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DVD「サボテン・ブラザーズ」

2012-02-21 00:38:12 | 映画感想
サボテンは特に展開に関係なく、原題は「スリー・アミーゴス」

言わずと知れた「踊る」の3人組。
実際この映画から採ったあだ名らしい。

最近はDVDを買うのをためらうことが多いが、
BDが出てないので選択肢がない。
いうところの「No choice」

**

スティーブ・マーティン、シェビー・チェイス、マーティン・ショート。



1910年代のメキシコの田舎町。

町に用心棒を探しにやってきたカルメン(パリトス・マルチネス)は、
たまたま映画館で無声映画の「スリー・アミーゴス」シリーズを見る。

リーダーのラッキー・デー(スティーブ・マーティン)、
ナイフ使いのダスティ・ボトムス(シェビー・チェイス)、
早撃ち、ネッド・ネーデルランダー(マーティン・ショート)
が、悪人たちを次から次へとやっつけて町に平和をもたらし、
お礼の金は受け取らずに去って行く。

これだ! 映画をドキュメンタリーだと思ったカルメンは、
早速スリー・アミーゴスに電報を打つことにした。

どうせ受け取らないからと謝礼を10万ペソとして、
自分の村を荒らす悪人をやっつけてほしいと書くが、金がなく、
文字数を減らされてしまう。

一方のハリウッド、スリー・アミーゴスは前作が興行的に大失敗。
それなのにギャラアップを要求する3人をスタジオは首にしてしまう。

3人に届いた電報は「悪名高い」エル・ガポを倒してというものだったが、
「芝居下手」と勘違いした3人はギャラに目がくらんで引き受ける。

スタジオに入り込んでスリー・アミーゴスの衣装を拝借し、メキシコに向かう。
この後、3人は無事にカルメンと合流。

カルメンの集落までやってくるのはいいが、芝居だと思っている3人と
本物の暴漢一味の行き違いからてんやわんやが巻き起こる。

はたして3人は暴漢を撃破し、村人たちの期待に応えることができるだろうか。

**

「悪名高い」の部分はinfamous(インフォマス)、
「質の悪い」「ひどい」なんて意味もあるので勘違いした、という設定。

**

DVDでの鑑賞。BD未発売。1986年の映画。

王道の展開でそれほど大笑いすることもなく展開。
最後の方で別れ際に「また来るよ」に「何で?」で吹いたくらいか。

アクションも映画だけかと思ったら実際に実力もあったという設定も
今となってはそれほど意外でもなく、ある意味落ち着いて見られる。

村人を悪漢から守る展開が「七人の侍」に似ているとの評価もあるが、
芝居と現実を勘違いしたままの展開は「ギャラクシー・クエスト」や
「ザ・マジックアワー」にもみられるもので、
むしろ「ギャラクシー・クエスト」にコンセプトが酷似していると言ってもいい。
DVDを買った理由もそこにある。

3人とも健在で今も活躍しているが、スティーブ・マーティン以外は
TVが多いようで、あまり見ない。

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