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映画「グランド・イルージョン」@109シネマズ木場

2013-11-02 11:58:12 | 映画感想
2013/10/28、109シネマズ木場、シアター2。

ここはIMAXシアターだが、映画はIMAX版ではないので、
「IMAX版ではありません」のお断わりつき。

良い席(ポイントカード会員は普通料金)で見る。
IMAX版は良い席(L、M列)より前の一般席のI、J列が大迫力だが、
非IMAX版の場合はL列で丁度良いかも。



ジェシー・アイゼンバーグ、マーク・ラファロ、ウッディ・ハレルソン、
アイラ・フィッシャー、デイブ・フランコ、
モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、メラニー・ロラン。



アトラス(ジェシー・アイゼンバーグ)はクローズアップ・マジックの天才。
メリット(ウッディ・ハレルソン)はメンタリスト・マジックで小銭を稼ぐ。
ヘンリー(アイラ・フィッシャー)は脱出マジックの天才。
ジャック(デイブ・フランコ)はカードを操り、人の財布をかすめ取る。

そんな4人に近づく一人の男。
姿を見せずに4人に伝説のマジシャン結社「ジ・アイ」を記した
タロットカードを託し、一か所に集める。



1年後、4人は「フォア・ホースメン」としてラスベガスの舞台にいた。
スポンサーであるトレスラー(マイケル・ケイン)を紹介し、
これから銀行強盗をやると宣言して、一人の観客男性を舞台に呼び寄せる。

男性はフランス人でたまたま自分の取引のあるフランスの銀行を指定。
機械に乗せられた次の瞬間、男性の姿は消失。

男性はどこかの金庫室に出現、札束が舞い上がって換気口に吸い込まれ、
ラスベガスの舞台に降ってきた。

フランスのその銀行では実際に札束が消失し、サインされたカードが残っていた。
銀行強盗として捜査が開始される。

担当刑事はローズ(マーク・ラファロ)、
インターポールのアルマ・ドレイ(メラニー・ロラン)が相棒。

気乗りのしないローズをよそにドレイは何か秘密を抱えているようだった。

ローズは4人を逮捕し尋問するが証拠はなく、あっさりと釈放。

会場でショウを撮影していたディウス・ブラッドリー(モーガン・フリーマン)は、
元マジシャンでネタばらしを商売にしていた。

ローズは今回のトリック解明をブラッドリーに依頼する。

ブラッドリーはすべて事前に仕掛けが用意されたものだと指摘、
更にフォア・ホースメンを追い詰めるとうそぶく。

果たしてフォア・ホースメンの仕掛けるマジックとは。
冒頭出てきた黒幕の正体は。

どうでもいいようなカットも全てが伏線となって物語は展開していく。



細かい点では展開に無理もある(偶然性が強すぎる)が、スピーディで、
やや反則気味だが誰が黒幕か分かりにくい点で最後まで面白かった。

マジックのネタは観客からは見えないが、マジシャンの後ろから見ればバレバレ。
騙される観客をローズやドレイだとしても、
一般人、一般車、は観客の反対側にいるのだから仕掛けとしてはまずい。

全部のマジックのネタばらしをやる必要はないにしても疑問は残る。

最初の金庫泥棒にしても、どうやってあの観客を舞台に戻したのか。

鏡のトリックは「近づけば近づくほど真実が見えなくなる」のではなく、
近づけばばれる。



当初の計画では4人はもっと年配の役者の予定だったらしい。(しかも女性なし)

ジェシー・アイゼンバーグはものすごい早口だった。
「ソーシャル・ネットワーク」の時はマーク・ザッカーバーグの真似だと思っていたが、素だった。

デイブ・フランコ。
ジェームズ・フランコの弟だったりしてね、と冗談めかして言っていたら本当にそうだった。

メラニー・ロランは「イングロリアス・バスターズ」のヒロイン、ショシャーナ。

冒頭4人を招聘する4枚のタロットカードは、
アトラス:恋人=LOVERS、
メリット:隠者=HERMIT、
ヘンリー:女教皇=PRIESTESS、
ジャック:死神=DEATH


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