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2011年の「今年見たい映画」にリストアップしておきながら
見逃した1本。
映画の日本公開から1年ほどだが、DVDなら千円、
BDでも1500円で買える。
製作時にいろいろあったようだが、日本では10億円超を売上げ、
2011年の洋画部門第20位の興収となっている。
***
デンゼル・ワシントン、クリス・パイン、ロザリオ・ドーソン。
**
ペンシルバニア州、ミンゴ操車場。
新米車掌のウィル・コルソン(クリス・パイン)の今日の搭乗は1206便。
運転士はベテランのフランク・バーンズ(デンゼル・ワシントン)。
ウィルは家庭に問題を抱えていて機関車に連結する貨車の数を数両多く間違えてしまう。
一方、フラー操車場。
運転士のデューイは、貨物列車777を移動させる際、スピードを出し過ぎ、
機関車を降りて、手動でポイントを切り替えようとしたが、操作を間違い、
ブレーキが解除されて列車が加速を始め、777は無人のまま操車場を出てしまう。
貨物は大量の燃料と有毒物質。
連絡を受けた運転指令のコニー・フーバー(ロザリオ・ドーソン)は列車を側線に入れるべく、
ネッド・オルダム(リュー・テンプル)にポイントを切り替える指示を出す。
ネッドは指定されたポイントを切り替えたが、時すでに遅く、ネッドが見たものは
777を追う仲間の車両だった。
この時点でコニーも列車が力行(りっこう)していることに気づき、
また積み荷が大量の燃料や化学物質だと知って、直ちに付近の踏切を封鎖する。
本社では直ちに対策会議が開かれるが、777の進む先には、
社会見学の子供たちの乗った列車、その後ろには1206便が迫っていた。
果たして子供たちは1206便は777との衝突を回避できるか。
衝突が避けられても高速では曲がれない大曲りカーブがその前に立ちはだかる。
鉄道会社は次々と手を打とうとするが果たして列車を停止させることはできるだろうか。
**
2001年にオハイオで発生した実話をもとに作られている。
そもそも暴走し始めた時の機械の動きがなぜそうなのかはよく理解できないが、
操作ミスで、言って見れば半ロック状態が外れてしまったようなものか。
*
列車の暴走は迫力はあるが、所詮線路の上、行動範囲が限られる。
いろいろ試した結果の最後の手段という感じはしなくはないが、
各方式をなぜ1回しかトライしないのか。
特にヘリからの突入を一回で諦めるのは、非常にもったいない気がした。
二人の主人公を取り巻く設定が何となく不十分というか、不満というか。
それでもデンゼル・ワシントンの方はまだ理解できる範囲だが、
クリス・パインの方はそもそもが痴話げんかなのに接近禁止なんて。
もしそれが十分妥当だとすれば、途中までのかみさんの態度は理解できるが、
旦那がちょっと活躍したら全部チャラというのは理解できない。
すべて万々歳の大団円に仕上げた点にちょっと無理を感じた。
見逃した1本。
映画の日本公開から1年ほどだが、DVDなら千円、
BDでも1500円で買える。
製作時にいろいろあったようだが、日本では10億円超を売上げ、
2011年の洋画部門第20位の興収となっている。
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デンゼル・ワシントン、クリス・パイン、ロザリオ・ドーソン。
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ペンシルバニア州、ミンゴ操車場。
新米車掌のウィル・コルソン(クリス・パイン)の今日の搭乗は1206便。
運転士はベテランのフランク・バーンズ(デンゼル・ワシントン)。
ウィルは家庭に問題を抱えていて機関車に連結する貨車の数を数両多く間違えてしまう。
一方、フラー操車場。
運転士のデューイは、貨物列車777を移動させる際、スピードを出し過ぎ、
機関車を降りて、手動でポイントを切り替えようとしたが、操作を間違い、
ブレーキが解除されて列車が加速を始め、777は無人のまま操車場を出てしまう。
貨物は大量の燃料と有毒物質。
連絡を受けた運転指令のコニー・フーバー(ロザリオ・ドーソン)は列車を側線に入れるべく、
ネッド・オルダム(リュー・テンプル)にポイントを切り替える指示を出す。
ネッドは指定されたポイントを切り替えたが、時すでに遅く、ネッドが見たものは
777を追う仲間の車両だった。
この時点でコニーも列車が力行(りっこう)していることに気づき、
また積み荷が大量の燃料や化学物質だと知って、直ちに付近の踏切を封鎖する。
本社では直ちに対策会議が開かれるが、777の進む先には、
社会見学の子供たちの乗った列車、その後ろには1206便が迫っていた。
果たして子供たちは1206便は777との衝突を回避できるか。
衝突が避けられても高速では曲がれない大曲りカーブがその前に立ちはだかる。
鉄道会社は次々と手を打とうとするが果たして列車を停止させることはできるだろうか。
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2001年にオハイオで発生した実話をもとに作られている。
そもそも暴走し始めた時の機械の動きがなぜそうなのかはよく理解できないが、
操作ミスで、言って見れば半ロック状態が外れてしまったようなものか。
*
列車の暴走は迫力はあるが、所詮線路の上、行動範囲が限られる。
いろいろ試した結果の最後の手段という感じはしなくはないが、
各方式をなぜ1回しかトライしないのか。
特にヘリからの突入を一回で諦めるのは、非常にもったいない気がした。
二人の主人公を取り巻く設定が何となく不十分というか、不満というか。
それでもデンゼル・ワシントンの方はまだ理解できる範囲だが、
クリス・パインの方はそもそもが痴話げんかなのに接近禁止なんて。
もしそれが十分妥当だとすれば、途中までのかみさんの態度は理解できるが、
旦那がちょっと活躍したら全部チャラというのは理解できない。
すべて万々歳の大団円に仕上げた点にちょっと無理を感じた。
もう取っ掛かりがあほ過ぎるというかいい加減すぎるというか、アメリカ的?(笑)
でも私は結構この手の単純な図式が好きで、突っ込み所はありながらもハラハラして見てました。
Wikiによればこの部分もほとんどホントみたいですね。
メインの展開はギリギリクリアしたり、かすったり、打つ手がことごとく失敗したりとまあ面白かったです。
大団円への不満は事故が大惨事にならなかったことではなく、親子、夫婦の仲が全て円満になったこと。
特にウィルのかみさんはそんなあっさり許すなら、接見禁止までやるかって感じたので。
この映画、KLYさんが言われるように
まず日本では起きえないかもしれません。
しかしながら今でも手動でポイント切り返しているところもあるので、
100%起きないとは断言できないところですが(笑)
緊迫あるシーンと、やはりデンゼルの演技に
魅了されました^^
私に言わせれば、アクセルとブレーキの踏み間違いだってあり得ないことですが、現実には起こってますから。
それはともかく、家庭のトラブルは映画ビジネス的には要るんでしょうけど、もう少しあっさりでもよかった感じがしました。