4月2日(金)
今日、「金スマ」で、杉田かおるの波瀾万丈な半生を特集していた。
「パパと呼ばないで」のちぃぼう役で一世を風靡した天才子役。
「3年B組金八先生」では中学生で妊娠・出産を経験する優等生役を熱演。
「池中玄太80キロ」の劇中歌「鳥の歌」のヒットで、「ザ・ベストテン」にも出演。
「寅さんシリーズ」や「時代劇」にも出演して、ブラウン管からは女優として確実に力を付けて成長しているように見えていた。
でも、今日の特集で、彼女の栄光と挫折の、あまりにも過酷な波瀾万丈な半生を知り、改めて彼女の女優としての「凄み」と可能性を感じた。
ここでは詳しい内容にはあえてふれないが、彼女に次々に降りかかる災難や病、いじめや、彼女自身の心の葛藤、境遇は、確かに壮絶なものがある。
でも、彼女は、そのぎりぎりのところまで追いつめられながら、その「負の財産」を補ってあまりあるすばらしい人との出会いやチャンスに恵まれ、必ずそれを克服して一つ一つの試練・壁を乗り越え、確実に成長している。
彼女は、天才だから、普通の人が何倍も苦労をして身につけたり手に入れることを、最初から持っていたり、できたりするのだ。
ゲストの武田鉄矢が、金八先生の最初のシリーズを取り終えたときにこう思ったそうだ。
「神様、この子には、災難のように難しい役をお与えください。そうでないとこの子は終わってしまいます。」
杉田かおるはそれに対して、笑いながら
「災難ばかりがやってきましたけど」
と言った。
武田鉄矢はその彼女に「杉田かおるバージョンの『贈る言葉』」を歌う中で、
「富士山は、富士山を目指した者にしか登れない。散歩の途中で登る山ではない。目標を持ちなさい」
と言うようなコメントを送る。
その後も続く彼女のドラマチックな半生の再現ドラマが終わった後、杉田かおるは名曲「鳥の歌」を歌った。
その伸びやかできれいな声は、あの頃のイメージのままの清楚さや健気さで、聴く者の心を打つような歌だった。
彼女はまだ39歳。
女優としてもタレントとしてもたくさんの可能性を秘めた人だけれど、これまでの「負の財産」をプラスに転化して、やはり女優として極めていってほしいと思った。
なぜなら、彼女の今までの過酷な経験は、必ず彼女の演技をリアルな、真に迫った役作りとして、必ず生かされるときがくるから。
どんなに想像力があって、テクニックに長けた人でも、演技は演技。そこに、リアリティーを持たせるには似たような経験を持つか、そういう経験者に話を聞いて、その人と同じ気持ちになれるぐらいの役作りが必要なのだと思う。
杉田かおるのような体験をした人はなかなかないと思う。
でも、それを体験した彼女だからこそ、演じられる役や、芝居がこれからはたくさんでてくると思う。
これだけの過去を世間に公表し、過酷な「宿命」に挑んでいく彼女に心からエールを送りたい。
『壁は乗り越えられる人の前にしか現れない。』(軌保博光)
今日、「金スマ」で、杉田かおるの波瀾万丈な半生を特集していた。
「パパと呼ばないで」のちぃぼう役で一世を風靡した天才子役。
「3年B組金八先生」では中学生で妊娠・出産を経験する優等生役を熱演。
「池中玄太80キロ」の劇中歌「鳥の歌」のヒットで、「ザ・ベストテン」にも出演。
「寅さんシリーズ」や「時代劇」にも出演して、ブラウン管からは女優として確実に力を付けて成長しているように見えていた。
でも、今日の特集で、彼女の栄光と挫折の、あまりにも過酷な波瀾万丈な半生を知り、改めて彼女の女優としての「凄み」と可能性を感じた。
ここでは詳しい内容にはあえてふれないが、彼女に次々に降りかかる災難や病、いじめや、彼女自身の心の葛藤、境遇は、確かに壮絶なものがある。
でも、彼女は、そのぎりぎりのところまで追いつめられながら、その「負の財産」を補ってあまりあるすばらしい人との出会いやチャンスに恵まれ、必ずそれを克服して一つ一つの試練・壁を乗り越え、確実に成長している。
彼女は、天才だから、普通の人が何倍も苦労をして身につけたり手に入れることを、最初から持っていたり、できたりするのだ。
ゲストの武田鉄矢が、金八先生の最初のシリーズを取り終えたときにこう思ったそうだ。
「神様、この子には、災難のように難しい役をお与えください。そうでないとこの子は終わってしまいます。」
杉田かおるはそれに対して、笑いながら
「災難ばかりがやってきましたけど」
と言った。
武田鉄矢はその彼女に「杉田かおるバージョンの『贈る言葉』」を歌う中で、
「富士山は、富士山を目指した者にしか登れない。散歩の途中で登る山ではない。目標を持ちなさい」
と言うようなコメントを送る。
その後も続く彼女のドラマチックな半生の再現ドラマが終わった後、杉田かおるは名曲「鳥の歌」を歌った。
その伸びやかできれいな声は、あの頃のイメージのままの清楚さや健気さで、聴く者の心を打つような歌だった。
彼女はまだ39歳。
女優としてもタレントとしてもたくさんの可能性を秘めた人だけれど、これまでの「負の財産」をプラスに転化して、やはり女優として極めていってほしいと思った。
なぜなら、彼女の今までの過酷な経験は、必ず彼女の演技をリアルな、真に迫った役作りとして、必ず生かされるときがくるから。
どんなに想像力があって、テクニックに長けた人でも、演技は演技。そこに、リアリティーを持たせるには似たような経験を持つか、そういう経験者に話を聞いて、その人と同じ気持ちになれるぐらいの役作りが必要なのだと思う。
杉田かおるのような体験をした人はなかなかないと思う。
でも、それを体験した彼女だからこそ、演じられる役や、芝居がこれからはたくさんでてくると思う。
これだけの過去を世間に公表し、過酷な「宿命」に挑んでいく彼女に心からエールを送りたい。
『壁は乗り越えられる人の前にしか現れない。』(軌保博光)
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