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2010/11/19、TOHOシネマズ錦糸町。
*
ジャッキー・チェン(成龍)、ワン・リーホン(王力宏)、ユ・スンジュン(劉承俊)
*
紀元前227年の中国は戦国時代の真っただ中。
各国は覇権を求めて戦い、互いに滅ぼしあう時代だった。
そんな中、諸国の一つ衛(えい)は梁(りょう)に攻め入ったが、
待ち伏せにあい、激戦の末、両軍も全滅してしまった。
*
累々たる死体の山、一人の雑兵(ジャッキー・チェン)が立ち上がった。
死んだふりをしていたのだ。
この後、「男」では紛らわしいので、この兵士をジャッキーと呼ぶことにしよう。
ジャッキーは、死体から金目のものをあさっていた。
突然、死に損ないの兵士が立ち上がり、「衛」の旗のもとに近寄る。
その旗の下にいた別の兵士(=将軍)が立ち上がって戦闘となり「衛」の将軍が生き残る。
ジャッキーは、将軍、これも紛らわしいので、ワンと書くことにするが、
傷ついて倒れたワンを捕虜にした。
ジャッキーはワンを梁に連れ帰り、賞金と田畑を手に入れる算段だった。
ワンは自分を解放すれば衛でもっと多大な賞金と田畑を与えると言うが、
ジャッキーは聞き入れない。
傷ついたワンを介抱しながら、戦場に残って炊いた馬車を使い、梁まで連れて行こうとする。
ワンには追手がいた。
その正体は後半になるまで明かされないが、ウェン王子(ユ・スンジュン)と
その護衛役のウーらの兵士である。
ジャッキーは、ワンを生かしたまま連行、途中の空き家で
隠れていた女ダンサーに騙されて馬を盗まれてしまう。
時々、ワンの首を梁まで持参し、褒美を受け取ろうとするも
失敗してしまう夢を見ながら、ジャッキーの旅は続く。
果たして、ワンを追うウェン王子の正体とその目的は。
ジャッキーは無事に梁にたどり着くことができるだろうか。
途中、騎馬蛮族との争いも絡んで、事態は急を告げる。
**
戦うのは国を統一して平和にするため、兵士として戦い、敗れれば名誉の死を選ぶ将軍と、
生き残ってナンボ、戦いがなければもともと平和だったと言う農民上がりの一兵卒。
生まれも育ちも価値観も人生観も全く異なる二人が、
生死を共にすることによって理解を深めていく。
シリアスな展開の中にコミカルな小ネタを交え、
ジャッキー・チェンの動きも軽妙で快活だった。
重臣にそそのかされて権力を志向しながらも、結局は王になるよりも
兄弟愛が大事なことに気が付く。
これってちょっと「プリンス・オブ・ペルシャ」っぽいですが、わかりやすいです。
どちらが勝ってもいい日和見な農民根性と思わせておいて、
実は最初から最後まで祖国愛と言うか、郷土愛と言うか、
生まれ育った土地を大事に思う気持ちを感じさせるうまい作りでした。
チラシ、馬でなく牛なんですね。
*
例によってエンドロール中のNG集は面白い。
昔ほどの危険なアクションは少ないが、ここは見せ場ですよと言うわざとらしさが少なく、
コミカルな中にもキレのあるアクションが展開され、おもしろかった。
*
ジャッキー・チェン(成龍)、ワン・リーホン(王力宏)、ユ・スンジュン(劉承俊)
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紀元前227年の中国は戦国時代の真っただ中。
各国は覇権を求めて戦い、互いに滅ぼしあう時代だった。
そんな中、諸国の一つ衛(えい)は梁(りょう)に攻め入ったが、
待ち伏せにあい、激戦の末、両軍も全滅してしまった。
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累々たる死体の山、一人の雑兵(ジャッキー・チェン)が立ち上がった。
死んだふりをしていたのだ。
この後、「男」では紛らわしいので、この兵士をジャッキーと呼ぶことにしよう。
ジャッキーは、死体から金目のものをあさっていた。
突然、死に損ないの兵士が立ち上がり、「衛」の旗のもとに近寄る。
その旗の下にいた別の兵士(=将軍)が立ち上がって戦闘となり「衛」の将軍が生き残る。
ジャッキーは、将軍、これも紛らわしいので、ワンと書くことにするが、
傷ついて倒れたワンを捕虜にした。
ジャッキーはワンを梁に連れ帰り、賞金と田畑を手に入れる算段だった。
ワンは自分を解放すれば衛でもっと多大な賞金と田畑を与えると言うが、
ジャッキーは聞き入れない。
傷ついたワンを介抱しながら、戦場に残って炊いた馬車を使い、梁まで連れて行こうとする。
ワンには追手がいた。
その正体は後半になるまで明かされないが、ウェン王子(ユ・スンジュン)と
その護衛役のウーらの兵士である。
ジャッキーは、ワンを生かしたまま連行、途中の空き家で
隠れていた女ダンサーに騙されて馬を盗まれてしまう。
時々、ワンの首を梁まで持参し、褒美を受け取ろうとするも
失敗してしまう夢を見ながら、ジャッキーの旅は続く。
果たして、ワンを追うウェン王子の正体とその目的は。
ジャッキーは無事に梁にたどり着くことができるだろうか。
途中、騎馬蛮族との争いも絡んで、事態は急を告げる。
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戦うのは国を統一して平和にするため、兵士として戦い、敗れれば名誉の死を選ぶ将軍と、
生き残ってナンボ、戦いがなければもともと平和だったと言う農民上がりの一兵卒。
生まれも育ちも価値観も人生観も全く異なる二人が、
生死を共にすることによって理解を深めていく。
シリアスな展開の中にコミカルな小ネタを交え、
ジャッキー・チェンの動きも軽妙で快活だった。
重臣にそそのかされて権力を志向しながらも、結局は王になるよりも
兄弟愛が大事なことに気が付く。
これってちょっと「プリンス・オブ・ペルシャ」っぽいですが、わかりやすいです。
どちらが勝ってもいい日和見な農民根性と思わせておいて、
実は最初から最後まで祖国愛と言うか、郷土愛と言うか、
生まれ育った土地を大事に思う気持ちを感じさせるうまい作りでした。
チラシ、馬でなく牛なんですね。
*
例によってエンドロール中のNG集は面白い。
昔ほどの危険なアクションは少ないが、ここは見せ場ですよと言うわざとらしさが少なく、
コミカルな中にもキレのあるアクションが展開され、おもしろかった。
なるほどあのワンシーンだったんですねぇ。これは盲点でした。
ジャッキーらしい楽しいアクションでしたよね。もうちょっと大仕掛けが欲しくもあったのですが、まあジャッキーも歳だし^^;
私も帰ってからチラシを見返して、馬に二人乗るシーンなんてあったかな、と思ってよく見たら牛でした。
とは言え、ジャッキーが主演ですので、飽きることなく最後まで楽しめました♪
プリンスオブペルシャっぽいですか!
観たかったのに鑑賞できませんでした(T^T)
鑑賞したらこの作品と比較してみます^^
チラシ、馬と思い込んでましたが、ほんと
牛だ~~(笑)あのかべを突き破るシーン
牛でしたもんね(^_-)-☆
NG集も楽しかったです♪
そそ、私が観た時は15人くらいしかお客さんが入っていなかったのですが、KGRさんが
ご覧になった時は、お客さん結構入って
いましたか?
あの短剣があったら、ジャッキーが物凄くくだらないコメディーを作ってくれそうで、それが観たいなあ。
折角まんじゅうをやった子が教えてくれたのに。
ハリウッド物よりずっといいです。
2010年の3本の中ではベストでした。
人数はよく覚えませんが、
もう少し入っていたと思います。