宇部市則貞、常盤湖を中心として展開される「常盤公園」は、大正14年(1925)、渡辺祐策らにより寄贈された常盤湖周辺の土地をもとに開設された都市型公園。春には桜、初夏には菖蒲等、四季折々の花が植えられ、また常盤湖では、公園のシンボル「ペリカン」などの鳥類が飼育されています。
公園内には緑と花と彫刻の博物館(ときわミュージアム)の野外彫刻展示場が併設され、箱根の「箱根 彫刻の森美術館」と並んで、野外の彫刻美術館として国内の双璧をなします。また、国内屈指のUBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)の会場としても全国的にその名が知られており、同展は若手彫刻家の登竜門となっています。(現代芸術は・・良く分かりません)
宇部市マンホール其の二は、ときわ公園で放し飼いにされていた、オスのモモイロペリカン「カッタくん」と、その首にぶら下がって一緒に飛ぶ子供がデザインされています。(宇部市東部浄化センター展示マンホール)
カッタ君と少年のモニュメント
カッタくんは、常盤公園で昭和60年(1985)に日本で初めて人工孵化により誕生したペリカン。2008年までアイドルを勤めてくれました。
中央に大きく、ときわ公園に飛来する白鳥、周囲に小さく描いた白鳥がデザインされています。(宇部市東部浄化センター展示マンホール)
常盤湖に復活したハクチョウの写真を使用した、デザインストリーマーマンホール。
ときわ公園内にある常盤湖を優雅に泳ぐ白鳥たち、水中には鯉の姿も。
公園のシンボルであった白鳥は、2011年2月に発生した高病原性鳥インフルエンザの感染拡大を防ぐため全て殺処分されました(合掌)。6年の歳月を経て2017年、白鳥の飼育が再開されました。
ソフト弁にも美しい白鳥がデザインされています。
入場ゲートまえの白鳥モニュメント
常盤池
撮影日:2015年11月13日&2017年12月2日
炭坑経営で成功するも有限資源である石炭の限界を早くから見抜き、そこで得た富を活用して今の宇部興産の礎を築いた傑物です。
同時期全国に多くの炭坑王が誕生しますが、その大半は石炭産業の凋落とともに没落します。
今も日本屈指の総合化学会社として彼の蒔いた種が見事に開花しているのはありきたりな言葉だけど「先見の明」あったればこそ。
宇部興産の名は知っていても
その祖となると知っている人は少ない
もちろん私もしかり。
それがマンホール設置場所の経緯の中で登場し
その人物の人となりを僅かでも知る事ができる
おかしな言い方ですが、
何か凄いなって感じています 😊