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JLPGA、富士通レディース、結果

2007-10-14 22:17:36 | スポーツ
結論から書くと、横峯さくらがプレーオフを制し優勝。

上田桃子は惜しくも2位。
先週のSANKYOレディースオープンに続き、2週連続、
6月のプロミスレディスゴルフトーナメントを合わせて、
プレーオフで3敗目。

しかし、6月のリゾートトラストレディスでは不動裕理、
7月のスタンレーレディスゴルフトーナメントでは有村智恵と横峯さくらを
プレーオフの末に破っているから、今季プレーオフ2勝3敗。

一方の横峯さくらも上田桃子に負けたスタンレーレディスゴルフトーナメントと、
クラシエ フィランソロピー LPGAプレイヤーズ チャンピオンシップで、
2週連続プレーオフに負けているし、
8月のゴルフ5レディスプロゴルフトーナメントでも敗れ3敗している。

しかし、今回の優勝で賞金総額は上田桃子に次いで1億円を突破、
全美貞(チョン・ミジョン)を抜いてランキング2位に浮上した。

最終日、逃げる桃子に追うさくら。
横峯さくらが15番でボギーをたたき、7アンダーに後退。
このとき、上田桃子は11アンダーで、残り3ホールで4打差。

上田桃子の楽勝逃げ切りかと思われたが、横峯さくらは16番17番とバーディ、
対する上田桃子は16番ボギーで18番では1打差になった。

ここで、上田桃子がわずか80センチのパーパットを外し、ボギー、
ともに、9アンダーとなって勝負はプレーオフにもつれ込んだ。

プレーオフ1ホール目の18番、ともに2オン。
先に超ロングパットを横峯さくらが入れると、
上田桃子も同じような距離をねじ込む。

そして、運命の2ホール目、同じ18番のセカンド地点、
上田桃子は右ラフから出すだけだったのに対し、
横峯さくらは、フェアウェイバンカーからナイスオン。

上田桃子は第3打をピン側ギリギリに狙ったが、
グリーンにはわずかに届かず、
ボールはスロープを戻って無情にもバンカーに転がり落ちた。

このガードバンカーはグリーン側が90度の壁。
横に出そうとするも失敗、2度目のバンカーショットでやっとグリーンサイド。
そこからのショットも入らず6オンとなった。

しかし、最後までギブアップはせず、横峯さくらのカップインまで試合は続いた。

3位は、1打差で丁允珠(チョン・ユンジュ)。
上原彩子は5アンダー7位タイ。

大山志保、川原由維は4アンダー10位タイ。

古閑美保、横峯留衣は1オーバー24位タイ。
横峯留衣(横峯さくらの姉)は今季初賞金ゲット。

飯島茜は結局2オーバーで、全美貞、北田瑠衣、不動裕理らと並んで29位タイ。

有村智恵、38位タイ、服部真夕はプロ入り初の予選落ちだった。

これで賞金ランキングは、1位上田桃子、2位横峯さくら、3位全美貞。
張娜(チャン・ナ)、不動裕理、諸見里しのぶと続く。

残り6試合賞金女王争いからも目が離せない。

争いと言えばシード権争いも熾烈。
ランキング50位までが来期のシードだが、
上位にいる永久シードの不動裕理を除くので実質51位まで。

その51位は、井芹美保子、獲得賞金は1233万円ちょっと。
52位大場美智恵とは50万、53位の李恩惠(イ・ウンヘ)とは70万の差。

もちろん、優勝すれば誰にだって1年間のシードが与えられるし、
最低でも1260万円の優勝賞金が入るから、一発シード権も可能。

2位でもその半分ほどが入るから、上位に入れば
現在70位80位でもシード権の夢がないわけではない。

シード入りはこのようにジャンプアップがあるが、
シードからずり落ちるのは、じりじりと下がっていくわけで、
ぎりぎりのラインにいる選手は厳しい状態が続く。

出場資格の関係で試合に出られない選手もいるわけで、
まさにじりじりした状態が続くことでしょう。
こちらも注目です。

現在52位以下にいる注目選手は、
55位、青山香織、1126万円
59位、藤井かすみ、1029万円、
63位、北田瑠衣、979万円、
64位、表純子、939万円、
70位、辻村明日香、830万円、
71位、服部真夕、828万円、
74位、頓所由夏、738万円、
81位、大塚有理子、567万円、などなど。

今季1試合だけ出ている宮里藍は400万円で88位だ。
なお、宮里藍は昨年の日本女子プロゴルフ選手権大会に勝っているので、
2009年までの3年間のシード権を持っている。

最後に、
トップ2が1億円を超える賞金を獲得しているが、
今季、これまでに試合で賞金を獲得したのは166人。

最低、つまり166番目の選手で21万3千円、
100万円に満たない選手は39人、
試合に出ながら全部予選落ち、賞金0の選手は120人を数える。

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