
2011/1/26、よみうりホール。
「How Do You Know」と言う原題からは到底思いつかない度外れ邦題だが、
仮に若い女性をターゲットに考えて付けたとしたら、来客層を見る限り、成功かも知れない。
*
リース・ウィザースプーン、オーウェン・ウィルソン、ポール・ラッド、ジャック・ニコルソン
*
リサ(リース・ウィザースプーン)は小さいころからソフトボール一筋。
全盛期を過ぎ31歳になった今も現役を続けているが、来季の構想から外れ、首寸前。
人気者のメジャーリーガー、マティ(オーウェン・ウィルソン)とお近づきになり、
一夜を共にする。
マティはプレイボーイで、リサをガールフレンドの一人くらいにしか思ってない。
来季のメンバーが発表されないことでイライラしていたところに、
チームメイトの紹介で実業家のジョージ(ポール・ラッド)から変な電話がある。
ジョージはリサに電話した直後、裁判所から詐欺の疑いで召喚されて落ち込み、
当初とは逆にリサを誘い、デートの場所でとても落ち込んでいたが、
リサとの「沈黙の食事」のおかげで少し気を持ち直す。
数日後、心配通り来季メンバーから外され、首になってしまったリサ。
気落ちしてるが、チームメイトが慰めてくれるのが嫌で、
能天気なマティのマンションに転がり込む。
一方、マティと同じマンションに父チャールズ(ジャック・ニコルソン)が住むジョージ。
十中八九起訴される見込みとなって、さらに落ち込んでいるところで、EVでリサと再会。
舞い上がって部屋まで荷物を運ぶが、帰ってきたマティとリサがけんかになって
リサはマンションを出る。
チャンスと見たジョージは引っ越したばかりのアパートへリサを誘う。
果たして、恋の行方は。
**
なんだかなぁ、って感じでした。
キャッチコピーの「人生最悪の日が幸せの始まりだったとしたら」は
違うんじゃないかって気がします。
男二人が女性一人を取り合うってのは定番のストーリーなんでしょうし、
金や名声より真実の愛を選ぶと言うと聞こえはいいですが、結局男二人を振り回しただけ。
マティが良い面の皮です。
また、ジョージにとっては最初で最後の決断に思えますが、リサにとってそうなのかは不明。
ちょっとしたことで切れてマティを袖にしたように、ジョージに切れないとも限りません。
後日談としてジョージに不幸が訪れませんように。
マティは、能天気だし、軽率だったかもしれないし、プレイボーイなのも事実でしょうが、
リサを十分愛していたと思います。
どうせ捨てるなら、もっと早く見切ればいいのにと思いました。
マティじゃないけど「何がいけなかったんだい」
最後のラッピングのくだりも「急かさないで」と言えば済むだけで、
大した理由じゃない様にも思ったのは私だけでしょうか。
それから、ネットで来期メンバー発表は良いとして、プロでしたら、
本人や代理人との交渉もなしに「首」は考えられません。
*
名優をそろえ、1億ドルを超える大予算で製作された映画ですが、
中身は薄っぺらく、全米での興収は3千万ドルと大失敗。
海外はこれから公開されるところが多いようですが、
到底製作費の回収すらできないでしょう。
「How Do You Know」と言う原題からは到底思いつかない度外れ邦題だが、
仮に若い女性をターゲットに考えて付けたとしたら、来客層を見る限り、成功かも知れない。
*
リース・ウィザースプーン、オーウェン・ウィルソン、ポール・ラッド、ジャック・ニコルソン
*
リサ(リース・ウィザースプーン)は小さいころからソフトボール一筋。
全盛期を過ぎ31歳になった今も現役を続けているが、来季の構想から外れ、首寸前。
人気者のメジャーリーガー、マティ(オーウェン・ウィルソン)とお近づきになり、
一夜を共にする。
マティはプレイボーイで、リサをガールフレンドの一人くらいにしか思ってない。
来季のメンバーが発表されないことでイライラしていたところに、
チームメイトの紹介で実業家のジョージ(ポール・ラッド)から変な電話がある。
ジョージはリサに電話した直後、裁判所から詐欺の疑いで召喚されて落ち込み、
当初とは逆にリサを誘い、デートの場所でとても落ち込んでいたが、
リサとの「沈黙の食事」のおかげで少し気を持ち直す。
数日後、心配通り来季メンバーから外され、首になってしまったリサ。
気落ちしてるが、チームメイトが慰めてくれるのが嫌で、
能天気なマティのマンションに転がり込む。
一方、マティと同じマンションに父チャールズ(ジャック・ニコルソン)が住むジョージ。
十中八九起訴される見込みとなって、さらに落ち込んでいるところで、EVでリサと再会。
舞い上がって部屋まで荷物を運ぶが、帰ってきたマティとリサがけんかになって
リサはマンションを出る。
チャンスと見たジョージは引っ越したばかりのアパートへリサを誘う。
果たして、恋の行方は。
**
なんだかなぁ、って感じでした。
キャッチコピーの「人生最悪の日が幸せの始まりだったとしたら」は
違うんじゃないかって気がします。
男二人が女性一人を取り合うってのは定番のストーリーなんでしょうし、
金や名声より真実の愛を選ぶと言うと聞こえはいいですが、結局男二人を振り回しただけ。
マティが良い面の皮です。
また、ジョージにとっては最初で最後の決断に思えますが、リサにとってそうなのかは不明。
ちょっとしたことで切れてマティを袖にしたように、ジョージに切れないとも限りません。
後日談としてジョージに不幸が訪れませんように。
マティは、能天気だし、軽率だったかもしれないし、プレイボーイなのも事実でしょうが、
リサを十分愛していたと思います。
どうせ捨てるなら、もっと早く見切ればいいのにと思いました。
マティじゃないけど「何がいけなかったんだい」
最後のラッピングのくだりも「急かさないで」と言えば済むだけで、
大した理由じゃない様にも思ったのは私だけでしょうか。
それから、ネットで来期メンバー発表は良いとして、プロでしたら、
本人や代理人との交渉もなしに「首」は考えられません。
*
名優をそろえ、1億ドルを超える大予算で製作された映画ですが、
中身は薄っぺらく、全米での興収は3千万ドルと大失敗。
海外はこれから公開されるところが多いようですが、
到底製作費の回収すらできないでしょう。
出てくほど切れるのは理解できません。
>何であんなに製作費が掛かってるのか
私も不思議です。
ギャラにしても高すぎです。
拘束期間もたいしたことないと思うし。
ジョージ・ルーカスだったか、もう1億ドル以上かかる映画は作らないて言ってたし、
スピルバーグだって1億ドルは滅多に掛けません。
特別なセットがあるわけでもなく、
火薬爆薬満載でもないし、
CGふんだんでもなく、3Dでもない。
これで2千万ドルくらいで作ってれば成功ですが、
それより1億ドルも高い映画とは思えません。
確かに何であんなに製作費が掛かってるのか不思議です。(ギャラ?)
ベタベタだし、先も見えるんですが、逆に気楽に見れて笑えたのが良かったです。若干作り手側が狙い過ぎな部分もあって、それが映画を見慣れた評論家の癇に障ったのかもしれません(笑)
ジャック・ニコルソンの最後のシーンは判ります。
やっぱり心底では息子の幸せを願う父というところでしょうか
>作り手の意図が、観る者に全て逆に作用
そういう意味では失敗です。
日本人に理解できないということではなく、
アメリカのユーザの評価も厳しいです。
マティは、私にとっては不気味で、そのマティに共感してしまった箇所が、私にもマイナスに当てはまるので嫌と言った具合でした。
ジャック・ニコルソンもいい仕事してました。
特に最後のシーンが良かった。
おそらく、作り手の意図が、観る者に全て逆に作用してしまった作品なのかもしれません。
私は、結構、楽しかったです^^
この内容でこの程度ならまずまずって気もしますが、製作費120M$ではお話になりません。
ユーザ評価も芳しくありません。
「何がいけなかったんだい?」「それが解らないあなたがダメなの」と言うことなんでしょうが、ちと切ないですよね。
マティーのソフトボールのクビの件も良くわからんです。普通に考えたら代表はプロじゃないんで、別に呼ばれなかったらただそれだけだと思うんですけどね。
正直出演者も辛うじてニコルソンさんに興味があった程度で一応押さえで観たというところ。連休中に深夜で放送していたら、コーヒー片手にぼけーっとみてるかな。(笑)
>マティどこが悪いんじゃい
その通りです。
みんながリサに共感するようだったらどうしよう、と思っていたので安心しました。
>試写だったら
「皆さんはただで見ているのでつまらないなんて言う権利はない」とは「パコと魔法の絵本」の監督の言葉(勿論冗談)ですが、
「つまらなかったら見なかったことにして」(同監督)しまう訳にもいかないので、ガンガン書いちゃいました。
ほんといまいちでしたよ~。
この監督のはほとんど好きなんだけど今回ばかりは。
ほんとオーウェン(マティ)どこが悪いんじゃいと言いたいほどでした、
自己中女でしたよね。
試写だったらまだよかったな(笑)