10月ヒヨドリの大群が海を渡って行きました。 ヒヨドリの渡りです。
遠くて見えずらいですが、初めて観察できたので記録として。
拡大
広い海の上であっという間に米粒ほどになり、群れは、急降下し水面ギリギリを渡ります。
参考のために水面近くを飛ぶヒヨドリを。(渡りに失敗して陸に戻るときに、海面近くを通ったところを撮りました)
海上では、ハヤブサが現れてヒヨドリを追います。遠方のため米粒大で見にくいですが。(左の大きめの鳥がハヤブサ)
ヒヨドリが驚いて分散しました。(右方にハヤブサがいますが・・・見にくいです)
遠いのでハヤブサは角度によってヒヨドリ位の大きさに見えます。(右方)
群れに飛び込みヒヨドリの群れとは相当距離のある上空へ上がりますが、あっという間にまたヒヨドリの群れに下降し飛び込んでいました。
上昇も、下降も速い
ヒヨドリは、ハヤブサに襲われて(渡りに失敗して)引き返して林で群れては、また渡るを繰り返していました。
いくつかの群は、向こう岸に渡れたようですが、ハヤブサの餌食になるヒヨドリもいます。(今回ハヤブサが獲った所は、確認できませんでした)
ヒヨドリ
北海道・本州・四国・九州・対馬・大隅諸島・伊豆諸島は亜種ヒヨドリH.a.amaurotis。
TL27~28.5㎝ WS40㎝
ハヤブサ
南極を除く全世界に広く分布。
日本では九州以北で繁殖するほか、全国に冬鳥として渡来する。
TL♂38~45㎝ ♀46~51㎝ WS84~120㎝