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映画「ロボコップ」@109シネマズ木場

2014-03-21 17:03:54 | 映画感想
2014/3/15、109シネマズ木場、2D字幕版。

スクリーン8、9列126席。
通路がかなり前にあり、その前後は3列6列となっている。

通路より後ろの5列目、F列を選択したが、E列の方が良かったし、
通路直前のC列でも大丈夫だったかもしれない。

**

ジョエル・キナマン、ゲーリー・オールドマン、マイケル・キートン、アービー・コーニッシュ。



2028、デトロイト。
警備ロボを開発販売しているオムニ社。

海外では実戦配備しているが、アメリカ国内では法規制で使えない。

社長のレイモンド・セラーズ(マイケル・キートン)はその対策で
ロボットと人間の融合で打開策を考えている。

刑事のアレックス・マーフィー(ジョエル・キナマン)には、
妻クララ(アービー・コーニッシュ)と息子デビッドがいた。

捜査で大物ボスのバロン(パトリック・ガロウ)に目を付けたため
犯罪グループから狙われ、車に仕掛けられた爆弾で瀕死の重傷となる。

死なずに済む方法はこれしかない、とクララに半ば強制的に同意させ、
アレックス・マーフィーはロボットとの半サイボーグに加工される。

アレックスはロボコップとして復活蘇生するが、自分の姿に驚愕、
手術したデネット・ノートン博士(ゲイリー・オールドマン)に怒りをぶつける。

アレックスは現実が受け入れられず、死にたいと思うが
「生」が妻や子の希望だと聞いて気を取り直す。

ロボコップお披露目の日。
犯罪データをアップロードされたアレックスはストレスが極限に達して失神する。

ノートン博士はアレックスのアドレナリン・レベルを下げる薬剤を投与。
アレックスは落着きを取り戻すが、無感情になってしまう。

ロボコップはアレックス・マーフィーとしての感情は失ったまま、
指名手配犯などの逮捕に精を出す。

果たしてロボコップはアレックスの自我を取り戻すことができるだろうか。
そして、自分や同僚を危機に陥れたバロンを追い詰めることはできるだろうか。

**

1987年の「ロボコップ」のリメイク。
デトロイト、オムニ・コープ、アレックス・マーフィーなど、主要プロットは同じ。
ストーリーはそれほど複雑ではない。

オリジナルは確かマーフィーは当初は人間の意識はなく、
記憶の断片から自分を取り戻したはずだが、
今作は最初から人間としての意識があり、薬剤で人間味を失う展開。

オリジナルはもう少し体が残っていたはずだが、
今作は「ミッション:8ミニッツ」よりも悲惨。
瀕死時の姿から想像できないほどだったので、ちょっと驚愕。

あそこまで「パーツ」になっているんだったら「アイ・ロボット」のサニーのように
もう少し人間離れした体形でも良かった。

オリジナルに敬意を表したと思われるスタイリングも出てきたし、
動く際のギュイーン、キュイーンみたいなメカ音は健在で、動きも直線っぽい演出だった。
「ロボットらしい」感じはあるが、やや冗長と言うか余計な気がした。

バイクはかっこいい。

動きや思考のどれが機械(メカ、AI)によるもので、
どれが人間によるものか分からないが、反応や攻撃が自動制御であれば、
あそこまでの連射は不要(弾がもったいない)
もっと少ない弾数で相手を倒さないと、多勢は撃破できない。

演出上、連射でないと迫力がないのは重々承知の上で。

メカと脳を連携させることが全く不可能と言うわけではない。
腕などを失った人の脳波を捉えて、メカの腕を操作する仕組みが実現されている。

しかし、脳神経とメカを直結させるような仕組みは当分無理だろう。
仮にできるとしても手作業で接続をいじくれるほどおおざっぱなものとは思えない。

あれではコンピューターの回路を半田ごてで直すようなもので、
最低でも目視は顕微鏡、操作はマニピュレーターが必要と思われる。

ロボットとの融合はまだ先の話でも、
ロボットスーツ=パワーアシストスーツが実用レベルの最初だろう。

現在は介護用途とか、高齢者/障害者などの動作支援にとどまっているが、

いずれスーパー・ソルジャー、特にスーパー歩兵が出てきてもおかしくない。
また火器における敵味方識別装置などは既に実戦配備されている。



ジョエル・キナマンは初見かも。全く知らない。

ゲイリー・オールドマンの助手キム役のエイミー・ガルシアは
見た目まんまアジア人だが、実はメキシコとプエルトリコのハーフ。

研究所は中国にあったが、「キム」であれば韓国系で、
中国系の「金」なら「ジン」または「キン」。

尚、渡来人ではない日本由来の姓にも「金」さんがいるらしいが
「コン」または「コンノ」。
そこから派生した名前には「昆」「今」「今野」「紺野」等があるらしい。

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2 コメント

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映画のシート (iina)
2014-03-26 09:35:25
座ってみて、もっと見やすい席を見つけ代えてもらいたい気分になることがあるものです。
近くのシネコンでは、土日にラッキー・シートを予告編等を流した後に抽選します。当たるとポップコーンの無料券を
もらえます。
いままでの傾向は、中央の席はみんなが座りたがる席なので当たらないと思ってましたが、先日の日曜日に、ど真ん中
の席をオーダーして当たりました。

中国がハリウッドを追い抜きたいとは、新聞のコラムに某映画評論家が書いていました。
公開本数なら、インドのボリウッドですから共産圏では精々多産させて抜いたと誇る程度で終わりそうです。(^^ゞ
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iinaさんへ (KGR)
2014-03-26 12:30:43
>座ってみて、もっと見やすい席を見つけ代えてもらいたい気分になることがある
同感です。

最後尾や通路側(左右の端に近い)が好きな方がいますが、私はなるべく前の方の中央を選んでます。

「前過ぎない」のも大切で、前回の席でどうだったかを参考にするために、
最近はどの列でどうだったかを書くようにしてます。

ラッキー・シート、良いですね。
客を呼ぶ工夫はどんどんやってもらいたいです。
ある程度入らないと上映作品も偏りがちになりますし。
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