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2022/7/1 ユナイテッドシネマ豊洲。8番スクリーン。
本当は列の真ん中が好きなのだが、各列の中央席だけが縦に埋まっていたので、少し端を取った。
上映時間、2時間39分。映画館の上映設定時間はCMや予告も入れて2時間50分となっている。
トム・ハンクス、オースチン・バトラー、デビット・ウェンハム、オリビア・デ・ヨング。
*
希代のエンターティナーの栄光と挫折の物語。
エルビス・プレスリーにオースチン・バトラー。
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」に出ていたらしい。
ヒッピーの一人だとは思ったがよく覚えていない。
狂言回しでもう一人の主人公のマネジャーのトム・パーカー大佐にトム・ハンクス。
*
メンフィスの田舎町出身、黒人音楽に魅せられた少年は成長してロック歌手に。
そのころは正当化カントリー&ウェスタンが持ちはやされていた。
曲調や歌い方から、黒人だと思われていた白人青年は、そんな舞台でセクシーな動きを見せ
一瞬で観客を虜にした。
その才に金の臭いを嗅ぎつけたプロモーター、トム・パーカー大佐は、エルヴィスと専属契約を結び、
彼をスターダムに押し上げていく。
富を独占するため、会社を立ち上げエルヴィスの両親を重役にする。
自分のスタイルを貫きたいエルヴィスと、スポンサーの顔色ばかり窺うパーカー大佐とは対立する。
しかし、実権をパーカー大佐に握られて何もできない父親(一応社長)は、結局エルヴィスの希望かなえられず、
大佐の言いなりになってしまう。
過労でぶっ倒れても、医師と結託して薬物で公演を続けさせられるエルヴィス。
良いように扱われて、金も家族も失っていく。
果たしてエルヴィスに幸せな日々は戻ってくるのだろうか。
**
エンドロールがきれい。
ただずらずらっと役割と名前が流れるだけのエンドロールではなく彩りと動きがある。
細菌の映画の中では秀逸だった。
映画はもちろんよく、オースチン・バトラーの「動き」は素晴らしかった。
本人も歌っているようだが、エルヴス自身の歌声もふんだんに使われていた。
実際の動画もたくさん残っているプレスリー。
最後のコンサートシーンはエルヴィス本人のものだろう。
*
音楽についての知識はないものの、プロモーションと折衝には長けたマネジャー。
エンターテインメントを単なる金儲けと考えている彼にとって、エルヴィスは金づるでしかなかった。
マネジャーの考える幸せはスポンサーが喜ぶこと。
エルヴィスにとっての幸せはファンが喜び、家族が喜ぶこと。
対立するのは時間の問題だった。
マネジャーが悪徳だと言われていたことは知らなかったし、その存在すら気にしていなかった。
医師と結託して薬物を使われるなんて、まるでマイケル・ジャクソンと同じ運命。
昔はハリウッドでも過酷な撮影に耐えられるようにキャストに覚せい剤を使うことが常態化していたらしい。
今でも歌手、役者、芸人問わず、寝る暇もないとか、休みがない程度にこき使うのは当たり前のようだし、
稼げるときに稼ぐのは芸能界の常識なのかもしれない。
使えるだけ使え、搾れるだけ搾れ。潰れたら新しい金の卵を探せばいい。そういう世界だとしたら恐ろしい。
*
プレスリーが海外(ドイツや日本)での公演を希望していたことは初めて知った・、
本当は列の真ん中が好きなのだが、各列の中央席だけが縦に埋まっていたので、少し端を取った。
上映時間、2時間39分。映画館の上映設定時間はCMや予告も入れて2時間50分となっている。
トム・ハンクス、オースチン・バトラー、デビット・ウェンハム、オリビア・デ・ヨング。
*
希代のエンターティナーの栄光と挫折の物語。
エルビス・プレスリーにオースチン・バトラー。
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」に出ていたらしい。
ヒッピーの一人だとは思ったがよく覚えていない。
狂言回しでもう一人の主人公のマネジャーのトム・パーカー大佐にトム・ハンクス。
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メンフィスの田舎町出身、黒人音楽に魅せられた少年は成長してロック歌手に。
そのころは正当化カントリー&ウェスタンが持ちはやされていた。
曲調や歌い方から、黒人だと思われていた白人青年は、そんな舞台でセクシーな動きを見せ
一瞬で観客を虜にした。
その才に金の臭いを嗅ぎつけたプロモーター、トム・パーカー大佐は、エルヴィスと専属契約を結び、
彼をスターダムに押し上げていく。
富を独占するため、会社を立ち上げエルヴィスの両親を重役にする。
自分のスタイルを貫きたいエルヴィスと、スポンサーの顔色ばかり窺うパーカー大佐とは対立する。
しかし、実権をパーカー大佐に握られて何もできない父親(一応社長)は、結局エルヴィスの希望かなえられず、
大佐の言いなりになってしまう。
過労でぶっ倒れても、医師と結託して薬物で公演を続けさせられるエルヴィス。
良いように扱われて、金も家族も失っていく。
果たしてエルヴィスに幸せな日々は戻ってくるのだろうか。
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エンドロールがきれい。
ただずらずらっと役割と名前が流れるだけのエンドロールではなく彩りと動きがある。
細菌の映画の中では秀逸だった。
映画はもちろんよく、オースチン・バトラーの「動き」は素晴らしかった。
本人も歌っているようだが、エルヴス自身の歌声もふんだんに使われていた。
実際の動画もたくさん残っているプレスリー。
最後のコンサートシーンはエルヴィス本人のものだろう。
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音楽についての知識はないものの、プロモーションと折衝には長けたマネジャー。
エンターテインメントを単なる金儲けと考えている彼にとって、エルヴィスは金づるでしかなかった。
マネジャーの考える幸せはスポンサーが喜ぶこと。
エルヴィスにとっての幸せはファンが喜び、家族が喜ぶこと。
対立するのは時間の問題だった。
マネジャーが悪徳だと言われていたことは知らなかったし、その存在すら気にしていなかった。
医師と結託して薬物を使われるなんて、まるでマイケル・ジャクソンと同じ運命。
昔はハリウッドでも過酷な撮影に耐えられるようにキャストに覚せい剤を使うことが常態化していたらしい。
今でも歌手、役者、芸人問わず、寝る暇もないとか、休みがない程度にこき使うのは当たり前のようだし、
稼げるときに稼ぐのは芸能界の常識なのかもしれない。
使えるだけ使え、搾れるだけ搾れ。潰れたら新しい金の卵を探せばいい。そういう世界だとしたら恐ろしい。
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プレスリーが海外(ドイツや日本)での公演を希望していたことは初めて知った・、
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