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自分の番、いのちのバトンと「たすき」

2010-07-17 07:17:00 | 徒然なるままに
7月17日(土)

今日は、私の50回目の誕生日だ。
ついに半世紀を生き抜いたぞ!という感じだ。
ということは、今の姓になって25年。四半世紀過ごしたということだ。

相田みつをさんの詩に、「自分の番、いのちのバトン」という詩がある。

photo by toliton717 from OCNフォトフレンド

以前、私は「誕生日をもって母の日とする」と思い、母が自分をこの世に送り出してくれた日こそ、本当の母の日だと思った。

今年は、相田みつをさんのこの言葉を改めて読んで、私がこの世に存在するのは、母だけでなく、父も。そして、両親を産んでくれた祖父母たちも、その前の先祖たちの出会いがあって、今、私がその「命のバトン」を受け継いで、「自分の番」を生きているんだなあと思った。

私は偶然この世に生まれたてきたのではない。
私の子どもたちへは、「いのちのバトン」をしっかり渡せているだろうか?
私が50年間無事に生きてこられてきたように、子どもたちは、戦争や災害や事故や大病にも遭わず、私以上に長生きしてそれぞれの「自分の番」を生き抜いて行ってくれることを願わずにはいられない。

また、両親には、まだまだ元気に「自分の番」を生き抜いて「自分の命」を全うしてほしい。

これからの日々は、確実に衰えていく気力と体力との戦いの日々になっていくのだろう。
もう、若い頃のような無理や無茶はできない。
老いた両親のためにも、これから自分の人生を選択し巣立っていく子どもたちのためにも、まだまだ元気で頑張らなくてはいけない。
「太く短く」ではなく「細く長く」、したたかに、しなやかに、年相応の落ち着きと、永遠の乙女のような心の若さを保って、これからの「残り時間」を大切に生きていこう。


先日、採用試験の後、高校の同窓会*(ワイン)**(カクテル)**(ビール)**(オレジュー)**(コーヒー)*があった。
懐かしい恩師や同窓生たちと久々に会って、大いに盛り上がった。

先生方は、2次会まで残って下さり、私たち幹事を慰労してくださった。
皆さん、定年を過ぎていらっしゃりながら、現役顔負けに活躍されていたり、第2の人生を謳歌していらっしゃったり、自分もあんな風に年をとっていきたいなあと思った。

同級生たちも、皆、いろいろな事情を抱えながらも、この幹事学年の仕事を全うすべく、協力し合って頑張った。
はるばる参加してくださった恩師の皆さん、先輩方にも
「おもしろくて楽しい同窓会だったぁ。まだ来年会うべしね~」
と言われたのがうれしかった。
来年は、私たちの一コ下の学年が幹事だ。
彼女達は50周年の記念の年の幹事に当たってしまった。
私たちの時以上にいろいろ大変だろうから、まず、最低でも、必ず参加して、一人でも二人でも同級生を誘って盛り上げてあげたいと思う。
卒業して32年。私たちの同窓会のバトンならぬ「襷」を、しっかり次の世代に渡し続けていくためにも。


さあ、今日から新しいスタートを切る。
1年後の今日、今よりもさらに元気に次の1年のスタートを切るために、1日1日を大切に、充実させられるように頑張るぞ!

いつでも、ここから

2010-07-12 05:11:00 | 徒然なるままに
7月11日(日)

試験終了。結果は惨敗。敗因は、時間配分の失敗と解答用紙(マークシート)への不慣れ。そして何より、実戦力不足だ。

勉強はした。自分でも結構頑張ったし、だいぶ知識も増えたと思う。でも、それだけでは試験は突破できないことを思い知った。
100問50分の時間配分では、11枚の問題用紙に1枚当たり5分かかっていては全問取り組め切れない。
解答用紙(マークシート)の文字や解答欄の小ささは言い訳でしかない。(次回は虫眼鏡が必要だと真面目に思った。40代の受験者には不利だと思った)
分からないところで突っかかり、迷って時間をロスした分を取り戻すには、あの問題量とマークシートへの解答の仕方を50分で書ききる訓練が足りなかったのだ。
あんなに必死で勉強したことが載っているページにたどりつく前に、時間切れになってしまったのだ。本当に悔しい。
制限時間内に力を発揮できるできないも実力のうちなのだ。

小論文は800文字ちょうどに、テーマについてバッチリ書くことができた。実技のデッサンもまあまあ描けたと思う。

1次の専門教科を突破できないと、2次の自己推薦文の作文提出も面接も受けられない。どんなに熱意や実績やその教科の指導力があっても、1次試験を通らないと次の段階に進めないのだ。

結果はまだ出てはいないが、今日の失敗と反省と悔しさを生かすためにも、もう明日から来年のための準備に取り掛かろう。
試験勉強は楽しかったし、とても勉強になった。私の敵は、忙しさと疲れによる睡魔だった。効率よく勉強と仕事をこなし、両方の成果があがるように計画的に頑張ろう。
試験は、時間との戦いだった。やってきたことの成果が本番に十分に発揮できるよう、時間配分と実戦(模擬テストのような)の訓練を頑張ろう。

1年遅れになるのは痛いが、失敗から学んだ分、次には確実にリベンジするぞ!ピンチをチャンスに!!
「いつでも、ここから」何度でも立ち上がって見せるぞ!凹んでいる場合ではない。

そして、この経験はぜひ、娘や生徒たちの受験指導に生かさなくては。
私にとっては来年もあるチャンスだが、高校受験はぜひ卒業式までには全員が合格して進学が決まっているようにしてあげたい。

よし、次は11月7日にある美術検定2級受験だ。
来年の試験勉強を兼ねて、絶対に合格するように頑張るぞ!!

まずはこの夏休み、心機一転頑張るためにも家の中を片付けねば。*(青ざめ)*

決意の朝に

2010-07-10 06:11:00 | 徒然なるままに
7月10日(土)

怒涛のような1週間が終わった。無事、部活動壮行会も終わり、成績処理もあと数名分を残すだけとなった。

壮行会で、総体(中学校総合体育大会)やコンクール、発表会に出場する選手や部員たちに贈る歌として、全校生徒で、ゆずの『栄光の架け橋』を歌った。歌いながら、これは私自身にも言える歌だなあと思い、みんなへ贈りながらも、自分自身にも言い聞かせるように歌った。


    栄光の架け橋   

            作詞・作曲/北川悠仁

 誰にも見せない泪(ナミダ)があった
 人知れず流した泪があった
 決して平らな道ではなかった
 けれど確かに歩んで来た道だ
 あの時想い描いた夢の途中に今も
 何度も何度もあきらめかけた夢の途中

 いくつもの日々を越えて 辿り着いた今がある
 だからもう迷わずに進めばいい
 栄光の架橋へと…

 悔しくて眠れなかった夜があった
 恐くて震えていた夜があった
 もう駄目だと全てが嫌になって
 逃げ出そうとした時も
 想い出せばこうしてたくさんの
 支えの中で歩いて来た

 悲しみや苦しみの先に それぞれの光がある
 さあ行こう 振り返らず走り出せばいい
 希望に満ちた空へ…


 誰にも見せない泪があった
 人知れず流した泪があった

 いくつもの日々を越えて
 辿り着いた今がある
 だからもう迷わずに進めばいい
 栄光の架橋へと…
 終わらないその旅へと
 君の心へ続く架橋へと…



『想い出せばこうしてたくさんの 支えの中で歩いて来た』というくだり、まさにその通りだと思う。
自分の夢をい求め、叶えるためには、周りの人の理解と協力と励ましがあってこそこれまで続けられてきたのだ。
このカフェの仲間からもたくさんの嬉しい応援メッセージをいただいた。
特に家族にはずいぶん我慢させたり、犠牲になってもらった部分が多大にある。その申し訳ない気持ちを感謝の気持ちに替え、良い結果を出せるよう、明日はベストを尽くさねばと思う。

明日は、末娘も英語検定の二次試験だ。
私が試験を受けている時間帯と同じ時間帯に娘も頑張っているのだ。
本来なら、彼女にとっても最後の練習試合なのだ。総体に出場できるかどうかはその試合の結果次第だったのだが・・・。
先日の三者面談で、担任であり、顧問でもある先生から、
「もし、選手になれなかったとしても腐らずに、引退まで精一杯頑張るように。学年で二人しか受からなかった試験だ。全力を尽くして合格して来い」
と言われていた。
『栄光の架け橋』は、娘にとっても、そのまま当てはまる歌だと思う。

さて。今日は、これから久々に(願掛け?)ウォーキングに出かけ、朝食・洗濯・布団干しを済ませたら、期日前選挙に行き、涼しい図書館でラストスパートをかけて勉強してくるぞ!

そうそう!昨日、前任校から漢字検定2級合格の成績表(166/200点)と賞状が送られてきた!!やったね!*(チョキ)*
今年受ける3つの試験のうち1つはクリアできたぞ!2つ目は明日の試験。3つ目は10月にある美術検定試験2級だ。
ようし、この調子で3冠目指して頑張るぞ!

明日の午後は高校の同窓会。『美しき40代』の大詰めに(私の40代も残すところあと一週間*(汗)*)かつての恩師や同窓生に会って来る。
まさに、私にとって、人生の節目の1日になりそうだ。
最高の1日になるように、いや、するぞ!!

「あきらめたらそこで試合終了ですよ」

2010-07-05 06:19:00 | 徒然なるままに
7月4日(日)

いよいよ1週間後に迫った試験。
準備は万全かというと、まったくその逆である。
とにかく忙しい。
学期末なので、成績関係の仕事をはじめ、行事が目白押し。
先週は、土器作りの終わっていない生徒たちを居残りさせて仕上げさせたのだが、1日目のクラスのときは、ご飯を食べてお風呂に入ったら気を失っていた(眠ってしまった)。
2日目は、食べたら気を失った。
3日目は食べる前に気を失った。
4日目は、家だと気が緩んで寝てしまうので、家族を連れてガストで食事をし、ドリンクバーでコーヒー*(コーヒー)*を4種類も飲みながら、隣のテ-ブルで土器作りの自己評価カードの採点をしていた。おかげで大分はかどった。
5日目はみんなの土器を採点し、よくできた作品を昇降口のガラスケースに展示するため、4階の美術室から6回ぐらい往復して作品を運んだ。その夜は・・・・。

翌日は、授業参観とお神輿集会があった。土曜日で、部活動の試合で居ない先生方が多く、私は準備や何やらで朝7時に出勤してから5分と同じ所には居ないような感じで校内中を走り回っていた。万歩計をつけていたら、1日で2万歩以上はいっていただろう。
昼はお神輿集会主催の自治会の方々の給食の給仕とお茶出しをし、昼休みは栄養士さんや養護の先生に手伝ってもらいながら、授業参観の受け付けをした。

今回、数学のTTをやっていて良かった~と思うのは、いらっしゃった保護者のお子さんのすべての生徒について自分自身で把握できていることだ。
いつも今ぐらいの時期は、3学年を週に1時間ずつしか教えていないと、なかなか名前と顔を覚えきれないでいる頃だ。
でも、今年は1年生の数学のTTで、毎日のように教室に行き、さらに、机間巡視しながら、躓いている生徒を教えたりしているので、普段目立たない生徒のことも、毎日その生徒の机まで行って分からないところを教えているので、すっかり名前も顔も、その子の性格までも把握できているのだ。
だから、保護者が名簿に○をつける時に、
「ああ、○○さんのお母様ですね。○○さんは、ノートはきれいに整理できていて、お掃除も丁寧で、大人しいけれど、しっかりしてらっしゃいますよね。」とか、
「△△くんのお父さんですか?△△くんはサッカーもがんばっていますが、土器作りでもワールドカップのトロフィーをモチーフにして、いい作品を作ってくれました。こちらのケースに展示してあるので、是非ご覧になってあげてください。」
「◇◇君は、空想科学小説の何巻に何のエピソードが載っているのか、そのデーターまで全部覚えていて、給食を一緒に食べる時にはいろんな話をしてくれますよ。授業中に後ろを向いていたので注意しに行ったら、後ろの生徒に、わかりやすく問題の解き方を教えてくれていました。お掃除もペアの生徒と一生懸命頑張ってくれていますよ」
なんて話ができた。
混んでいるときはそこまでの話はできない人もいたが、親としては自分の子どもの学校での様子や、友達とうまく行っているかなどは一番気になるところだと思う。

お神輿集会では、せっかく自治会(ほとんどはご高齢の方々)の方がお手本にお神輿を担いでみせて下さり、「わっしょい」「わっしょい」と掛け声をあげているのに、生徒たちは大人しく見ているだけ。
私が一人で「わっしょい」「わっしょい」と大きな声で応えていると、恥ずかしそうな、不思議そうな顔をして見ていた。
「ほら、おじいさんたちが頑張って下さっているんだから、応援してあげようよ!3年生!最後の神輿集会でしょう?盛り上げなよ!」
と檄を飛ばすのだが、なんだかノリが悪い。ひょっとこやおかめの面をつけて踊るに至っては恥ずかしがってばかりいる。
「踊る阿呆に、見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損そん!って言うんだよ!お面かぶってりゃだれだか分んないから、やろうやろう!」
「先生、何でそんなに踊りが上手なの?」
「私を誰だと思っているの~!」

集会の間中、次回の学年便り用の写真を撮るために走り回り、最後は、クラスごとの次に先生方もお神輿を担ぎ(これが重い!!)、全身汗とほこりまみれで、声もすっかり枯れてしまった。


つくづく、自分はのめり込む性格なのだと反省した。いや、諦めた。
いつも言われるのが、
「あなたは80パーセントで抑える努力しなさい。余力を残すようにしないと。100%以上出し切るくらい頑張っていると、体が持たないよ」
「優先順位を考えて。本番に力尽きていては何にもならない」
そのとおり!
今週はとにかく、日曜日の試験にベストコンディションで臨めるよう、体調管理だけはしっかりしなくては。
その後の同窓会で、すっかり疲れ果てたボロボロの状態で出席するのだけは避けたいものだ。せっかく白髪染めして10歳若返った(?)のに、眼の下まで黒いくま作ってどうする!

とにかく最大の敵は『睡魔』。それに打ち勝つのには気力と睡眠だ。
当日は寝過して遅刻することのないよう、疲れすぎない程度に、仕事の方も段取り良くこなせるように頑張ろう!

生徒たちが試験に臨むときにかける言葉がある。
「壁は乗り越えられる人の前に現れる。きっと乗り越えられる」
「あきらめたらそこで試合終了ですよ。」

昨夜父に言われたのは、
「体調を崩すということは戦う前に自分に負けているということだ。100%の力を出せるようにベストコンディションで試験に臨めるようにしなさい。」

夏バテに負けないで、この1週間を乗り切ろう!