12月8日(火)
私 「今日は何の日?」
末娘(中2)「ジョン・レノンの命日!」
息子(大3)「リメンバー パール・ハーバー!」
今日、私の頭の中は1日中「Happy Xmas (War Is Over)/John Lennon 」が流れていた。
給食準備の時間や清掃の時間も、つい口ずさんでいたようで、生徒が興味を持って聞いてきた。
授業の終わりにも、
「今日は何の日?」
と聞いて、二つの日のことを簡単に説明した。
ジョンが亡くなったニュースを聞いた日はショックで、アパートの友人とジョンの「Double Fantasy」のアルバムを朝まで何回も聞いて泣いた。
「リメンバー パール・ハーバー!」
私はこの言葉をずいぶん大人になってから聞いた。
中学3年の時、地元の映画館で*(映画)*『トラ!トラ!トラ!』を見た。
「ワレ奇襲ニ成功セリ」その映像が映し出された瞬間の映画館内の熱狂を私は忘れない。
それと同じ状況を、2001年の9月11日のTVの映像で見ることになる。
アメリカのシンボルであるツィン・タワー・ビルに突っ込んでいったテロリストの故郷の映像だった。
そこでは崩れ落ちていくビルを見ながら、人々は爆竹を鳴らし、狂喜していた。
テロリストの母親は、周囲の人たちから、
「あなたの息子は英雄だ!憎きアメリカのシンボルを破壊してくれた!」
と賞賛されていた。
母親は息子を亡くしながら、人々の賞賛の言葉に泣きながら感謝していた。
愕然とした。
これが息子の「ファースト・インパクト」となり、『国際法』を学ぶことを志すきっかけとなるのだが・・・。
「リメンバー パール・ハーバー!」はその時のニュースで、「リメンバー・911」と同時に聞いた言葉だった。
その言葉の重みを思い知らされたのは、筑紫哲也さんがニュースキャスターをしていた『NEWS23』で、終戦60周年記念スペシャルを見たときだった。
アメリカ人で日本に原爆を落としその炸裂した映像を撮ったという人が出演していた。
原爆資料館を見学し、被爆者にも会った上で、その人は
「日本人が『ノー・モア・ヒロシマ!』を掲げるなら、私たちは『リメンバーパールハーバー』と応えるだろう。私は広島に原爆を落としたことを後悔しないし、被爆者達にも謝らない」
と言っていた。
見ていて、その残念さに打ちのめされながら、同時に、その人にとっての「リメンバー パール・ハーバー!」は、それほどの意味があるのだと思い知らされた。
暴力に暴力で応えることの無意味さ。
復讐は新たな復讐を呼ぶことの恐ろしさ・・・。
今一度、ジョンレノンのご冥福と、世界の平和を願って「Happy Xmas (War Is Over)/John Lennon 」を聴こう。
http://www.youtube.com/watch?v=fvVqtrtfUAg
遅ればせながら、12月の掲示板の画像*(ツリー)*をトップにアップした。(もう少しちゃんと撮影した画像を貼り付けたかったのだが、その画像が入っているメモリーカードが不具合になってしまったので、掲示ケースに貼ってしまった物を再度撮影した。)
photo by toliton717 from OCNフォトフレンド
私 「今日は何の日?」
末娘(中2)「ジョン・レノンの命日!」
息子(大3)「リメンバー パール・ハーバー!」
今日、私の頭の中は1日中「Happy Xmas (War Is Over)/John Lennon 」が流れていた。
給食準備の時間や清掃の時間も、つい口ずさんでいたようで、生徒が興味を持って聞いてきた。
授業の終わりにも、
「今日は何の日?」
と聞いて、二つの日のことを簡単に説明した。
ジョンが亡くなったニュースを聞いた日はショックで、アパートの友人とジョンの「Double Fantasy」のアルバムを朝まで何回も聞いて泣いた。
「リメンバー パール・ハーバー!」
私はこの言葉をずいぶん大人になってから聞いた。
中学3年の時、地元の映画館で*(映画)*『トラ!トラ!トラ!』を見た。
「ワレ奇襲ニ成功セリ」その映像が映し出された瞬間の映画館内の熱狂を私は忘れない。
それと同じ状況を、2001年の9月11日のTVの映像で見ることになる。
アメリカのシンボルであるツィン・タワー・ビルに突っ込んでいったテロリストの故郷の映像だった。
そこでは崩れ落ちていくビルを見ながら、人々は爆竹を鳴らし、狂喜していた。
テロリストの母親は、周囲の人たちから、
「あなたの息子は英雄だ!憎きアメリカのシンボルを破壊してくれた!」
と賞賛されていた。
母親は息子を亡くしながら、人々の賞賛の言葉に泣きながら感謝していた。
愕然とした。
これが息子の「ファースト・インパクト」となり、『国際法』を学ぶことを志すきっかけとなるのだが・・・。
「リメンバー パール・ハーバー!」はその時のニュースで、「リメンバー・911」と同時に聞いた言葉だった。
その言葉の重みを思い知らされたのは、筑紫哲也さんがニュースキャスターをしていた『NEWS23』で、終戦60周年記念スペシャルを見たときだった。
アメリカ人で日本に原爆を落としその炸裂した映像を撮ったという人が出演していた。
原爆資料館を見学し、被爆者にも会った上で、その人は
「日本人が『ノー・モア・ヒロシマ!』を掲げるなら、私たちは『リメンバーパールハーバー』と応えるだろう。私は広島に原爆を落としたことを後悔しないし、被爆者達にも謝らない」
と言っていた。
見ていて、その残念さに打ちのめされながら、同時に、その人にとっての「リメンバー パール・ハーバー!」は、それほどの意味があるのだと思い知らされた。
暴力に暴力で応えることの無意味さ。
復讐は新たな復讐を呼ぶことの恐ろしさ・・・。
今一度、ジョンレノンのご冥福と、世界の平和を願って「Happy Xmas (War Is Over)/John Lennon 」を聴こう。
http://www.youtube.com/watch?v=fvVqtrtfUAg
遅ればせながら、12月の掲示板の画像*(ツリー)*をトップにアップした。(もう少しちゃんと撮影した画像を貼り付けたかったのだが、その画像が入っているメモリーカードが不具合になってしまったので、掲示ケースに貼ってしまった物を再度撮影した。)
