井川Ｋ、久々の先発で５回無失点も勝敗なし。

大リーグ、ニューヨーク・ヤンキースの井川慶は、
現地時間、９/２５のタンパベイ・デビルレイズ戦で２か月ぶりとなる先発。

５回を投げ、被安打２とまずまずの好投で無失点。

５回２安打なのに、「まずまずの好投」と書いたのは、
四球５とノーコンがあまり改善されていないから。

試合は初回にジーターの２塁打で１点、
３回にＡ．ロッドの満塁ホームランで４点、
５回を終わって、５対０でヤンキースがリード。

当然、井川の３勝目かと思ったが、リリーフ陣ボロボロ。

６回裏、２番手ラミレスが四球、ファーストフライの後、
２塁打でまず１点、また四球で、早々と交代。

３番手のブルーニーが四球で満塁、次を三振で２死になったものの、
岩村に押し出しの四球で２死満塁が続く。

解説の梨田氏が、「これは負け試合のパターンです。」と言ったとたん、
続くバレンディアに今季第１号の満塁ホームランを食らう。

これでこの回、一気に６点で逆転！

井川の勝利も吹っ飛んでしまった。

井川の四球は確かに多かったが、
ラミレス、ブルーニーが１イニングで４四球、
わずか２安打で６失点となったため、
逆に井川の好投が光る結果となった。

井川慶のレギュラーシーズンの次回登板の予定はないが、
プレーオフでは投げるだろうし、
クレメンスの状態如何では、９/３０最終戦ボルチモア・オリオールズ戦で、
井川慶がロジャー・クレメンスの代わりに出るかもしれない。