栗東市(りっとうし)は滋賀県の南部に位置する市です。守山市、大津市、野洲市、湖南市、甲賀市、草津市に隣接。市の北部は平坦地、南部は緑豊かな山地で、特に金勝山系は、全国森林浴の森百選に選ばれています。近畿と中京の間を国道1号・8号と主要な交通が通り、名神高速道路栗東インターチェンジの開通を機に、交通の要衝として製造業・商業・流通業など数多くの企業が立地しています。
栗東の名は、栗太郡の東部に位置する事から命名。御園地区に「日本中央競馬会:栗東トレーニングセンター」があることから「馬のまち」としても有名で、施設や、調教公開の様子などを見学することが出来ます。「市の木:貝塚伊吹」「市の花:キンセンカ」「市の鳥:メジロ」を制定。
JR草津線手原駅周辺から古瓦が採集される事から古代寺院「手原廃寺」の存在が想定され、昭和56年に商工会館建設に伴う発掘調査が実施されて以来、駅周辺において白鳳~奈良時代の瓦や倉庫群が検出されるなど、古代寺院や官衙(役所)が存在することが明らかになってきました。駅前には「古代建物群 手原遺跡」碑が建立されています。
「東経136度の通る駅」と「手孕村(滋賀県旧手孕村(現在の栗東市手原)伝説」の碑
キャッチフレーズは「ひと・まち・環境 ともに育む「健やか・にぎわい都市」栗東」
明治22年(1889)、町村制の施行により、栗太(くりた)郡治田村(はるた)・葉山村・金勝村(こんぜむら)・大宝村が発足。
1954年、栗太郡治田村・葉山村・金勝村・大宝村が合併、栗太郡栗東町が発足。
2001年、栗太郡栗東町が市制を施行、栗東市となりました。
マンホールには「市章」を背景に「市の花:キンセンカ」と「市の木:貝塚伊吹」、「市の鳥:メジロ」がデザインされています。
淡海環境プラザ展示マンホール「インターチェンジを模った「町章」を外周に配置し、その中に町のシンボルである「メジロ・キンセンカ・貝塚伊吹」を 配置しています。 これを通じて下水道に親しんでいただき、また景観にマッチさせようと考えたものです。」
昭和36年9月3日制定の市章は、栗東町章として制定され、市制施行後に継承されました。「飛躍的な発展を続けているまちを、名神高速道路インターチェンジに形取り、近代都市としての姿を、飛躍的かつ立体的に表しています。」公式HPより
仕切弁の自治体名は「栗東町」、市制以前の「旧栗東町」で使用されたものです。
栗東市マスコットキャラクター『くりちゃん』。体重は 栗2000個分(約60キログラム)。くりくりおめめの笑顔で市のイメージアップとPRに頑張っています。
撮影日:2008年6月14日&2018年12月19日