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映画「るろうに剣心」@109シネマズ木場

2012-08-29 00:22:41 | 映画感想
2012/8/27、109シネマズ木場。

佐藤健、江口洋介、武井咲、香川照之、吉川晃司、蒼井優。

**

およそ140年前、戊辰戦争の鳥羽伏見の戦い。
戦いの中に一際剣に長けた者がいた。人呼んで人斬り抜刀斎。
新選組の剣客、斎藤一(江口洋介)との戦いのさなか、明治政府軍の勝利。
錦の御旗が繰り出され、戦闘は中止。
意欲を失った抜刀斎は、太刀を捨てその場を立ち去る。
その刀を拾ったのは、やはり剣客の鵜堂刃衛(吉川晃司)だった。



10年後。
街では人斬り抜刀斎と名乗る人物が警官殺しを重ねており、
人相書き手配書が張られていた。

勿論偽物で、本物のかつての人斬り抜刀斎、緋村剣心(佐藤健)は
峰と刃が逆の「逆刃刀」を腰に旅をしていた。
神谷薫(武井咲)、神谷活心流の跡継ぎであり道場主であるが、
剣心を手配の人斬り抜刀斎と間違えて突っかかり、逆刃刀を見て人違いと知る。

その頃、実業家を名乗る武田観柳(香川照之)は、子飼いの高荷恵(蒼井優)に
依存性の高いアヘンの製造をさせていたが、恵に逃げられ、
部下の抜刀斎に連れ戻しを命じる。

抜刀斎(偽物、本当は鵜堂刃衛)は恵みを連れ戻すため警察に乗り込み警官を殺してしまう。
刃衛は薫と鉢合わせし、薫が突っかかるがやられ、剣心が現れて助ける。

ボスは武田観柳だが、薫、刃衛が絡み、剣心は薫や町の人々の窮地を救うために立ち上がる。

果たして「殺さずの誓い」を守りつつ、薫を観柳たちから守ることはできるのか。
剣心の正体を知った薫はどうするのか。

**

尋常でない動きは、結構なワイヤーアクションの賜物だが、
漫画チックなはずがかなりいけていた。

セットにしろアクションにしろ、製作側の本気度はかなりの物で、
時代劇の一つの進化形と言えるかもしれない。

元々の設定がしっかりしており、各人物像もよく練られているので、
映画の2時間の中で破綻するようなことはなく、じっくりと見ていられる。

**

香川照之は受け口の設定で、下の歯を入れ歯にしていたが、
きれいすぎ。ほんの少し不揃いの方が自然だったかも。

武井咲はいつまで道着のままなんだと思ったが、
後半は和服になっていて違和感なかった。
むしろいくら撮影とはいえ、和服をあんなに汚しちゃってもったいない感があった。

弥彦の田中偉登はなかなか。
日本の子役も行けますなぁ、って気がしました。

気になったのは江口洋介の煙草。
もちろん時代考証はしっかりしているんだろうけど、
最近は映画の中で喫煙シーンが少ないこともあって何となく違和感でした。

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