2009/4/15 中野サンプラザでの開催。
監督、脚本、紀里谷和明
江口洋介、大沢たかお、ゴリ、広末涼子、奥田瑛二、中村橋之助、
要潤、チェ・ホンマン、伊武雅刀、うー、書き切らん。
***
1582年の本能寺の変の後、豊臣秀吉の天下となってしばらくののこと。
町は活気にあふれていたが、貧富の差は拡大し、
弱い者はさらに弱い立場にあった。
秀吉配下の石田三成(要潤)は、明智光秀(紀里谷和明)の蓄財を回収すべく、
紀伊国屋文左衛門(六平直政)の屋敷に立ち寄った。
そのころ、文左衛門の蔵は、石川五右衛門(江口洋介)に襲われていた。
五右衛門は、小判のほか、不思議な文字の書かれた青い箱も盗んで、逃げる。
後々、この箱が物語に重要であることがわかる。
五右衛門は群衆の中に金をばらまき、三成の追手を逃れる。
途中、青い箱の中が空だと思い、捨ててしまうが、
子供のスリ小平太(深沢嵐)がそれを拾う。
実は三成は、金ではなく、この箱を探していたが、
五右衛門に盗まれてしまったので、霧隠才蔵(大沢たかお)に命じて、
紀伊国屋の一家を皆殺しにする。
翌日、部下の猿飛佐助(ゴリ)が五右衛門を訪ねてきて、
紀伊国屋の惨劇と箱の話を告げる。
箱を拾った小平太は、三成の部下の又八(玉山鉄二)に襲われ、
母(鶴田真由)を失う。
五右衛門は又八を斬り、小平太を連れ、箱を持って去る。
「箱」が見つからないと知った豊臣秀吉(奥田瑛二)は、
激しく三成を叱咤し、なんとしても取り返すよう命令する。
命を受けた才蔵は、五右衛門を追うが、
途中謎の人物に邪魔をされて五右衛門を逃がす。
箱を調べていた五右衛門は偶然その箱に隠された木簡を見つけ、
それに書かれた地図を頼りにあるものを発見する。
それは、信長暗殺の陰謀の真相に迫るものだった。
さらに、
服部半蔵(寺島進)徳川家康(伊武雅刀)浅井茶々(広末涼子)千利休(平幹次郎)
らが絡み、物語は、展開していく。
はたして木簡の真相は、五右衛門と茶々才蔵らの運命はどうなる。
***
時代劇というにはあまりにもぶっ飛んだ設定となっている。
歴史絵巻ではなく、五右衛門を現代風にアレンジしたコミックの映画化、
と言ったらぴたり来るかもしれない。
ちょんまげもないし、靴はいてるし、衣装も現代チックで、
最初ヨーロッパの甲冑が出た時はどうなるかと思ったが、
よくいえばユニーク、悪く言えば時代考証を無視した設定だが、
全編それを押し通しせば、それもまたありかな、と。
人物名は実在の人物と同じだが、衣装は当然として、
その家紋なんかも変えてある。
たとえば豊臣家は本当は五七の桐だが、五三の桐で桐の葉の形が違うとか、
徳川家の三つ葉葵も葵の葉の形が違うなどだ。
ここまで、確信的にやられると認めるしかないかもね。
ともあれ、時代劇ファンにはちょっとお勧めしかねるが、
そういう超越した世界観を受け入れられる方には面白いかもしれない。
**
マイナスも書いておくと、ラストは冗長。
最後のシーンは丸々カットし、合戦のところで終わらせてもいいし、
突っ込んでいくところで終わってもいいし、とにかく余分だった。
監督自らがちょっとだけ出てます。
監督、脚本、紀里谷和明
江口洋介、大沢たかお、ゴリ、広末涼子、奥田瑛二、中村橋之助、
要潤、チェ・ホンマン、伊武雅刀、うー、書き切らん。
***
1582年の本能寺の変の後、豊臣秀吉の天下となってしばらくののこと。
町は活気にあふれていたが、貧富の差は拡大し、
弱い者はさらに弱い立場にあった。
秀吉配下の石田三成(要潤)は、明智光秀(紀里谷和明)の蓄財を回収すべく、
紀伊国屋文左衛門(六平直政)の屋敷に立ち寄った。
そのころ、文左衛門の蔵は、石川五右衛門(江口洋介)に襲われていた。
五右衛門は、小判のほか、不思議な文字の書かれた青い箱も盗んで、逃げる。
後々、この箱が物語に重要であることがわかる。
五右衛門は群衆の中に金をばらまき、三成の追手を逃れる。
途中、青い箱の中が空だと思い、捨ててしまうが、
子供のスリ小平太(深沢嵐)がそれを拾う。
実は三成は、金ではなく、この箱を探していたが、
五右衛門に盗まれてしまったので、霧隠才蔵(大沢たかお)に命じて、
紀伊国屋の一家を皆殺しにする。
翌日、部下の猿飛佐助(ゴリ)が五右衛門を訪ねてきて、
紀伊国屋の惨劇と箱の話を告げる。
箱を拾った小平太は、三成の部下の又八(玉山鉄二)に襲われ、
母(鶴田真由)を失う。
五右衛門は又八を斬り、小平太を連れ、箱を持って去る。
「箱」が見つからないと知った豊臣秀吉(奥田瑛二)は、
激しく三成を叱咤し、なんとしても取り返すよう命令する。
命を受けた才蔵は、五右衛門を追うが、
途中謎の人物に邪魔をされて五右衛門を逃がす。
箱を調べていた五右衛門は偶然その箱に隠された木簡を見つけ、
それに書かれた地図を頼りにあるものを発見する。
それは、信長暗殺の陰謀の真相に迫るものだった。
さらに、
服部半蔵(寺島進)徳川家康(伊武雅刀)浅井茶々(広末涼子)千利休(平幹次郎)
らが絡み、物語は、展開していく。
はたして木簡の真相は、五右衛門と茶々才蔵らの運命はどうなる。
***
時代劇というにはあまりにもぶっ飛んだ設定となっている。
歴史絵巻ではなく、五右衛門を現代風にアレンジしたコミックの映画化、
と言ったらぴたり来るかもしれない。
ちょんまげもないし、靴はいてるし、衣装も現代チックで、
最初ヨーロッパの甲冑が出た時はどうなるかと思ったが、
よくいえばユニーク、悪く言えば時代考証を無視した設定だが、
全編それを押し通しせば、それもまたありかな、と。
人物名は実在の人物と同じだが、衣装は当然として、
その家紋なんかも変えてある。
たとえば豊臣家は本当は五七の桐だが、五三の桐で桐の葉の形が違うとか、
徳川家の三つ葉葵も葵の葉の形が違うなどだ。
ここまで、確信的にやられると認めるしかないかもね。
ともあれ、時代劇ファンにはちょっとお勧めしかねるが、
そういう超越した世界観を受け入れられる方には面白いかもしれない。
**
マイナスも書いておくと、ラストは冗長。
最後のシーンは丸々カットし、合戦のところで終わらせてもいいし、
突っ込んでいくところで終わってもいいし、とにかく余分だった。
監督自らがちょっとだけ出てます。
時代劇といわれると(時代劇が好きなので)
鼻息荒くして 否!と叫びたくなりますが
独自のビジュアル系世界観とすれば、
たしかに、これはこれで面白いものでしたよね
衣装や映像なんかは退廃というのを感じつつも
西洋寄りの日本世界は、どこかファンタジックでもありました
作品内でパンドラの箱の話が使われていましたが、
「箱」というのを介して、この作品自体も
パンドラの箱のエピソードに乗っ取った作品だったのかもしれませんね
五右衛門が「箱」をあけた瞬間から、
マイナス面である絶望や死なんかが飛び出して
でも最後に残ったものは…。
キャラクターそれぞれのエゴが絡み合ったラストは、虚しさを感じつつもどこか穏やかな気持ちになれたのが不思議でした
とはいえ、パラレル・ワールドと言ってしまうのも
もったいない気がします。
映画は映画。
監督が自分の感性で咀嚼し表現したものですし、
どう感じるかはまた、観客の感性。
メールだと気付くのが遅れる場合がありますよね。
一度見逃したことがあります…。
ホントぶっとび感も全編通せばそれなりに観れますよね~
頭が硬いとダメのようです^^;
最初からメール通知と言っててもらえば、
気にしてたんですけど、見逃しかけました。
間に合ってよかったです。
試写会に行ってきました(笑)
私は、21日の試写会でした。この会場で
何回も試写会あったんですね^^
さて、この作品、確かに時代劇と呼ぶのには
違和感感じます(^^ゞ
最初はゲームのような映像に戸惑いましたが
終わってみれば、楽しめた自分がいました
(笑)
この紀里谷ワールドがどこまで受け入れられるか、
気にもなり、心配でもあります。
紀里谷ワールド全開でした。
でも、個人的には大満足。
前作が前作なだけに・・・。
好き嫌いが分かれそうな作品かもしれません。
時代劇、歴史物が好きなファンには
ブーイングかもしれません。
あの世界観、あそこまで徹底すればそれはそれで納得です。
ありがとうございました^^
今日会社から追記しまして(^^ゞ、今、KGRさんのコメントにレスさせていただこうと思って
見ましたら、コメントが消えてしまって
ました(^^ゞ
お忙しい中、コメントつけて下さいましたのに
なくなってしまって、本当にすみません(T.T)
追記の時に、操作を間違えたのかなあ???
以後、日記アップには、注意を払いますので
これからも、気づいたことがありましたら、
コメント等よろしくお願いいたします。
せっかくのコメントが消えてしまい本当に
ショックです(T.T)
こんな私のブログですが、これからも、おつきあいどうぞ、よろしくお願いいたします。
私もミスはやります。
大抵はどうしようもない
=何が無くなったかも分からないのですが。
どうぞ、気になさらないで
こちらこそよろしくお願いします。