USLPGA ファイナルQS 結果

宮里藍は、最終日イーブンパー、トータル１７アンダーで５日間の競技を終え、
当然のように、トップでＱＳを通過し、来シーズンのＵＳＬＰＧＡシード権を獲得した。

２位とは１２打差の新記録、ぶっちぎりの優勝で賞金は６千ドル。
（７０万くらい、今回の遠征費をカバーした程度か）
なお、賞金総額は５万ドル、１４位タイまでの１５選手が賞金を手に入れた。

５日間ともオーバーパーにならなかった選手は宮里藍だけ。
イーブンパーだと調子が悪かったのかと思ってしまうんだから、
（本人もいまいちとか言ってましたけど）ちょっと図抜けている。

２位は、昨日の４位からひとつ戻したリー・アン・ウォーカー＝クーパーと
８位タイからランクアップしたリビー・スミス。

諸見里しのぶは７０で回り通算２アンダー、９位タイで、堂々のシード権獲得。
賞金もついでに書くと２７５０ドル。（３０万円ちょい）

ＵＳＬＰＧＡはプレビューで、モーガン・プレッセル、ブリタニー・ラング、
宮里藍、そしてルイーズ・ストールの４人を取り上げていた。

優勝候補といわれたモーガン・プレッセルは６位タイ。

９月のＱＳで宮里藍を抑えてトップ通過だったブリタニー・ラングは、２２位タイ。
２２位タイには７人がおり、３ホールのプレーオフの末、３人がシードに入った。

ブリタニー・ラングはここに滑り込んだが、
ＵＳＬＰＧＡ一押しの可愛い子ちゃんプレーヤー、エリカ・ブラスバーグは、
プレーオフで破れ、シード獲得はならなかった。

注目されていた４人目の選手、スエーデンのルイーズ・ストールは１１位タイだった。

２５位以下については、
すでに優先権のある（ノンシードのツアー参加登録選手）９人と、
メディカル（詳細不明）の２人を除いて、１１オーバーまでの３６人が、優先権を獲得。
リンダ・イシイ（石井明子）も２９番手としてこの中に入った。

細かくはよく判らないが、出場選手にキャンセルがあったときのリザーブでしょうから、
３０番くらいでは回ってくるチャンスは薄いと思うし、
ただ待つよりマンデーから這い上がるほうがモチベーションは上がるだろう。
まあ、毎回マンデーも辛いし、トーナメントによってはチャンスもあるだろうけど。

＊

さて、ＵＳＬＰＧＡの来シーズンにも少し触れておこう。

幕開けは、ご承知の通り、
１/２０～２２の第２回女子ゴルフワールドカップ。
日本チームは宮里藍と横峯さくらのペアで連覇に挑む。

そのつぎは、２/１６～１８、ハワイのＳＢＳオープン。

翌週（２/２３～２５）もハワイで、フィールズオープン。
これには横峯さくらも出るから楽しみだ。
（大山志保、藤井かすみ、茂木宏美も出る予定）

また、詳しくはそのうちに。