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放送大学単位認定試験

2020-01-26 23:54:01 | 学習・資格
放送大学は正規の通信制大学です。
四年制大学と大学院があり、卒業すればそれぞれ、学士、修士、博士の資格が得られます。
大学院には選考試験がありますが、大学は書類審査のみで入学試験はありません。

大学は1学部1学科6コースとなっており、18歳以上の大学入学資格を持つ人ならだれでも入れます。
高校中退などで大学入学資格がなくても専科履修生(特定の科目を取る学生)として入学し、一定の条件を満たせば
全科履修生(大学卒業資格=学士取得を目指す学生)として入学できます。

放送授業、面接授業、それに最近始まったオンライン授業があります。
必須ではありませんがゼミも取れます。

放送授業はTVと、ラジオ(いずれもBS放送)で、言葉は悪いですがほぼ垂れ流し、一方通行の授業。
全15回放送の中間あたりにそれまでの中間テストのような通信指導を送付または送信します。
これを出さないと期末の単位認定試験が受けられません。

面接授業はいわゆるスクーリングのようなもので、レポートまたは試験などで評価。
評価は合否のみで、優良可、ABCなどはなく、単位認定試験もありません

オンライン授業はいわゆるネット授業で、細かくはよく知らないのですが、期間中にディスカッション、
レポートなどがあり、それで評価されるらしく、原則単位認定試験はないそうです。

で、一部のオンライン授業や、通常の放送授業の評価として毎期末に行われるのが単位認定試験。
今の単位認定試験の期間は1/23から1/30まで。

このときばかりは「所属」の学習センターが重要な意味を持ってきます。
学生は入学時に登録した所属の学習センターで単位認定試験を受けることになります。

面接授業も学習センターで行われますが、所属以外の学習センターの面接授業も受けられます。
通学が面倒になるだけ。

学習センターは全国の都道府県に最低1カ所はあります。
場所によっては複数個所あったり、サテライトスペースがあるところもありますが、結構遠い。
こういうのを見ると、つくづく東京は恵まれていると思います。
学習センターは、渋谷、文京、足立、多摩の4か所あり、面接授業の数も種類も多い。

単位認定試験は学習センターで実施。
マークシート方式のものと記述式のもの、それに両者の混合のタイプがありますが、大半はマークシート。
試験時間は50分。
設問数は10問のものが一番多く、10問から20問ほどあります。
マークシートは多肢選択式で、ほとんどが択一式ですが、ごくたまに「該当するものをすべて選べ」の場合もあります。
回答選択肢は4つが最も一般的で5つのこともあります。

成績はABC評価で、90点以上が(A)=丸A、80点以上がA、70点以上がB、60点以上がCの評価で、それ未満は不合格。

一回不合格になっても、翌期に再試験が受けられます。(追加費用なし)
その期の追試や再試験ではなく半年後になるので、もう一回じっくり勉強しなさいってところでしょうか。

通信指導を出さなかったので、単位認定試験が受けられなかった場合、翌期に通信指導を出せば、1回だけ再試験が受けられます。
翌期にも通信指導を出さなかったらもう受けられません。
改めて科目登録申請からのやり直しです。

学生は全部で9万人ほど。サラリーマンのほか、主婦、定年退職者、自由業など、年齢職業は多種多様です。
興味があったら一度調べてみてはいかがでしょうか。

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