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映画「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」@ユナイテッドシネマ豊洲(2024/7/19)

2024-07-21 23:13:39 | 映画感想
映画「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」@ユナイテッドシネマ豊洲

公開初日(2024/7/19)初回上映で鑑賞。

チャニング・テイタム、スカーレット・ヨハンソン、ウディ・ハレルソン。


時は1960年代。
ソ連が、人工衛星を成功させ、有人飛行まで成し遂げてしまったころ。
失敗ばかりで予算削減の憂き目にあっていたNASAはケネディ大統領の
60年代のうちに人間を月に送り込むと言う途方もない宣言に応えるべく、
開発を進めていた。

しかし、アポロ1が火災事故で宇宙飛行士3名を亡くすなどしたため、
議員にも予算を多く使うアポロ計画への反対が多く、打ち上げ責任者のコール
(チャニング・テイタム)も苦労していた。

そんな中、NASAは広告会社のケリー(スカーレット・ヨハンソン)を
宣伝担当に任命し、議員に賛成票を投じさせるよう画策させるとともに、
人々の関心をアポロ計画に向けさせようとする。
コールから見れば、美人だけどお調子者のケリー。
ケリーから見れば、いい男だけど融通の利かないコール。
対立しながらも事態はケリーの誘導によってNASAの思惑通り進んでいく。

しかし、ソ連との対抗上、絶対失敗できない政府関係者は月面からの生中継を
フェイク映像で流すと言うあり得ない要求をケリーに突き付けたのだ。

嫌々ながらも、着々とフェイク映像の準備を進めるケリー。
なんとかかんとかアポロ11の発射を成功させたコール。
最終局面の月面着陸の時間が迫ってくる。
果たして、結末や如何に。

**

チラシでも映画サイトでも、月面着陸がフェイクかリアルかが中心の映画のように書かれている。
確かにそれは大きな出来事の一つではあるが、技術者の努力や苦労の様子が
もう一つの柱になっている。


アポロ計画では、アポロ1の死亡事故のほかにアポロ13でも事故を起こしている。
この時は月へ向かっての飛行中に機械船の酸素タンクが爆発し、月着陸ができなくなっただけでなく、
地球への帰還と宇宙飛行士の生命に危機が及んだが、結局は無事帰還した。
これは「アポロ13」として、後にトム・ハンクス主演で映画になった。

***

5年ぐらい前までは、毎週のように見たい映画があって、どれを選ぶか苦労する
ぐらいだったのに、今は興味が薄れたのか、見たいものが無い週がよくある。

そういうジャンル、ストーリーを否定するわけではないし、見たい人は見ればいいと思うが、
個人的には「結局は暴力で解決」する内容には興味が薄れた。
と言いつつも、「ミッション・インポッシブル」や「ゴールデン・カムイ」などは、
大変面白く見させていただいている。

なお、この映画にはタイマンの殴り合いや、敵対勢力を暴力で排除するシーンはない。








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