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映画「フィフス・ウェイブ」@ユナイテッドシネマ豊洲

2016-05-02 17:43:02 | 映画感想
2016/4/27、ユナイテッドシネマ豊洲。
3番スクリーン、E列を選択。

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クロエ・モレッツ、リーブ・シュライバー、ニック・ロビンソン、ザッカリー・アーサー。

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冒頭はクロエ・モレッツがコンビニでケガをした男を勘違いで射殺するシーン。



時は遡り、高校生活を楽しんでいたキャシー(クロエ・モレッツ)。
憧れはアメフト選手の人気者ベン・パリッシュ(ニック・ロビンソン)。

そんな日常を巨大な宇宙船が壊滅させる。
現れた超巨大母船は空に浮かんだまま、暫くは何をするでもなかった。

が、突然電磁パルスを発射、電子機器をダメにする。

次いで、地震、大津波を発生させ、世界各地で多くのビルが倒壊し、町が破壊された。
キャシーと弟のサム(ザッカリー・アーサー)は、大木に登り、かろうじて助かる。

次に感染症の蔓延。
中には自然治癒した人もいたが、感染した多くの人が死亡した。
医師の母(マギー・シフ)もその一人だった。

キャシーとサムは父(ニック・ロビンソン)と難民キャンプに移動した。

やがて、軍が難民キャンプにやってきて、安全な場所に移送するという。
リーダーのボッシュ大佐(リーブ・シュライバー)は子供を先に行かせるが
キャシーはサムの忘れ物を取りに行ってバスに乗り遅れる。

一方大人はいろいろあって全員射殺されてしまう。

残されたキャシーはサムの行方を追って基地を目指す。

果たしてキャシーは無事にサムと再会できるのか。
宇宙人(アザーズ)たちの目的は、そして第5波攻撃は何なのか。

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なんともはや。
クロエ・モレッツでなければ見ませんでした。

なんか続編作る気満々の終わり方でしたが、続編なんかいらんよね。
作ろうと思えばできるけど。

最初に感じたのは「メイズ・ランナー宇宙人版」
ティーン向け小説が原作という点も同じようですが。

敵の正体も規模もよくわからない。
敵も宇宙人が寄生したものなのか、マインドコントロールしているのか、
人類とは別だが、見かけ上人間と区別できないのか、よくわからなかった。

宇宙人の忠誠心も薄い。

一瞬にして電子機器を壊すほどの強力な電磁パルスや、
大津波を引き起こすほどの地殻変動を誘発できるのに、
最終攻撃が仲間同士の殺し合い。

まあ、それでもいいけど、こういうのって同じ攻撃を2度3度とやらないよね。

電磁パルスではその瞬間の電子機器、電子回路はダメにできるけど、
その後作れないわけではないし、アナログな機械なら動くし、
政府機関などなら電磁的攻撃からの防御策も備えているでしょう。
繰り返し攻撃しないと殲滅できないと思いますが、どうでしょうか。

そういえば、軍隊は出てきますが、政府や組織された団体などは出てきません。
全世界の政府機関は第3波までに壊滅したんでしょうな、設定では。

軍隊にしても子供軍団を作るのに小学生と高校生に同じ訓練をするのか。
最低でも体格別に分けるでしょうし。

基地に簡単に侵入されるし、武装も薄っぺらい。
基地に銃器以外の武器はなかったのか。

地球を乗っ取るのは良いとして(よくないけど)
そもそも人類を根絶やしにする必要はあるのか。

仮にあったとしても、短時間でやる理由は何。
一定以下になれば占領可能でしょ。

よほど人との接触が怖いのか。だとしても先兵は送り込んでるしね。

それに、人類の99%を死滅させるほどのウィルスが作れるんだったら、
もう2、3発作って蔓延させればそれでいい気がするし、
ここまで隠れていたんだからわざわざ正体を明かしに出張っていく必要はない。

いずれにしてもちょっと間抜けな宇宙人でした。

続編を期待する声もあるようですが、あっても見ません。

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