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映画「キックアス ジャスティス・フォーエバー」@ユナイテッドシネマ豊洲

2014-03-07 22:29:00 | 映画感想
2014/3/3、ユナイテッドシネマ豊洲。
スクリーン4は7列、118席。
急に時間が空いたのでギリギリでネット予約。

D列中央は予約済みだったので、E列を選択。
特に後ろ過ぎる感じはなかった。



アーロン・テイラー・ジョンソン、クロエ・グレース・モレッツ、クリストファー・ミンツ・プラッセ。

**

続編。

前作のおさらい。
力も必殺技もない高校生のデイブ・リゼウスキー(アーロン・ジョンソン)は、
コスチュームに身をまとい、町で悪人と戦う姿がYouTubeで流され、一躍人気者に。

そんな姿を冷ややかに見ていた元警官のデーブ(ニコラス・ケイジ)と
その娘、ミンディ(クロエ・モレッツ)父娘。

キックアスがヤクの売人と戦って苦戦しているところに助太刀し皆殺しにしてしまう。
そのため、やくざのボス、フランコ・ダミーコ(マーク・ストロング)は
キックアスを殺そうとし、息子のクリス(クリストファー・ミンツ・プラッセ)を
レッドミストに仕立てキックアスをおびき出す。

キックアスは捕まるが、デーブ=ビッグダディとミンディ=ヒットガールが加勢し、
難を逃れたものの、ビッグダディは焼死してしまう。

キックアスとヒットガールはダミーコのマンションに乗り込み、ダミーコは爆死、
レッドミストは復讐を誓う。

**

あれから数年。
ミンディ(クロエ・モレッツ)は、デーモンの元同僚マーカス(モーリス・チェスナット)
に引き取られ、デイブ(アーロン・ジョンソン)と同じ高校へ通うこととなった。

同級生にからかわれ、子ども扱いされて、授業には出ず専ら体を鍛える毎日。
一方、デイブはヒーローをやめていたが、ミンディにコンビを組むよう説得。
ミンディはデイブを鍛えることにした。

訓練の成果を試そうとチンピラと戦うデイブとミンディ。

しかし、マーカスにヒットガールがばれてしまい、止める約束をさせられる。
ミンディは普通の女子高生の生活。

一方のデイブは仲間を募り、ドクター・グラビティ(ドナルド・ファイソン)を通じて、
星条旗大佐(ジム・キャリー)と知り合う。

大佐の元に集まった仲間と軍団を結成、次々と悪を襲撃する。

軍団の活躍はニュースになり、クリス(クリストファー・ミンツ・プラッセ)は怒り心頭。
クリスはマザーファッカーと名乗りスーパービラン軍団を作る決意をする。

こうしてデイブVSクリス、キッスアスVSマザーファッカー、
スーパーヒーローVSスーパービランの戦いはエスカレートし熾烈を極める。

**

エンドロールの後、次作につながる?シーンあり。

**

かなりえぐい。
コメディでもシリアスでもないと言うか、コメディとシリアスが混沌とないまぜに。
ゲロゲリ棒(装置)もえぐかった。ほんとにあったらすごいなとか思いました。

今思えば、前作も妄想と現実が奇妙に入り混じる作品だった。

ヒーローになりたいと願う高校生、現実の暴力はそんなに甘くないが、
悪い奴なら死んでも構わんと考えるサイコパス親子の登場でやくざとの争いが勃発。

今作はビランたるクリスが叔父のリアル残虐さに悪が覚醒、殺人鬼へと変貌する。

ヒットガールは前作も今作も冷酷サイコパスと美少女と言う二面を持ち、
前作で自分が父から受けた訓練をキックアスに施すシーンもある。

劇中登場したダブルソード。
(両端が薙刀のようになっており、真ん中から外れて2本にもなる)
映画の武器などを製作するトニー・スワットン氏が実際に作ったらしい。
人を切るシーンはフェイクだろうが、スワットン氏が作ったものは本当の刃物。



ミンディはお金はどうしているのか。
マーカスの世話になるだけではあのアジトや武器は揃えられまい。

親父は濡れ衣ではあるが、警察を首になっているはずで、
警察の年金はもらえなかったろうし、ミンディへの遺族年金もないのでは、
なんて余計なことまで考えてしまう。



クロエ・モレッツ、アーロン・ジョンソン、クリストファー・ミンツ・プラッセは
もちろん続投。

デイブの親父役のギャレット・M・ブラウンとマーティのクラーク・デュークも続投だが、
もう一人の親友トッドはエバン・ピータースからオーガスタス・プリューに交替、

モーリス・チェスナットが演じるマーカス・ウィリアムズ警部は
前作ではオマリー・ハードウィックだった。


原作者によれば、映画の続編「キックアス3」の計画があるらしい。
ただ、スタジオが首を縦に振るかどうかは不明のようだ。

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2 コメント

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サイコパス (iina)
2014-05-31 12:38:11
>ヒットガールは前作も今作も冷酷サイコパスと美少女と言う二面を持ち・・・

サイコパス(精神病質)といえば、遠隔操作ウイルス事件の犯人もそうであるらしいですね。
『羊たちの沈黙』のハンニバル・レクターは怖い存在でしたが、こちらの犯人は幼さが目につきました。
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/8d0881b3a139c0a4b587f6a6ec79f04f

いま、コメントしてないことに気づきました。
はやくも3ヶ月が経つのですね、光陰矢のごとしです。

返信する
iinaさんへ (KGR)
2014-05-31 12:57:24
遠隔操作事件で気になるのは誤認逮捕。
中には犯行を自白、もっともらしい動機までゲロした人もいるわけで、犯人憎しというよりは官憲恐るべしって気がします。
返信する

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