ビヨンセ、ジェイミー・フォックス、エディ・マーフィー、
そして、公開に合わせて来日したジェニファー・ハドソン。
有名なハリウッド・ミュージカルの映画化。
*** 感想ここから
エンディングまで、書いてありますので、見たくない方は、
これ以降は読まないか、「ここまで」と書いてあるところまで、
読み飛ばしてください。
*
*
*
舞台はデトロイト、新人タレントコンテストの会場。
時間に遅れ、失格になりかける女の子3人組、ドリーメッツ。
ディーナ(ビヨンセ)エフィー(ジェニファー・ハドソン)ローレル(アニカ・ノニ・ローズ)
カーティス(ジェイミー・フォックス)がごり押しで出場させる。
一方、ベテランR&Bシンガーのジミー(エディ・マーフィー)は、
またもバック・コーラスの女の子に手を出して逃げられる。
ドリーメッツは圧倒的な歌唱力を持ちながら、またもコンテストに敗れるが、
カーティスが近づいてきて、ジミーのバック・コーラスに雇う。
カーティスもまた、ジミーのスタッフに食い込むことを狙っていたのだ。
バック・コーラスで巡業を続けるうちにどんどんきれいになっていく3人組。
そうこうするうち、エフィーとカーティス、ローレルとジミーは恋仲になる。
(ジミーは不倫)
カーティスはジミーがマンネリで人気下降気味なのを打破するため、
エフィーの弟のCC(キース・ロビンソン)に曲を作らせるが、
白人の歌手にパクられてしまう。
頭に来たカーティスは、レインボウ・レコードを設立、
汚い手を使って、レコードセールスの上位に食い込んでいく。
R&Bやソウルでは限界があると見たカーティスは、
ジミーを白人の牙城であるマイアミで勝負させるが、女性に嫌悪され失敗。
逆に男性の関心がディーナにあるとみて、
ドリーメッツをドリームスに改名、
リードボーカルをエフィーからディーナに替え、勝負に打って出る。
これが大当たり。
ドリームスは破竹の勢いで人気を伸ばしていくが、
リードから外されたエフィーの不満は募っていく。
大晦日の大舞台の日。
エフィーはみんなに内緒で病院に行き、リハーサルに遅れる。
カーティスはエフィーを切り、事務員のミシェル(シャロン・リール)を入れる。
大げんかとなって、エフィーはドリームスを離れ、
ドリームスは、もともとディーナ、ローレル、シャロンの3人組だったように
その過去までも作り替えられていく。
一方、ジミーは、バラードばかり歌わされるのが嫌で、生放送で失態を演じ、
カーティスに首を切られて、ますます落ちぶれていく。
数年後、カーティスとディーナは結婚、
ディーナ・ジョーンズ&ドリームスもポップス界の頂点に上り詰める。
しかし、みんな何か満たされない。
CCは低迷するジミーにソウルフルな曲を書くが、カーティスは受け入れない。
失意のジミーはドラッグで死に、CCもカーティスの下を離れる。
そのころ、女の子を一人で育てているエフィーも自堕落な生活から抜け出し、
クラブ歌手として再出発しようとしていた。
CCはエフィーに曲を書き、レコードを出すが、
カーティスは権利を盾に曲をカバーし、ディーナに歌わせて、つぶそうとする。
ディーナは、成長した女性としての自分を認めないカーティスが嫌になる。
そして、カーティスがエフィーをつぶそうとしたことを知って傷つき、
またその子、マジックのことも知って、カーティスの元から去っていく。
ドリームス解散コンサートの日。
報道陣には次のスターはこの子さ、と新人歌手を紹介するカーティス。
ドリームスの解散コンサート。
いよいよ、最後の曲。
ディーナは「本当のドリームスは3人ではなく、4人です。」と紹介し、
エフィーを入れて、ドリームスのデビュー曲を歌い上げるのだった。
*
*
*
*
「感想はここまでです」
*
*** 「ここまで」
以前にも書いたと思うが、ドリームガールズのサントラを買った。
もう何度となく聞いたので、曲はすべて自分の中ではおなじみのものばかり。
ただ、どういうシーンで歌われているのか、
誰が歌っているのかも判らないものもあったが、
それがすべて氷解した。
なぜ同じ曲が曲調と歌い手を替えて歌われるのかも判った。
ミュージカルなので、セリフが突然歌になる場面もなくはないが、
前半はそれを極力抑えてあり、大きな違和感はない。
大ヒットしたミュージカルでは、映画化で舞台のイメージが壊れることを
恐れる人が多いようだが、「シカゴ」「プロデューサーズ」と
この「ドリームガールズ」と、いずれもよくできており、
映画化が失敗するか否かは、当然のことではあろうが、
出演者と監督によるところが大きいと思われる。
ジェニファー・ハドソンの存在感は大きく、主演扱いでもおかしくない。
オスカー助演女優賞最有力候補であることは間違いない。
ドリームスのモデルは、スプリームスと言われる。
(スープリームス、シュープリームスとも書く)
ダイアナ・ロス、メアリー・ウィルソン、フローレンス・バラードの3人組は、
リードボーカルをダイアナ・ロスにして人気が爆発。
後にフローレンス・バラードが抜けてシンディ・バードソングが加入。
フローレンス・バラードは、ソロ活動を行うがぱっとせず、
二度とスプリームスに復帰することなく、32歳で病死。
ダイアナ・ロスは、その後ソロに転向。
残った2人は、ジーン・テレルを加えてスプリームスを継続するが、
ヒットに恵まれず、数年後に解散してしまった。
ダイアナ・ロスは今62歳。
存命で、ビヨンセも撮影前に会いに行ったそうだ。
そして、公開に合わせて来日したジェニファー・ハドソン。
有名なハリウッド・ミュージカルの映画化。
*** 感想ここから
エンディングまで、書いてありますので、見たくない方は、
これ以降は読まないか、「ここまで」と書いてあるところまで、
読み飛ばしてください。
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舞台はデトロイト、新人タレントコンテストの会場。
時間に遅れ、失格になりかける女の子3人組、ドリーメッツ。
ディーナ(ビヨンセ)エフィー(ジェニファー・ハドソン)ローレル(アニカ・ノニ・ローズ)
カーティス(ジェイミー・フォックス)がごり押しで出場させる。
一方、ベテランR&Bシンガーのジミー(エディ・マーフィー)は、
またもバック・コーラスの女の子に手を出して逃げられる。
ドリーメッツは圧倒的な歌唱力を持ちながら、またもコンテストに敗れるが、
カーティスが近づいてきて、ジミーのバック・コーラスに雇う。
カーティスもまた、ジミーのスタッフに食い込むことを狙っていたのだ。
バック・コーラスで巡業を続けるうちにどんどんきれいになっていく3人組。
そうこうするうち、エフィーとカーティス、ローレルとジミーは恋仲になる。
(ジミーは不倫)
カーティスはジミーがマンネリで人気下降気味なのを打破するため、
エフィーの弟のCC(キース・ロビンソン)に曲を作らせるが、
白人の歌手にパクられてしまう。
頭に来たカーティスは、レインボウ・レコードを設立、
汚い手を使って、レコードセールスの上位に食い込んでいく。
R&Bやソウルでは限界があると見たカーティスは、
ジミーを白人の牙城であるマイアミで勝負させるが、女性に嫌悪され失敗。
逆に男性の関心がディーナにあるとみて、
ドリーメッツをドリームスに改名、
リードボーカルをエフィーからディーナに替え、勝負に打って出る。
これが大当たり。
ドリームスは破竹の勢いで人気を伸ばしていくが、
リードから外されたエフィーの不満は募っていく。
大晦日の大舞台の日。
エフィーはみんなに内緒で病院に行き、リハーサルに遅れる。
カーティスはエフィーを切り、事務員のミシェル(シャロン・リール)を入れる。
大げんかとなって、エフィーはドリームスを離れ、
ドリームスは、もともとディーナ、ローレル、シャロンの3人組だったように
その過去までも作り替えられていく。
一方、ジミーは、バラードばかり歌わされるのが嫌で、生放送で失態を演じ、
カーティスに首を切られて、ますます落ちぶれていく。
数年後、カーティスとディーナは結婚、
ディーナ・ジョーンズ&ドリームスもポップス界の頂点に上り詰める。
しかし、みんな何か満たされない。
CCは低迷するジミーにソウルフルな曲を書くが、カーティスは受け入れない。
失意のジミーはドラッグで死に、CCもカーティスの下を離れる。
そのころ、女の子を一人で育てているエフィーも自堕落な生活から抜け出し、
クラブ歌手として再出発しようとしていた。
CCはエフィーに曲を書き、レコードを出すが、
カーティスは権利を盾に曲をカバーし、ディーナに歌わせて、つぶそうとする。
ディーナは、成長した女性としての自分を認めないカーティスが嫌になる。
そして、カーティスがエフィーをつぶそうとしたことを知って傷つき、
またその子、マジックのことも知って、カーティスの元から去っていく。
ドリームス解散コンサートの日。
報道陣には次のスターはこの子さ、と新人歌手を紹介するカーティス。
ドリームスの解散コンサート。
いよいよ、最後の曲。
ディーナは「本当のドリームスは3人ではなく、4人です。」と紹介し、
エフィーを入れて、ドリームスのデビュー曲を歌い上げるのだった。
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「感想はここまでです」
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*** 「ここまで」
以前にも書いたと思うが、ドリームガールズのサントラを買った。
もう何度となく聞いたので、曲はすべて自分の中ではおなじみのものばかり。
ただ、どういうシーンで歌われているのか、
誰が歌っているのかも判らないものもあったが、
それがすべて氷解した。
なぜ同じ曲が曲調と歌い手を替えて歌われるのかも判った。
ミュージカルなので、セリフが突然歌になる場面もなくはないが、
前半はそれを極力抑えてあり、大きな違和感はない。
大ヒットしたミュージカルでは、映画化で舞台のイメージが壊れることを
恐れる人が多いようだが、「シカゴ」「プロデューサーズ」と
この「ドリームガールズ」と、いずれもよくできており、
映画化が失敗するか否かは、当然のことではあろうが、
出演者と監督によるところが大きいと思われる。
ジェニファー・ハドソンの存在感は大きく、主演扱いでもおかしくない。
オスカー助演女優賞最有力候補であることは間違いない。
ドリームスのモデルは、スプリームスと言われる。
(スープリームス、シュープリームスとも書く)
ダイアナ・ロス、メアリー・ウィルソン、フローレンス・バラードの3人組は、
リードボーカルをダイアナ・ロスにして人気が爆発。
後にフローレンス・バラードが抜けてシンディ・バードソングが加入。
フローレンス・バラードは、ソロ活動を行うがぱっとせず、
二度とスプリームスに復帰することなく、32歳で病死。
ダイアナ・ロスは、その後ソロに転向。
残った2人は、ジーン・テレルを加えてスプリームスを継続するが、
ヒットに恵まれず、数年後に解散してしまった。
ダイアナ・ロスは今62歳。
存命で、ビヨンセも撮影前に会いに行ったそうだ。
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