旧鹿島郡鹿西町(ろくせいまち)は石川県能登半島の中ほど、邑知(おうち)潟断層帯に位置した町です。町域の西にそびえる眉丈山麓の尾根上、急斜面に囲まれた山の上には、弥生時代中期後半・後期後半を中心とした集落跡「杉谷チャノバタケ遺跡」があります。昭和62年(1987)の石川県水道用水供給事業に伴って発掘調査が行われ「日本最古のおにぎり」の化石が発掘されて大きな話題を呼びました。「町の木:松」「町の花:菊」を制定。
明治22年(1889)、町村制の施行により鹿島郡能登部村・金丸村が発足。
1934年、能登部村が町制を施行、鹿島郡能登部町となる。
1956年、鹿島郡能登部町、金丸村が合併、鹿島郡鹿西町が発足。
2005年、鹿島郡鹿島町、鳥屋町と合併、鹿島郡中能登町となりました。
マンホールには、「日本最古のおにぎり」にちなんだキャラクター『おにぎりくん』と『おむすびちゃん』に囲まれた「能登半島」がデザインされています。
『おにぎりくん』と『おむすびちゃん』、中能登町内のいたる所に出没しています。
昭和37年7月1日制定の町章は「「6・織機の歯車・農業(稲穂)・鹿の角」の四点をシンポライズし、図案化したものです。」合併協議会資料より
「杉谷チャノバタケ遺跡」から発掘された「ちまき状炭化米塊(たんかまいかい)」の化石。確かに現代で言うところの三角おにぎりの形状をしています。はるかな太古のおにぎり・・・一説には神への供物ではないかとも言われています。
撮影日:2011年10月18日&2015年5月20日
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます