2016/11/3。109シネマズ木場。
木場(IMAX2D)と豊洲(オーシャンスクリーン、2D)で迷った。
スクリーンサイズは豊洲のほうが横幅が大きいし、コスパ的には豊洲だが、
もともとこの映画がIMAX版でアスペクト比がシネスコではなく
IMAXサイズになっているらしいことと、休日の豊洲は激混み
(駐車場に入るのが大変)なので、結果的には木場を選択。
**
トム・ハンクス、フェリシティー・ジョーンズ、ベン・フォスター、イルファン・カーン。
**
冒頭は一人の男性(ベン・フォスター)を数人の男性が追うシーン。
追い詰められた男はバディア・フィオレンティーナ教会の尖塔に登り、後がなくなる。
追ってきたブシャール(オマール・シー)が問い詰めると男は尖塔から身を投げて死ぬ。
*
地獄のような悪夢にうなされていたロバート・ラングドン(トム・ハンクス)は病室で目が覚める。
主治医のシエナ(フェリシティー・ジョーンズ)は、ラングドンは銃撃を受けケガをしたという。
記憶ではボストンにいるはずが病院はイタリアのフィレンツェ、日付も2日経っていた。
混乱するラングドンを婦人警察官が襲う。
シエナは咄嗟にラングドンを連れて逃げ自宅に連れていく。
シエナは意識もうろうとするラングドンに着替えるよう促す。
ラングドンはシエナが服を取りに行った隙にPCでメールをチェック。
イニャッツィオから「会えなかったが心配ないか、盗んだものはパラダイス25」とあった。
ラングドンはジャケットのポケットにバイオハザードマークの筒を見つける。
ラングドンの指紋で開くその筒の中には人骨で包まれた超小型プロジエクターがあり、
投射するとボッチチェリの地獄階層図が現れた。
その右端に「真実は死者の目を通してのみ見える。ゾブリスト」と書きこまれていた。
地獄階層図にはさらにオリジナルにはないアルファベットがいくつも書かれていた。
ゾブリスト(ベン・フォスター)は人口爆発に警鐘を鳴らし、
事を起こすべきだと訴える大富豪で3日ほど前に墜落死した人物だった。
ラングドンはアメリカ領事館に連絡するが、現れたのは病院で襲ってきた婦人警官。
一方、ゾブリストを追っていたブシャールの一味も車でアパートに接近する。
シエナは、ラングドンを連れて逃げる。
地獄階層図に掛かれていたアルファベットは「CERCA TRAVO」
イタリア語で「SEEK and FIND」とわかり、ラングドンの謎解きが始まる。
二人はフィレンツェのベッキオ宮殿、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドォーモ)、
ベネチアのサンマルコ大聖堂と移動しながらソブリストの残した謎を解いていく。
ソブリストの謎が示すものは一体何なのか、そしてそれはどこにあるのか。
ラングドンを追う一味の正体は、そしてそれは敵か味方か。
**
謎解きが面白く、宗教じみてもいないし、容器に閉じ込められた反物質が盗まれるとか、
瀕死の被害者がわざわざ全裸になってダビンチの「ウィトルウィウス的人体図」を模して死ぬなど、
突拍子もない設定に比べるとまとも。
逆に言うと、コンクラーベの教皇候補が次々と殺害されるとか、
キリストの末裔が存在するなどの物議を醸す設定はないのでその意味での騒ぎは起こりそうもない。
だからと言ってこじんまりとまとまっている感はなく、十分面白かった。
しかしながら、全米での興行成績はいまいちで、この分ではシリーズの続編製作が危ぶまれる。
*
最初に思ったのは、ウィルス入りの袋は爆弾で破裂させなくても、水溶性の容器などに入れて
時間が経てば勝手に撒き散らせるものにしたらいいんじゃないか、ということだった。
実際、原作ではそうなっているらしい。
さらに原作の結末は映画とはかなり違っているようだ。
しかし、それだと映画的にはきれいに終われないので、結末を変えたのではないだろうか。
もとより原作は原作、映画は映画であり、原作をなぞるのが映画の役割ではないので、
登場人物が端折られていたり、設定が変わったりしているのも、当然と言えば当然。
**
こういう類の映画では名所めぐり的な展開になるのはある意味常道だが、
謎解きサスペンスがうまく機能しており、知識のない自分にも十分楽しめた。
その点「××の館」のような何のための名所めぐりかさっぱり要領を得ない映画とは格段の差。
*
プロジェクターは字幕では「ポインタ」となっていたが、
鑑賞中はそれが何か理解できなかった。
一説によれば「ファラデー・ポンインタ」というらしいが、ググっても
「ファラデー・ポンインタ」「ポンインタ」とは何かは分からなかった。
木場(IMAX2D)と豊洲(オーシャンスクリーン、2D)で迷った。
スクリーンサイズは豊洲のほうが横幅が大きいし、コスパ的には豊洲だが、
もともとこの映画がIMAX版でアスペクト比がシネスコではなく
IMAXサイズになっているらしいことと、休日の豊洲は激混み
(駐車場に入るのが大変)なので、結果的には木場を選択。
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トム・ハンクス、フェリシティー・ジョーンズ、ベン・フォスター、イルファン・カーン。
**
冒頭は一人の男性(ベン・フォスター)を数人の男性が追うシーン。
追い詰められた男はバディア・フィオレンティーナ教会の尖塔に登り、後がなくなる。
追ってきたブシャール(オマール・シー)が問い詰めると男は尖塔から身を投げて死ぬ。
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地獄のような悪夢にうなされていたロバート・ラングドン(トム・ハンクス)は病室で目が覚める。
主治医のシエナ(フェリシティー・ジョーンズ)は、ラングドンは銃撃を受けケガをしたという。
記憶ではボストンにいるはずが病院はイタリアのフィレンツェ、日付も2日経っていた。
混乱するラングドンを婦人警察官が襲う。
シエナは咄嗟にラングドンを連れて逃げ自宅に連れていく。
シエナは意識もうろうとするラングドンに着替えるよう促す。
ラングドンはシエナが服を取りに行った隙にPCでメールをチェック。
イニャッツィオから「会えなかったが心配ないか、盗んだものはパラダイス25」とあった。
ラングドンはジャケットのポケットにバイオハザードマークの筒を見つける。
ラングドンの指紋で開くその筒の中には人骨で包まれた超小型プロジエクターがあり、
投射するとボッチチェリの地獄階層図が現れた。
その右端に「真実は死者の目を通してのみ見える。ゾブリスト」と書きこまれていた。
地獄階層図にはさらにオリジナルにはないアルファベットがいくつも書かれていた。
ゾブリスト(ベン・フォスター)は人口爆発に警鐘を鳴らし、
事を起こすべきだと訴える大富豪で3日ほど前に墜落死した人物だった。
ラングドンはアメリカ領事館に連絡するが、現れたのは病院で襲ってきた婦人警官。
一方、ゾブリストを追っていたブシャールの一味も車でアパートに接近する。
シエナは、ラングドンを連れて逃げる。
地獄階層図に掛かれていたアルファベットは「CERCA TRAVO」
イタリア語で「SEEK and FIND」とわかり、ラングドンの謎解きが始まる。
二人はフィレンツェのベッキオ宮殿、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドォーモ)、
ベネチアのサンマルコ大聖堂と移動しながらソブリストの残した謎を解いていく。
ソブリストの謎が示すものは一体何なのか、そしてそれはどこにあるのか。
ラングドンを追う一味の正体は、そしてそれは敵か味方か。
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謎解きが面白く、宗教じみてもいないし、容器に閉じ込められた反物質が盗まれるとか、
瀕死の被害者がわざわざ全裸になってダビンチの「ウィトルウィウス的人体図」を模して死ぬなど、
突拍子もない設定に比べるとまとも。
逆に言うと、コンクラーベの教皇候補が次々と殺害されるとか、
キリストの末裔が存在するなどの物議を醸す設定はないのでその意味での騒ぎは起こりそうもない。
だからと言ってこじんまりとまとまっている感はなく、十分面白かった。
しかしながら、全米での興行成績はいまいちで、この分ではシリーズの続編製作が危ぶまれる。
*
最初に思ったのは、ウィルス入りの袋は爆弾で破裂させなくても、水溶性の容器などに入れて
時間が経てば勝手に撒き散らせるものにしたらいいんじゃないか、ということだった。
実際、原作ではそうなっているらしい。
さらに原作の結末は映画とはかなり違っているようだ。
しかし、それだと映画的にはきれいに終われないので、結末を変えたのではないだろうか。
もとより原作は原作、映画は映画であり、原作をなぞるのが映画の役割ではないので、
登場人物が端折られていたり、設定が変わったりしているのも、当然と言えば当然。
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こういう類の映画では名所めぐり的な展開になるのはある意味常道だが、
謎解きサスペンスがうまく機能しており、知識のない自分にも十分楽しめた。
その点「××の館」のような何のための名所めぐりかさっぱり要領を得ない映画とは格段の差。
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プロジェクターは字幕では「ポインタ」となっていたが、
鑑賞中はそれが何か理解できなかった。
一説によれば「ファラデー・ポンインタ」というらしいが、ググっても
「ファラデー・ポンインタ」「ポンインタ」とは何かは分からなかった。
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