
2022/5/27-29で四国一周旅行してきた話の続きです。
5/27の朝の新幹線で岡山へ行き、快速「マリンライナー」、特急「うずしお」と乗り継いで徳島へやってきました。
徳島からは牟岐線に乗り換えて阿波海南へ向かいますが、しばらく列車がなかったので、待ち時間に徳島駅の東側にある徳島城跡へ行きました。
ここに保存SLが1両あるのは以前から知っていたのですけど、見ていなかったので見に行きました。ついでにドラクエウォークのお城回収スポットだったので。


徳島駅を出て、線路沿いの道を南へ。徳島運転所の気動車が見えます。JR化後に製造された1000形、1200形、1500形ですね



徳島城跡にある8620形68692の保存場所です




車両はホームと柵の外から撮影することができます


車両の前から少し線路が伸びているなと思ったら、トンネルを塞いだような徳島鉄道年表がありました
徳島駅へ戻ったら、牟岐線に乗車します。1500形と1200形が連結されていましたが、1500形は客扱いなしの回送で、どこかで連結解除されて阿波海南に着いた時にはいませんでした。


1200形+1500形の牟岐線阿波海南行き


阿波海南に到着
阿波海南に着いたら阿佐海岸鉄道のDMVに乗り換えです。
元々阿佐海岸鉄道は1つ先の海部駅から甲浦駅を走る第三セクターの普通鉄道でした。途中に宍喰駅があるだけの3駅だけの路線ですが、徳島県の南端と高知県の東端を結んでいるだけのローカル線です。
これまで何度か乗車しましたけれど、私のような乗り鉄が乗りにくるだけという客が多く、バスで室戸岬方面へ抜けるか、そのまま折り返すという人がほとんどでした。
つまり、地域交通としてはあまり根付いていない感じの路線です。
今回、金曜日の夕方の便に乗ったわけですが、阿波海南からの同乗客は3名で、いずれも旅行者でした。こういった地方鉄道では高校生の通学輸送がメインだったりするのですけど、阿波海南駅に近い徳島県立海部高校の通学にも、ほとんど使われていないのだなという感じでした。
なお、DMVの乗車は予約制にはなっていますが、空席があれば予約なしでも乗車できます。今回乗った時は空席だらけで、予約なしでも平気な感じでした。

JR牟岐線の線路は阿波海南駅で途切れており、かつて繋がっていた海部駅へ行くことはできません

阿波海南駅の駅舎




阿佐海岸鉄道DMVの乗車場。バスモードで乗車してから、線路へ入るようになっています



DMVがやってきました。車両は3台あり、写真の緑の車両の他に、赤色、青色の車両があります。始発駅は道路上の阿波海南文化村なので、線路区間が阿波海南〜甲浦となります


マイクロバスをベースにしているDMV。座席数は優先席を除いて16席。発車オ〜ライネットでは優先席は予約できません


かつて牟岐線だった線路上を走るDMVの車内から。海部駅の手前にあった、町内トンネルは健在です。意味のないトンネルとして有名ですが、最初は山があったらしいんですよ(山を切り崩したのでトンネルだけ残った)

海部駅に着くと、ASA-100形が出迎え。かつての阿佐海岸鉄道用ホームに留置していました

阿佐海岸鉄道は、国鉄末期の未成線を開業させたものなので、トンネルと高架だらけの高規格線。それをDMVの小型車両で走っているのが現在です

宍喰駅到着時。ホームへはステップが展開するようになっています

宍喰駅を過ぎて車庫の横を通ると元高千穂鉄道のASA-300形が見えました。そういえば、阿佐海岸鉄道にこの車両が来てから、結局乗車することは叶いませんでした


甲浦駅へ到着。かつては線路の行き止まりだったところにDMVのモード切り替えスペースが作られており、ここから道路まで降りて行きます。甲浦駅の昇降場所は道路上になっており、かつてのホームはモードチェンジの切り替え見学に入ることができるようになっています
再び道路を走るDMVに乗り、終点の1つ前のバス停である海の駅海洋町で下車しました。終点の道の駅宍喰温泉まで行くと、折り返しまでの時間が少ないので、1つ前のバス停にしました。



走り去るDMV

海の駅海洋町。簡単な飲食ができて土産物販売があります

建物の横はきれいな海水浴場のようでした
この後は折り返しのDMVに乗り、宍喰駅へ向かいます。
以下、次回。
5/27の朝の新幹線で岡山へ行き、快速「マリンライナー」、特急「うずしお」と乗り継いで徳島へやってきました。
徳島からは牟岐線に乗り換えて阿波海南へ向かいますが、しばらく列車がなかったので、待ち時間に徳島駅の東側にある徳島城跡へ行きました。
ここに保存SLが1両あるのは以前から知っていたのですけど、見ていなかったので見に行きました。ついでにドラクエウォークのお城回収スポットだったので。


徳島駅を出て、線路沿いの道を南へ。徳島運転所の気動車が見えます。JR化後に製造された1000形、1200形、1500形ですね



徳島城跡にある8620形68692の保存場所です




車両はホームと柵の外から撮影することができます


車両の前から少し線路が伸びているなと思ったら、トンネルを塞いだような徳島鉄道年表がありました
徳島駅へ戻ったら、牟岐線に乗車します。1500形と1200形が連結されていましたが、1500形は客扱いなしの回送で、どこかで連結解除されて阿波海南に着いた時にはいませんでした。


1200形+1500形の牟岐線阿波海南行き


阿波海南に到着
阿波海南に着いたら阿佐海岸鉄道のDMVに乗り換えです。
元々阿佐海岸鉄道は1つ先の海部駅から甲浦駅を走る第三セクターの普通鉄道でした。途中に宍喰駅があるだけの3駅だけの路線ですが、徳島県の南端と高知県の東端を結んでいるだけのローカル線です。
これまで何度か乗車しましたけれど、私のような乗り鉄が乗りにくるだけという客が多く、バスで室戸岬方面へ抜けるか、そのまま折り返すという人がほとんどでした。
つまり、地域交通としてはあまり根付いていない感じの路線です。
今回、金曜日の夕方の便に乗ったわけですが、阿波海南からの同乗客は3名で、いずれも旅行者でした。こういった地方鉄道では高校生の通学輸送がメインだったりするのですけど、阿波海南駅に近い徳島県立海部高校の通学にも、ほとんど使われていないのだなという感じでした。
なお、DMVの乗車は予約制にはなっていますが、空席があれば予約なしでも乗車できます。今回乗った時は空席だらけで、予約なしでも平気な感じでした。

JR牟岐線の線路は阿波海南駅で途切れており、かつて繋がっていた海部駅へ行くことはできません

阿波海南駅の駅舎




阿佐海岸鉄道DMVの乗車場。バスモードで乗車してから、線路へ入るようになっています



DMVがやってきました。車両は3台あり、写真の緑の車両の他に、赤色、青色の車両があります。始発駅は道路上の阿波海南文化村なので、線路区間が阿波海南〜甲浦となります


マイクロバスをベースにしているDMV。座席数は優先席を除いて16席。発車オ〜ライネットでは優先席は予約できません


かつて牟岐線だった線路上を走るDMVの車内から。海部駅の手前にあった、町内トンネルは健在です。意味のないトンネルとして有名ですが、最初は山があったらしいんですよ(山を切り崩したのでトンネルだけ残った)

海部駅に着くと、ASA-100形が出迎え。かつての阿佐海岸鉄道用ホームに留置していました

阿佐海岸鉄道は、国鉄末期の未成線を開業させたものなので、トンネルと高架だらけの高規格線。それをDMVの小型車両で走っているのが現在です

宍喰駅到着時。ホームへはステップが展開するようになっています

宍喰駅を過ぎて車庫の横を通ると元高千穂鉄道のASA-300形が見えました。そういえば、阿佐海岸鉄道にこの車両が来てから、結局乗車することは叶いませんでした


甲浦駅へ到着。かつては線路の行き止まりだったところにDMVのモード切り替えスペースが作られており、ここから道路まで降りて行きます。甲浦駅の昇降場所は道路上になっており、かつてのホームはモードチェンジの切り替え見学に入ることができるようになっています
再び道路を走るDMVに乗り、終点の1つ前のバス停である海の駅海洋町で下車しました。終点の道の駅宍喰温泉まで行くと、折り返しまでの時間が少ないので、1つ前のバス停にしました。



走り去るDMV

海の駅海洋町。簡単な飲食ができて土産物販売があります

建物の横はきれいな海水浴場のようでした
この後は折り返しのDMVに乗り、宍喰駅へ向かいます。
以下、次回。
名古屋にはゆとりーとラインと言う珍しいものがあります。それに似ている気がします。お金がかかりすぎます。
一方、単なるビーアールティーなら、私はこれを鉄道が発展的に解消したものだと思いますので、これは評価しているんです。
元々の阿佐海岸鉄道自体が、地元に利用されている様には見えず、お遍路さんと鉄道マニア向けという感じでしたし。マイクロバスベースで、8年、10年で寿命が来るでしょうから、そこで廃線となるか、その前に廃線となるかでしょうね。