2008/10/23、文京区春日の文京シビックホールでの開催。
会場については別途詳しく書くが、1、2階合わせて約1800席。
雰囲気は中野サンプラザ。
司会者によれば、今回は東京メトロのサンクスイベントで、
500組1000名の招待、応募倍率は約25倍と言うことだった。
最後にはパート2の予告もあります、と告知された。
**
ジョン・ウー監督が三国志を描いた作品。
諸葛亮(孔明)に金城武、甘興(甘寧がモデルの架空の人物)に中村獅童。
これだけ有名な物語であるにもかかわらず、
ハッキリ言って私自身は三国志についてはよく知らない。
聞くところによれば、
正史(公認歴史書)としての「三国志」(三国志正史)と、
歴史小説としての「三国志演義」があるそうだ。
この映画では、「三国志演義」を元に、
208年に曹操に対して劉備、孫権連合軍が戦った
「赤壁の戦い」をメインに置いている。
***
冒頭はおそらく日本版だけのアニメーションで、
「赤壁の戦い」に至るまでの展開で、
曹操軍の侵攻や、劉備軍の敗退などの背景を説明して、本編に入る。
非常にざっくりと言うと、
魏の曹操軍に追い立てられて敗走した蜀の劉備軍は、
諸葛孔明の戦略に則って、呉の孫権と同盟を結び、
長江の要所「赤壁」で曹操を迎え撃つ。
80万の兵力と2千の船舶で戦いに挑んだ曹操は、水軍攻撃と見せかけ、
騎馬兵の攻撃を仕掛けるが、諸葛亮の策略にはまり騎馬兵は敗退する。
曹操は陸からの攻撃を捨て、赤壁の対岸に陣を構え、機が熟すのを待つ。
2時間半にも及ぶPart1はここまででおしまい。
赤壁の戦いの本編は、09/4公開のPart2
(原題「赤壁:決戦天下」)に持ち越された。
***
さて、「三国志演義」によれば、赤壁の戦いでは、
既に、Part1でそれをにおわせるセリフが語られているが、
呉の周瑜と蜀の諸葛亮が協力はしながらも反目することになっている。
周瑜は、周瑜は曹操軍に火計を仕掛けることにして、
諸葛の反対を押し切って、蔡瑁を謀殺する。
周瑜は諸葛亮にも難題を仕掛けるが、諸葛はこれをうまくこなし、
また水軍の機動力を削ぐなど(連環の計)の策略をした。
曹操と、諸葛、周瑜による情報合戦ののち、
策略に長けた蜀・呉連合軍が火計を成功させる。
劉備は諸葛の言に従って、曹操の逃走を黙認し、呉を牽制。
一旦は曹操に奪われた荊州をめぐって、今度は呉と蜀の覇権争いとなる。
**
はっきり言って、映画はタルかった。
膨大な人力を惜しげもなく使い、いろいろな陣形も見事だし、
ひとつひとつの戦いは迫力があったのだが、
演出の展開が遅く、シーンが長すぎる。
もっと端折っていただいて、2時間以内ほどにしてほしかったし、
それぞれのエピソードは外せないにしても、もう少しスピーディに。
どうせクライマックスはPart2なんだろう、と思ってはいたが、
曹操軍が、「そろそろ行くぞ」でおしまいではちょっと物足りない。
3時間超でもいいから、前後篇に分けないで1本にまとめてもいいんじゃないか、
Part2が来年4月では、間が空きすぎる。
周瑜と小喬のベッドシーンなどは要らんだろう。
あまり意味がないし、包帯のシーンも長すぎる。
馬の出産は「三本木農業高校馬術部」で本物を見ちゃったからな。
会場については別途詳しく書くが、1、2階合わせて約1800席。
雰囲気は中野サンプラザ。
司会者によれば、今回は東京メトロのサンクスイベントで、
500組1000名の招待、応募倍率は約25倍と言うことだった。
最後にはパート2の予告もあります、と告知された。
**
ジョン・ウー監督が三国志を描いた作品。
諸葛亮(孔明)に金城武、甘興(甘寧がモデルの架空の人物)に中村獅童。
これだけ有名な物語であるにもかかわらず、
ハッキリ言って私自身は三国志についてはよく知らない。
聞くところによれば、
正史(公認歴史書)としての「三国志」(三国志正史)と、
歴史小説としての「三国志演義」があるそうだ。
この映画では、「三国志演義」を元に、
208年に曹操に対して劉備、孫権連合軍が戦った
「赤壁の戦い」をメインに置いている。
***
冒頭はおそらく日本版だけのアニメーションで、
「赤壁の戦い」に至るまでの展開で、
曹操軍の侵攻や、劉備軍の敗退などの背景を説明して、本編に入る。
非常にざっくりと言うと、
魏の曹操軍に追い立てられて敗走した蜀の劉備軍は、
諸葛孔明の戦略に則って、呉の孫権と同盟を結び、
長江の要所「赤壁」で曹操を迎え撃つ。
80万の兵力と2千の船舶で戦いに挑んだ曹操は、水軍攻撃と見せかけ、
騎馬兵の攻撃を仕掛けるが、諸葛亮の策略にはまり騎馬兵は敗退する。
曹操は陸からの攻撃を捨て、赤壁の対岸に陣を構え、機が熟すのを待つ。
2時間半にも及ぶPart1はここまででおしまい。
赤壁の戦いの本編は、09/4公開のPart2
(原題「赤壁:決戦天下」)に持ち越された。
***
さて、「三国志演義」によれば、赤壁の戦いでは、
既に、Part1でそれをにおわせるセリフが語られているが、
呉の周瑜と蜀の諸葛亮が協力はしながらも反目することになっている。
周瑜は、周瑜は曹操軍に火計を仕掛けることにして、
諸葛の反対を押し切って、蔡瑁を謀殺する。
周瑜は諸葛亮にも難題を仕掛けるが、諸葛はこれをうまくこなし、
また水軍の機動力を削ぐなど(連環の計)の策略をした。
曹操と、諸葛、周瑜による情報合戦ののち、
策略に長けた蜀・呉連合軍が火計を成功させる。
劉備は諸葛の言に従って、曹操の逃走を黙認し、呉を牽制。
一旦は曹操に奪われた荊州をめぐって、今度は呉と蜀の覇権争いとなる。
**
はっきり言って、映画はタルかった。
膨大な人力を惜しげもなく使い、いろいろな陣形も見事だし、
ひとつひとつの戦いは迫力があったのだが、
演出の展開が遅く、シーンが長すぎる。
もっと端折っていただいて、2時間以内ほどにしてほしかったし、
それぞれのエピソードは外せないにしても、もう少しスピーディに。
どうせクライマックスはPart2なんだろう、と思ってはいたが、
曹操軍が、「そろそろ行くぞ」でおしまいではちょっと物足りない。
3時間超でもいいから、前後篇に分けないで1本にまとめてもいいんじゃないか、
Part2が来年4月では、間が空きすぎる。
周瑜と小喬のベッドシーンなどは要らんだろう。
あまり意味がないし、包帯のシーンも長すぎる。
馬の出産は「三本木農業高校馬術部」で本物を見ちゃったからな。
賛同いただいてうれしいです。
ベッドシーンを予告編にいれると
男性客が増えるらしいですが(笑)
包帯巻きシーンも、あんなに
エロくする必要なかったですよね(笑)
どうも敵味方入り乱れての肉弾戦は好きになれません。
陣形もそれぞれは良いとしても、完結せず、
全体ではなんとなくバラバラで、
何でそれぞれの将軍が立ち回りを見せなきゃいけないのか、
理解できませんでした。
なんか、ちょっとちっちゃい感じがしたんですよ。
あそこでやっつけたのはせいぜい5千くらいだと思うんですが、
その5千という数を感じられなかったです。
なので最後の雄たけびが、物凄く虚しく感じちゃいました。
TB&コメントありがとうございました。
>人名の字幕が何回も出て、
あれは親切でしたね。
三国志通にはうざったかったでしょうが、
我々素人にはわかりやすかったです。
冒頭の「ここまでの経過のおさらい」も
日本語ではいまいちだとする人が多かったですが、
素人としては、あれでよかったと思います。
歴史概要とか、人物が丁寧に描かれてて観やすかったです。
鎧とか着てると、誰が誰だか判らなくなっちゃいがちだけど、
人名の字幕が何回も出て、助かりました。
二部構成だと、どうしても最初のほうは説明ばっかりで物足りなさも感じて、
いざ決戦・・・というところで、パート2へ・・・
という作りは、ちょっとズルかったですね。
エピソードを端折りすぎると薄っぺらくなる。
詰め込んで長くすると混乱するし、
ただでさえ登場人物が多いので、
シナリオを整理するのが難しい。
よほどエピソードを絞らないと、
3時間でもまとめるのはきついかもしれません。
昔は3時間超の超大作が結構ありました。
「ベン・ハー」「クレオパトラ」「風と共に去りぬ」
途中にインターバル(休憩)があったりしました。
近いところでは「タイタニック」「キングコング」
なくはないですが、おっしゃるように、もう無理でしょう。
でも興行的に3時間超の1本は厳しいでしょう。
私は三農馬の出産シーンのほうが鑑賞が後でした(笑)
あっちは出産シーンがあったことでよかったんですけどねぇ。
今回いろいろな方の記述やコメントを見て、
改めて三国志ファンの強烈さに驚きました。
陣形は見事ですし、それぞれの武将も見事です。
でも、なんか無駄な攻撃してる感があったし、
敵も間抜けです。
圧倒的多勢に無勢で対峙する「300」、
これまた少数で戦略に長けた「墨攻」、
物量で圧倒して勝つ「王妃の紋章」、
戦闘の見せ方もこれらが上と思ったのは、
私だけなのでしょうか。
>周瑜と小喬のベッドシーンなどは要らんだろう。
あまり意味がないし、包帯のシーンも長すぎる。
そうですよね。でもあれはトニー・ファンへのサービスだったのかも。
まあ「ラスト・コーション」であれほど裸を見せてくれたのだからもういい、ってな感じにはならないのかな?(爆)
説明が結構くどかったので私のようなものには助かりましたが、三国志ファンには物足りなかったのでは?
大絶賛記事の多い中で、たれた、飽きたと書くのは
ちょっと気になりました。
長かったと思った方がほかにもおられて安心しました。
長い映画を見ると、大した知識もないくせに
すぐここはカットだな、このシーンは要らない、
など、わかった風なことを考える悪い癖があります。
これももう少し短く出来たんではないかと思いました。
3時間超も長いと言えば長いですが、
「キングコング」「風と共に去りぬ」「ベン・ハー」
「クレオパトラ」「グラン・プリ」「タイタニック」
などが有名でしょうか。
昔のものはインターバル(休憩)がありました。
前後編ではなく3時間ちょいぐらいで1本に
まとめてくれた方がありがたかったかも。
まぁハマった方にはいいのでしょうけどね~。
なかなか書きづらいですが、私にはいまいちでした。
個々の武将や軍師についての造詣が深い方には、
それぞれの見せ場があってよかったのでしょうが、
私にはつながりがなくバラバラに見えました。
本当に3時間でもいいので1本にするべき作品でしたね。余り好きな人のところでは言えなかったのですが、映画として前知識がないときついというのは、やっぱりどうかと思ってしまいます。
それに私のところでおっしゃられていた、会話シーンのブレは私も若干気持ち悪くなってしまいましたw
おひさしぶりです、
コメントありがとうございました♪
これ、わたしはマスコミ試写で日本最速というので観て来たんですが、ホント
後編もあるなんて全く知らされていなくて
皆騒然というか観終わってびっくりでした。
だから映画が面白かった云々てよりも
嘘つきー!と思ってしまったんですよね。
しばらくしてからおっしゃるように
パート1って付けたみたいですね。
本当、3時間でもいいからまとめたら良かったのにって思いマス。。。。
後編が4月って遅すぎですよねー
やたら長いので、途中で飽きました。
カメラワークも凝り過ぎの感ありで、
あまりにも大勢が虫けらのように死ぬので、
かえって現実味が薄れました。
軍師ものとしては墨攻の方が面白かったです。
Part2は船同士の衝突などもあって派手みたいです。
三国志の映画化なので大作だなぁと思っていたんですが、part1は期待はずれ?
前半の戦闘シーンの迫力だけが印象に残った感じでしょうか。
お金払って観るなら3時間の作品にして下さいってことになるんですかね。
ちょっと、意気消沈って感じです。(^_^ゞ