2011/9/13 東商ホール。
開演15分ほど前に到着。
前の方はまずまずの入りだが、中段から後は中央通路よりの席が
埋まっているだけで、左右はガラガラだ。
随分と客の入りが悪いように感じるがどうだろうか。
前から4列目くらいの左に陣取る。
周りは映画談議が賑やか。
TOHOシネマズの1か月無料パスの話とか、
ららぽーと横浜、川崎チネチッタなどの話で盛り上がっていた。
**
ラッセル・クロウ、エリザベス・バンクス、ブライアン・デネヒー。
**
冒頭、男(ラッセル・クロウ)が車を疾走させている。
どうやら後部座席には怪我をした男がいるようで「苦しい、息ができない」と呻いている。
やがて、後部座席の男は声を出さなくなり、運転していた男は車をゆっくりと走らせる。
また、中盤の盛り上がりのシーンを持ってくる演出なんだろうな、と思いつつ見る。
*
3年前(THE LAST THREE YEARS)
キャリアウーマンのララ(エリザベス・バンクス)は上司と口げんか、
その夜の夫(ジョン・ブレナン:ラッセル・クロウ)と、
ジョンの弟、ミック(マイケル・ビュイエ)とその彼女の会食も
女同士の口げんかになり、気まずい雰囲気で別れる。
翌朝、朝食の支度をするジョンとララ。
そこへ、警察が乗り込んできて、泣き叫ぶ息子のルークの目の前で、
ララを殺人容疑で逮捕。
ララは上司と口げんかした挙句、駐車場で消火器で上司を撲殺、
そのまま逃げた、と言う容疑だった。
凶器の消火器にララの指紋、現場から車で去るララを目撃した同僚の証言、
ララのコートに被害者の血、
駐車場で(犯人と思われる)女とぶつかったと言う
ララの供述もむなしく有罪となる。
ララは有罪となって郡の刑務所に収監され、
2年経った今もジョンがルークを連れて面会に行く日々だった。
*
3か月前(the last three months)
ジョンは控訴/上告を求め手を尽くすが、友人の弁護士すら
ララの無実を信じておらず熱心に対応してくれない。
結局、上告は棄却され、それを告げに行ったジョンの姿を見たララは
絶望のあまりリストカットに至る。
病院に見舞いに行ったジョンは面会謝絶を押し切って妻に会い、
必ず救い出すと心に誓う。
それからジョンは非合法な手段を使ってでも
ララを奪還するための行動に出る。
7回も脱獄したことを本にしたデーモン・ペニントン(リーアム・ニーソン)
に会って話を聞き、綿密な計画を練ることにした。
ベニントンによれば、脱獄はさほど難しくない。
ヒントになるキーを見つけ出せ。
しかし、問題はそのあとで、どうやって逃げるか、どこへ行くか、
そのために何を用意しておくか。
舞台となったピッツバーグでは、15分で市内の主要道路の封鎖、35分で空港の封鎖、
駅、空港、主要ターミナルに、特徴、似顔絵、写真が配布され、検問が行われる。
アメリカ人観光客のこない海外へ逃げるためのパスポート、
ID、クレジットカードが必要。
銃や機材なども必要、最低3年は暮らせるだけの金、、、、、
全てに金がかかる。
銃、偽造パスポート、合鍵、うまくいくものもあれば失敗するものもある。
少しずつ、少しずつ準備を進めていく。
*
3日前(The Last Three Days)
ある日の面会。
ララはある書類をジョンに見せる。
それは、3日後に、より警備が厳しい長期囚の収監される監獄への移送の通知だった。
余裕は3日。
逃亡のための金も尽き、時間も厳しい。
切羽詰まったジョンの取った行動は、
果たしてジョンはララを脱獄させ、逃亡することができるだろうか。
***
まずまず面白かつた。
中盤までは、ラッセル・クロウの思惑はことごとく外れ、
仕掛けは失敗し追い詰められていくが、最後に畳み掛け、
伏線を回収しつつ、捜査官との駆け引きが繰り広げられる。
どうやって網を潜り抜けていくのか、偶然やラッキーではなく、
計算された囮情報で時間を稼ぎ、捜査の裏をかくところが面白い。
**
ジョンの父親役、ブライアン・デネヒーは、「ランボー」の保安官。
寡黙なオヤジながら、息子(ラッセル・クロウ)の決意を察するところなど好演。
マイケル・ビュイエは、「ミステリー・アラスカ」でも
ラッセル・クロウと共演しているが、どことなく兄弟っぽい感じが出ていた。
3歳児(ララ逮捕時)のルークは出番がちょっとなのに、双子を使っているらしい。
子どもの労働条件には厳しいハリウッドらしい扱い。
日本ももう少し厳しくする必要はないか。
子役を酷使しすぎる気がするのも私だけだろうか。
*
邦題を原題に合わせて「ネクスト・スリーデイズ」とする必要はないと思うが、
字幕で「The Last Three XXXX」と出すこととの語呂合わせと言うか、
合わせ方は邦題からは思いつかない。
開演15分ほど前に到着。
前の方はまずまずの入りだが、中段から後は中央通路よりの席が
埋まっているだけで、左右はガラガラだ。
随分と客の入りが悪いように感じるがどうだろうか。
前から4列目くらいの左に陣取る。
周りは映画談議が賑やか。
TOHOシネマズの1か月無料パスの話とか、
ららぽーと横浜、川崎チネチッタなどの話で盛り上がっていた。
**
ラッセル・クロウ、エリザベス・バンクス、ブライアン・デネヒー。
**
冒頭、男(ラッセル・クロウ)が車を疾走させている。
どうやら後部座席には怪我をした男がいるようで「苦しい、息ができない」と呻いている。
やがて、後部座席の男は声を出さなくなり、運転していた男は車をゆっくりと走らせる。
また、中盤の盛り上がりのシーンを持ってくる演出なんだろうな、と思いつつ見る。
*
3年前(THE LAST THREE YEARS)
キャリアウーマンのララ(エリザベス・バンクス)は上司と口げんか、
その夜の夫(ジョン・ブレナン:ラッセル・クロウ)と、
ジョンの弟、ミック(マイケル・ビュイエ)とその彼女の会食も
女同士の口げんかになり、気まずい雰囲気で別れる。
翌朝、朝食の支度をするジョンとララ。
そこへ、警察が乗り込んできて、泣き叫ぶ息子のルークの目の前で、
ララを殺人容疑で逮捕。
ララは上司と口げんかした挙句、駐車場で消火器で上司を撲殺、
そのまま逃げた、と言う容疑だった。
凶器の消火器にララの指紋、現場から車で去るララを目撃した同僚の証言、
ララのコートに被害者の血、
駐車場で(犯人と思われる)女とぶつかったと言う
ララの供述もむなしく有罪となる。
ララは有罪となって郡の刑務所に収監され、
2年経った今もジョンがルークを連れて面会に行く日々だった。
*
3か月前(the last three months)
ジョンは控訴/上告を求め手を尽くすが、友人の弁護士すら
ララの無実を信じておらず熱心に対応してくれない。
結局、上告は棄却され、それを告げに行ったジョンの姿を見たララは
絶望のあまりリストカットに至る。
病院に見舞いに行ったジョンは面会謝絶を押し切って妻に会い、
必ず救い出すと心に誓う。
それからジョンは非合法な手段を使ってでも
ララを奪還するための行動に出る。
7回も脱獄したことを本にしたデーモン・ペニントン(リーアム・ニーソン)
に会って話を聞き、綿密な計画を練ることにした。
ベニントンによれば、脱獄はさほど難しくない。
ヒントになるキーを見つけ出せ。
しかし、問題はそのあとで、どうやって逃げるか、どこへ行くか、
そのために何を用意しておくか。
舞台となったピッツバーグでは、15分で市内の主要道路の封鎖、35分で空港の封鎖、
駅、空港、主要ターミナルに、特徴、似顔絵、写真が配布され、検問が行われる。
アメリカ人観光客のこない海外へ逃げるためのパスポート、
ID、クレジットカードが必要。
銃や機材なども必要、最低3年は暮らせるだけの金、、、、、
全てに金がかかる。
銃、偽造パスポート、合鍵、うまくいくものもあれば失敗するものもある。
少しずつ、少しずつ準備を進めていく。
*
3日前(The Last Three Days)
ある日の面会。
ララはある書類をジョンに見せる。
それは、3日後に、より警備が厳しい長期囚の収監される監獄への移送の通知だった。
余裕は3日。
逃亡のための金も尽き、時間も厳しい。
切羽詰まったジョンの取った行動は、
果たしてジョンはララを脱獄させ、逃亡することができるだろうか。
***
まずまず面白かつた。
中盤までは、ラッセル・クロウの思惑はことごとく外れ、
仕掛けは失敗し追い詰められていくが、最後に畳み掛け、
伏線を回収しつつ、捜査官との駆け引きが繰り広げられる。
どうやって網を潜り抜けていくのか、偶然やラッキーではなく、
計算された囮情報で時間を稼ぎ、捜査の裏をかくところが面白い。
**
ジョンの父親役、ブライアン・デネヒーは、「ランボー」の保安官。
寡黙なオヤジながら、息子(ラッセル・クロウ)の決意を察するところなど好演。
マイケル・ビュイエは、「ミステリー・アラスカ」でも
ラッセル・クロウと共演しているが、どことなく兄弟っぽい感じが出ていた。
3歳児(ララ逮捕時)のルークは出番がちょっとなのに、双子を使っているらしい。
子どもの労働条件には厳しいハリウッドらしい扱い。
日本ももう少し厳しくする必要はないか。
子役を酷使しすぎる気がするのも私だけだろうか。
*
邦題を原題に合わせて「ネクスト・スリーデイズ」とする必要はないと思うが、
字幕で「The Last Three XXXX」と出すこととの語呂合わせと言うか、
合わせ方は邦題からは思いつかない。
あはは、あの子供は双児なんですね~
最初の方のテンポもっとよくして切ってしまえば2時間超えにならずにすっきり集中出来てもっとよかったと思います(偉そう 笑)
途中から面白くなったけどほんとにあの侵入の技、ネットで調べて鍵削ったりすごい。映画みてヤる人いるかな? 笑
そうなんですよ、そんなに出番ないのに。
赤ん坊がもっと出てくる映画では三つ子のこともあるようです。
前半は確かに長かったですね。
なかなか「3日」になりませんでした。
素人の計画ということで、しくじるところがポイントでした。
あのボクちゃん、双子ですかー。ちょっとしか出ていなかったのにね。
いきなり警察が入ってきて、泣いちゃうシーンはかわいそうでした^^;
同感です。
思いっきり泣いてましたもんね。
TB&コメントをいただき、ありがとうございます。
おっしゃるように、ブライアン・デネヒーは、「寡黙なオヤジながら、息子の決意を察するところなど好演」していて印象に残りました(特に、日本人にはよく分かる感じなのではないでしょうか)。
また、「3歳児のルークは出番がちょっとなのに、双子を使っているらしい」との情報には驚きました。
逆に日本では、芦田愛菜についてTV各局の争奪戦が激化し、多忙で過労気味なのか、笑顔さえうまく作れない様子も見られた、との情報も流れているようです!
本来、児童労働禁止の対象年齢ですが、
タレントは適用外なのは良いとして、
労働条件をもっと厳密にするべきではないでしょうか。
子役の活躍を手放しで喜ぶ視聴者も問題ですが、
流行っていれば何でもいい的な考えがメディアにあるとすれば、
作り手としてのモラルが問われます。