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ゼフィランサス・カリナタ(サフランモドキ)

2021-06-03 11:06:54 | 花卉草木
ゼフィランサス、つまりタマスダレの仲間です。
何故、和名がサフランモドキなのかはここでも散々書いているので省略。

タマスダレのピンク系は、カリナタのほかにロゼア、タウベルティアナ、リンドレイアナなど、
幾つか種類があるようだ。

元々の土着の和名がある植物ならいざ知らず、輸入植物は入ってきた順序に和名がつけられることが多いのだろう。
また、過去には姿、形など外見で分類していた時期もあるから、生物学的類似とは違う名がつけられたりもする。

カリナタは今は一般的なようだから、なんでモモイロタマスダレじゃないのか、は気になるところだが、
モモイロタマスダレはゼフィランサス・タウベルティアナの和名なので付けられなかった可能性がある。
まあ、同じタマスダレの仲間だし、入ってきた時期の後先もあるだろうから良い悪いではない。

黄色いタマスダレは、サフランモドキの類似種と言うことでキバナサフランモドキと呼ばれる。
我が家でも咲くがゼフィランサス・シトリナの和名。

ところがよく似た種にキバナタマスダレという黄色い花があるが、同じヒガンバナ科でもタマスダレではなく
ステルンベルギア、ステルンベルギア・ルテアになる。

花の時期が違うとか、細かい部分が違うとかいろいろあるらしいが、見た目がそっくりなのと、どれもこれも
レインリリーって呼ばれるから取り違えるのも無理はない。

図鑑などを見ると、AとBでは、Aの方が花が大きいとか、色が濃いとか、匂いが強いとか、Aは秋に咲くがBは春だとか、
色々見分け方が書いてある。

しかし、大きさや色は個体差が大きいし環境にも育て方にもよる。
同じ環境で2種類並べて育ててやっと差が分かるってぐらいじゃないのか。
園芸種だと開花時期を調整して出荷するから、2,3か月ずれてたら咲く時期で見分けるのも難しい。

サフランモドキにしたってキバナタマスダレにしたって、その辺の素人愛好家が名付けたわけではなく、
れっきとした植物学者が間違えているんだろうから素人が間違えてもしょうがないのでは。

さて。カリナタ。
昨日の朝つぼみが付いているのは気づいていたが撮影しなかった。
夜確認したら半開きよりは大きめに開花していた。
少し横向きに咲いていたので支柱を入れてみた。(固定はしてない)


ちなみに横向きに咲くヒガンバナ科の植物にハブランサスと言うこれまた紛らわしい名前の花もある。
夜の写真は横向きに咲いとるじゃないか、と言われそうだがトップのように朝にはしっかり直立していた。

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