
12/7-9で行ってきた札幌往復旅行シリーズ3回目です。
12/7上野発の「北斗星」は、東北地方を中心に起きた強い地震の影響で出発が遅れ、その後も途中抑止を受けて函館時点で3時間近い遅延でした。
当初予定では、長万部で下車して山線(函館本線)経由で小樽・札幌へ向かう予定だった我々4人ですが、この遅れなのでこのまま「北斗星」の乗車だけで札幌へ向かおうという話になり、長万部では下車しませんでした。
列車は遅れを取り戻すこと無く、そのまま室蘭本線へ入ります。室蘭本線では雪がずっと降り続けていて、車体にも雪が積もり、窓も氷が目立つようになってきました。そんな中、列車の遅れに伴う食堂車の「特別昼食営業」の案内が。本来の「北斗星」はお昼前の11:15に札幌駅に到着するので、夕食と朝食営業のみですが、今回のような大幅な遅延が発生した場合に昼食営業を行うのだそうです。
昼食営業時間になって、再度食堂車へ行きました。メニューは「ビーフカレー」のみで値段900円。前夜の「ビーフカレー」弁当700円より少し高いですが、まあ営業してくれているだけでありがたいし、通常は体験することの無い昼営業を体験できたと言うことで、貴重な経験にはなりました。

昼食営業が始まった時点で、場所はまだ伊達紋別。距離的には札幌ー函館のちょうど中間くらい

メニューは「ビーフカレー」のみ。なんと、メニューがあらかじめLUNCHとして用意されている。こういう営業も運転計画に織り込み済みだったのだ

伊達紋別では反対側のキハ281系「スーパー北斗」と行き違いに

食堂車のテーブルライト

ビーフカレー。味は前夜のお弁当と一緒。美味しかったです
昼食後、列車は雪の室蘭本線を走り続け、やがては東室蘭を越え、白老で後続の特急「スーパー北斗7号」に追い抜かれても、札幌を目指して走り続けます。

半室ロビーでくつろぐ。前夜の鉄道マニアグループの姿は朝以降は無く、気楽に使えた

東室蘭へ到着すると、留置の気動車の姿が

東室蘭駅

最後尾の1号車、窓にはすでに雪がかかっていた

白老駅。近くに白老温泉がある。競走馬生産で名高い白老ファームはもう少し社台寄り

キハ283系の特急「スーパー北斗」に追い抜かれる。あちらは時速130kmで走る振り子式気動車、こちらは時速95kmの客車で、同じ特急種別とは言え性能差で追いつかれてしまう

白老ー社台の辺りは沿線に競走馬の牧場が広がる。社台グループの牧場が多い
やがて列車は千歳線に入り、南千歳に到着。新千歳空港への列車が分岐する場所で、ここから先は非常に列車が多い区間になります。
さて、その南千歳に着いてから、また列車が動きません。車内放送によると、先行していた特急「スーパー北斗7号」がサッポロビール庭園駅で、地上側ATS設備故障により動けなくなっているとのこと。ここでまた、遅れが拡大してしまったわけです。

停車駅なので外に出られるが、すっかりホームは雪景色である

南千歳駅の駅名標

南千歳停車中の「北斗星」

新千歳空港から出てくる721系快速「エアポート」

2本の721系も動きようがなくて立ち往生
やっとこさ、列車は動き始め、終点の札幌へ。
上野駅を出ること19時間以上、定刻より4時間30分ほどの遅れで寝台特急「北斗星」は札幌駅に15:44に到着しました。
特急料金払い戻し規程の2時間を余裕で越えていましたが、特急料金を払い戻すと記念に切符を持ち帰ることが出来ないし、別段長い分は楽しんだので、払い戻しはしませんでした。

苗穂にラッセル車の姿が見える

キハ183系「ニセコエクスプレス」の姿も見えた

札幌駅に到着。最後尾の1号車はすっかり雪化粧

エンブレムも輝かしいJR北海道所属車の24系25番台。3号車はB寝台2人用個室「デュエット」

先頭部へ異動。DD51形重連の姿が見える

JR北海道の寝台特急・急行牽引用DD51形は青色と沿うに側面エンブレムが特徴

先頭部はホーム端ぎりぎりなので、ちょっと撮影困難

頑張ってもこんな感じ

札幌駅の駅名標。上野から長い道のりでした

引き上げていく「北斗星」。この日の折り返し便も、この遅延の影響で発車が遅れたようです
札幌到着時点で16時前でしたから、すでに外は暗くなりかけていました。
おまけに雪もだいぶ降っていましたので、これからの時間に観光するのは難しいということで、駅のホームでしばらく列車撮影して切り上げることにしました。

今回初めて見ました、アルミ製試作車の735系。731系をアルミ車体で製造した物で、2編成しかありません

反対側はステンレス製の733系。731系のマイナーチェンジ車で、ステンレス車体が今時のものらしく、ビードなどが無くなってフラットになっています

721系が入線。札幌ではよく見ます

789系1000番台のL特急「スーパーカムイ」

721系と並んでもう1枚
撮影後はホテルまで歩いてチェックイン。荷物を置いて、夕食は外に食べに行くことに。時間は18時過ぎで、この時間ならどの店も空いているだろうというところで、何を食べに行くかが問題に。
旅行前の段階では、「スープカレー」を提案していたんですが、さすがに「北斗星」で2度もカレーライスを食べたので、カレー系は避けることに。
ならば「ジンギスカン」がいいだろうということで、駅近くの「ヤマダモンゴル 北8条店」でジンギスカンを食べました。
ここのジンギスカンは、ラム肉をやや厚く切っていて食べ応えがあります。

ジンギスカン鍋にまずはタマネギ

野菜とラム肉を焼いて食べる

ラム肉は3種あり、ラムショルダー、ラムレッグ、特上ラムロース。どれも美味しいのだ
ここでの食事は、余り食べ過ぎないようにして、この後にさらにラーメンまで食べました・・・・なんか食べてばかりだな、この旅。
さすがに運動不足すぎたので、宿に一旦戻って風呂に入った後、ひそかにホテルを抜け出して札幌駅地下なんぞウォーキングしました。
次回からは、12/9の行程です。
12/7上野発の「北斗星」は、東北地方を中心に起きた強い地震の影響で出発が遅れ、その後も途中抑止を受けて函館時点で3時間近い遅延でした。
当初予定では、長万部で下車して山線(函館本線)経由で小樽・札幌へ向かう予定だった我々4人ですが、この遅れなのでこのまま「北斗星」の乗車だけで札幌へ向かおうという話になり、長万部では下車しませんでした。
列車は遅れを取り戻すこと無く、そのまま室蘭本線へ入ります。室蘭本線では雪がずっと降り続けていて、車体にも雪が積もり、窓も氷が目立つようになってきました。そんな中、列車の遅れに伴う食堂車の「特別昼食営業」の案内が。本来の「北斗星」はお昼前の11:15に札幌駅に到着するので、夕食と朝食営業のみですが、今回のような大幅な遅延が発生した場合に昼食営業を行うのだそうです。
昼食営業時間になって、再度食堂車へ行きました。メニューは「ビーフカレー」のみで値段900円。前夜の「ビーフカレー」弁当700円より少し高いですが、まあ営業してくれているだけでありがたいし、通常は体験することの無い昼営業を体験できたと言うことで、貴重な経験にはなりました。

昼食営業が始まった時点で、場所はまだ伊達紋別。距離的には札幌ー函館のちょうど中間くらい

メニューは「ビーフカレー」のみ。なんと、メニューがあらかじめLUNCHとして用意されている。こういう営業も運転計画に織り込み済みだったのだ

伊達紋別では反対側のキハ281系「スーパー北斗」と行き違いに

食堂車のテーブルライト

ビーフカレー。味は前夜のお弁当と一緒。美味しかったです
昼食後、列車は雪の室蘭本線を走り続け、やがては東室蘭を越え、白老で後続の特急「スーパー北斗7号」に追い抜かれても、札幌を目指して走り続けます。

半室ロビーでくつろぐ。前夜の鉄道マニアグループの姿は朝以降は無く、気楽に使えた

東室蘭へ到着すると、留置の気動車の姿が

東室蘭駅

最後尾の1号車、窓にはすでに雪がかかっていた

白老駅。近くに白老温泉がある。競走馬生産で名高い白老ファームはもう少し社台寄り

キハ283系の特急「スーパー北斗」に追い抜かれる。あちらは時速130kmで走る振り子式気動車、こちらは時速95kmの客車で、同じ特急種別とは言え性能差で追いつかれてしまう

白老ー社台の辺りは沿線に競走馬の牧場が広がる。社台グループの牧場が多い
やがて列車は千歳線に入り、南千歳に到着。新千歳空港への列車が分岐する場所で、ここから先は非常に列車が多い区間になります。
さて、その南千歳に着いてから、また列車が動きません。車内放送によると、先行していた特急「スーパー北斗7号」がサッポロビール庭園駅で、地上側ATS設備故障により動けなくなっているとのこと。ここでまた、遅れが拡大してしまったわけです。

停車駅なので外に出られるが、すっかりホームは雪景色である

南千歳駅の駅名標

南千歳停車中の「北斗星」

新千歳空港から出てくる721系快速「エアポート」

2本の721系も動きようがなくて立ち往生
やっとこさ、列車は動き始め、終点の札幌へ。
上野駅を出ること19時間以上、定刻より4時間30分ほどの遅れで寝台特急「北斗星」は札幌駅に15:44に到着しました。
特急料金払い戻し規程の2時間を余裕で越えていましたが、特急料金を払い戻すと記念に切符を持ち帰ることが出来ないし、別段長い分は楽しんだので、払い戻しはしませんでした。

苗穂にラッセル車の姿が見える

キハ183系「ニセコエクスプレス」の姿も見えた

札幌駅に到着。最後尾の1号車はすっかり雪化粧

エンブレムも輝かしいJR北海道所属車の24系25番台。3号車はB寝台2人用個室「デュエット」

先頭部へ異動。DD51形重連の姿が見える

JR北海道の寝台特急・急行牽引用DD51形は青色と沿うに側面エンブレムが特徴

先頭部はホーム端ぎりぎりなので、ちょっと撮影困難

頑張ってもこんな感じ

札幌駅の駅名標。上野から長い道のりでした

引き上げていく「北斗星」。この日の折り返し便も、この遅延の影響で発車が遅れたようです
札幌到着時点で16時前でしたから、すでに外は暗くなりかけていました。
おまけに雪もだいぶ降っていましたので、これからの時間に観光するのは難しいということで、駅のホームでしばらく列車撮影して切り上げることにしました。

今回初めて見ました、アルミ製試作車の735系。731系をアルミ車体で製造した物で、2編成しかありません

反対側はステンレス製の733系。731系のマイナーチェンジ車で、ステンレス車体が今時のものらしく、ビードなどが無くなってフラットになっています

721系が入線。札幌ではよく見ます

789系1000番台のL特急「スーパーカムイ」

721系と並んでもう1枚
撮影後はホテルまで歩いてチェックイン。荷物を置いて、夕食は外に食べに行くことに。時間は18時過ぎで、この時間ならどの店も空いているだろうというところで、何を食べに行くかが問題に。
旅行前の段階では、「スープカレー」を提案していたんですが、さすがに「北斗星」で2度もカレーライスを食べたので、カレー系は避けることに。
ならば「ジンギスカン」がいいだろうということで、駅近くの「ヤマダモンゴル 北8条店」でジンギスカンを食べました。
ここのジンギスカンは、ラム肉をやや厚く切っていて食べ応えがあります。

ジンギスカン鍋にまずはタマネギ

野菜とラム肉を焼いて食べる

ラム肉は3種あり、ラムショルダー、ラムレッグ、特上ラムロース。どれも美味しいのだ
ここでの食事は、余り食べ過ぎないようにして、この後にさらにラーメンまで食べました・・・・なんか食べてばかりだな、この旅。
さすがに運動不足すぎたので、宿に一旦戻って風呂に入った後、ひそかにホテルを抜け出して札幌駅地下なんぞウォーキングしました。
次回からは、12/9の行程です。
それにしても、遅延の際の食堂車の準備まであるとは感服します。
10年くらい前にキハ181系「いそかぜ」で2時間強風抑止したときも、3両編成で座席しか無いし、暇で困った覚えがあります。
「北斗星」ならベッドで寝られるし、半室ロービーカーでも暇は潰せる。遅れていても景色は楽しめますし。
ランチメニューまで用意されていることは私も驚きました。