旧大原郡大東町(だいとうちょう)は島根県の東部、内陸部に位置した町です。赤川沿いに町域が開け、大正3年に採掘を開始した「大東鉱山」ではモリブデン鉱、銅が採掘され、昭和後期に閉山されまで継続されていました。また古事記・日本書紀に記載される「須賀宮(すがのみや)」は、須佐之男命が初めて造ったと云われる事から「日本初之宮」と称され、和歌発祥の地としても知られています。「町の木:イチョウ」「町の花:桜」を制定。
立ち寄ったJR西日本木次線:大東駅に一両電車が入ってきました。
明治22年(1889)、町村制の施行により、大原郡大東村・阿用(あよう)村・佐世村・幡屋村・春殖(はるえ)村・海潮(うしお)村が発足。
1903年、大東村が町制を施行、大原郡大東町となります。
1951年、大原郡阿用村・佐世村・幡屋村・春殖村と合併、改めて大東町が発足。
1956年、大原郡大東町が、海潮村を編入。
2004年、大原郡加茂町・木次町・飯石郡三刀屋町・掛合町・吉田村と合併、雲南市が発足しました。
マンホールには「素戔男尊と稲田姫・八岐大蛇」、周囲には「赤川ほたる」がデザインされています。
明治36年(1903)11月6日制定の町章は「桜の花の真ん中に「大」を配したもので、旧・大東町制時から使用され、新制施行後に継承されました。」
撮影日:2011年5月16日&2015年4月22日