
仕事は1日で片付いたものの、姪の面倒が見れなかったお詫びに遊園地に連れていくことにした。
遊園地で、奈々は催眠術を受けると言い出した。
今度、学芸会でミュージカルをやるので催眠術で自信をつけたいという。
静香には小学校のミュージカルで苦い思い出があった。
主役に選ばれたものの、緊張のあまり、本番の舞台でゲロゲロ~とやってしまったのだ。
奈々と一緒に催眠術の小屋に入った静香。
催眠術師のマーチン上田(宝田明)はいかにも怪しいが、奈々に明日からあなたはミュージカルスター。
音楽が聞こえると歌いだし踊りだす、と術を掛ける。
月曜朝、町中に流れる音楽の数々にいちいち反応、静香は自分が催眠術にかかっていることに気づく。
会議で村上のプゼンにお歴々の反応はいまいちというかむしろ悪い。
焦る村上がイメージソングを掛けたその瞬間、静香の体は勝手に反応。
歌いだし、踊りだし、テーブルの上を駆け抜け、紙吹雪と同僚社員が合わせて踊る。
音楽が終わると現実に戻り、会議室からこちらを見る幹部連中、紙屑まみれになって唖然とする社員たち。
静香はいたたまれなくなって会社から駆け出してしまう。
これは催眠術を解く必要がある。
催眠療法専門の医師を訪ねると、最初は高をくくっていた医師も静香の症状を見て精密検査を行い、
催眠を掛けた人でないと解けないと言われてしまう。
慌てて、遊園地にマーチン上田を訪ねるが、外には借金取りが3人、中はもぬけの殻。
愕然として帰る静香を待っていた村上。
静香の踊りでプレゼンは成功。お礼に食事をおごるという。
静かなお店で、と高級フレンチに行ったはいいが、突然の生バンド演奏で、踊りだし暴れまくる静香。
店をめちゃくちゃにし、高額の弁済を求められる。
静香は催眠術のさくらだった千絵(やしろ優)を見つけ、一緒にマーチン上田を探させる。
興信所の渡辺(ムロツヨシ)にも捜索を依頼し、自分でもマーチン上田の公演先へ追っていく。
果たして静香はマーチン上田を探し当て、催眠を解くことはできるのか。
*
いわゆるミュージカル映画ではない。
突然歌いだし踊りだすミュージカルの特性を「催眠術にかかっての思い込み」にかこつけて見せているだけ。
ターゲットを追い、徐々に近づいてついには追いつく、ミュージカル風ロードムービーと言ったところか。
我に返って、ダンスシーンの中身はすべて妄想だったと分かるのは斬新。
弁償や警察の検問などの現実とダンスの違和感をうまくバランスしている。
展開に破綻なく、笑えるシーン満載でロードムービーにしては各地のエピソードが印象に残った。
ロードムービーではエピソードを詰め込むあまりなぜそこに行くのか、とともに
そこで何が起こったのかの記憶が飛ぶことが多い。
全く疑問がないわけではなく、二人の貸衣装はいつ返したんだ、は気になったし、
chayがどうやって札幌で三吉彩花、やしろ優の居場所を知ったかは疑問だった。
*
三吉彩花はモデル出身だけあってたっばもあり、スタイルはいい。
やせぎすに見えないところもいい。
TVでは「メレンゲの気持ち」に出ていたころから注目していた。
「ブシメシ」での和服は良く似合っていた。
やしろ優が三吉彩花の対比としてキャスティングされたのは間違いないが、
すっぴん風メイクもなかなか良かった。
chayのエピソードは意外性があって面白かった。
「芝居ができない」との触れ込みだったらしいが、なかなかどうして。
登場シーンや披露宴会場での豹変ぶりは良かった。
2019/8/19、ユナイテッドシネマ豊洲。4番スクリーン、D列を選択。
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三吉彩花、やしろ優、三浦貴大、ムロツヨシ、宝田明、chay
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大手商社に勤める鈴木静香(三吉彩花)は、湾岸エリアの高層マンションに住んでいる。
会社には若手女子社員のあこがれの村上亮介(三浦貴大)がいて、新プロジェクトを担当している。
ある日の帰り際、出遅れた静香は課長に声を掛けられ、仕事を頼まれる。
それはなんと、村上の新プロジェクトの資料を整理してプレゼン用にすることだった。
村上に月曜までに・・と急がされ、持ち帰り仕事になってしまった。
ところが、実家の姉から無理やり娘(静香の姪、奈々)を預かるよう頼まれる。
仕事は1日で片付いたものの、姪の面倒が見れなかったお詫びに遊園地に連れていくことにした。
遊園地で、奈々は催眠術を受けると言い出した。
今度、学芸会でミュージカルをやるので催眠術で自信をつけたいという。
静香には小学校のミュージカルで苦い思い出があった。
主役に選ばれたものの、緊張のあまり、本番の舞台でゲロゲロ~とやってしまったのだ。
奈々と一緒に催眠術の小屋に入った静香。
催眠術師のマーチン上田(宝田明)はいかにも怪しいが、奈々に明日からあなたはミュージカルスター。
音楽が聞こえると歌いだし踊りだす、と術を掛ける。
月曜朝、町中に流れる音楽の数々にいちいち反応、静香は自分が催眠術にかかっていることに気づく。
会議で村上のプゼンにお歴々の反応はいまいちというかむしろ悪い。
焦る村上がイメージソングを掛けたその瞬間、静香の体は勝手に反応。
歌いだし、踊りだし、テーブルの上を駆け抜け、紙吹雪と同僚社員が合わせて踊る。
音楽が終わると現実に戻り、会議室からこちらを見る幹部連中、紙屑まみれになって唖然とする社員たち。
静香はいたたまれなくなって会社から駆け出してしまう。
これは催眠術を解く必要がある。
催眠療法専門の医師を訪ねると、最初は高をくくっていた医師も静香の症状を見て精密検査を行い、
催眠を掛けた人でないと解けないと言われてしまう。
慌てて、遊園地にマーチン上田を訪ねるが、外には借金取りが3人、中はもぬけの殻。
愕然として帰る静香を待っていた村上。
静香の踊りでプレゼンは成功。お礼に食事をおごるという。
静かなお店で、と高級フレンチに行ったはいいが、突然の生バンド演奏で、踊りだし暴れまくる静香。
店をめちゃくちゃにし、高額の弁済を求められる。
静香は催眠術のさくらだった千絵(やしろ優)を見つけ、一緒にマーチン上田を探させる。
興信所の渡辺(ムロツヨシ)にも捜索を依頼し、自分でもマーチン上田の公演先へ追っていく。
果たして静香はマーチン上田を探し当て、催眠を解くことはできるのか。
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いわゆるミュージカル映画ではない。
突然歌いだし踊りだすミュージカルの特性を「催眠術にかかっての思い込み」にかこつけて見せているだけ。
ターゲットを追い、徐々に近づいてついには追いつく、ミュージカル風ロードムービーと言ったところか。
我に返って、ダンスシーンの中身はすべて妄想だったと分かるのは斬新。
弁償や警察の検問などの現実とダンスの違和感をうまくバランスしている。
展開に破綻なく、笑えるシーン満載でロードムービーにしては各地のエピソードが印象に残った。
ロードムービーではエピソードを詰め込むあまりなぜそこに行くのか、とともに
そこで何が起こったのかの記憶が飛ぶことが多い。
全く疑問がないわけではなく、二人の貸衣装はいつ返したんだ、は気になったし、
chayがどうやって札幌で三吉彩花、やしろ優の居場所を知ったかは疑問だった。
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三吉彩花はモデル出身だけあってたっばもあり、スタイルはいい。
やせぎすに見えないところもいい。
TVでは「メレンゲの気持ち」に出ていたころから注目していた。
「ブシメシ」での和服は良く似合っていた。
やしろ優が三吉彩花の対比としてキャスティングされたのは間違いないが、
すっぴん風メイクもなかなか良かった。
chayのエピソードは意外性があって面白かった。
「芝居ができない」との触れ込みだったらしいが、なかなかどうして。
登場シーンや披露宴会場での豹変ぶりは良かった。
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