とみぞうのお気楽ブログ

クルマ、日本、北海道を愛する生粋の道産子50歳♂です。カバー画像は、PC版は増毛駅、スマホ版は733系電車の大谷ver.

BMW135i(6AT)試乗記

2009-04-11 13:57:49 | クルマ


30分程度の試乗でした。
感想は、、、「夏タイヤになる頃、もう一度乗りたいっす。終わり。」

ってんじゃ、感想にならないので簡潔に。。。

(基本スペック)
全長×全幅×全高=4370×1750×1410mm/ホイールベース=2660mm/車重=1550kg/駆動方式=FR/3リッター直6DOHC24バルブターボ・インタークーラー付き(306ps/5800rpm、40.8kgm/1300-5000rpm) 価格/538万円

(インプレ)
車内に乗り込み、ドラポジを合わせるまでピタッと決まるのは、やはりビーエム。シートは、体を「カポッ」とはめてくれる、非常に良い、剛性感のあるシートです。

内装は、決して安っぽくはないけど「BMWで一番下のグレードであること」を感じてしまうのが辛い、、、

早速走り出してみると、直噴ターボエンジンはトルクの出方が素晴らしいしパワーも凄まじいものの、バルトロに比べると音や振動の滑らかさについてはいまいちな感じがあります。正直、つい最近乗った325iのエンジン(N52B25A)が好みです。私の感覚だと、これは結構無視できない差があると感じました。

ブレーキはブレンボ製。効きは素晴らしいです。市販車用であることもあり、温まらないと効かないってことはないです。十分普通に使えます。

最近のBMWの1や3に共通する「足回りのグニャ感」「ストロークしない足」はマイナーチェンジで薄れたと言え、やはり感じてしまいます。この時点で、私はこのクルマを購入する事はほぼないことになります。将来、BMWがE36やE46のようなシャシーを出して来たら別ですけど。また、これだけの車重があるので、不整路面を通過したときやコーナリング中は鼻の重さも感じます。ただ、嫌になるほどのレベルではないので、実際に購入しても後悔するほどのものではありません。

嫁さんが最後に言ってました。
「BMWにしては、意外と美点がない」

うーん、ボディ剛性のすごさや、ブレーキの素晴らしさはあるけど、それって的確かも。
ただ、このサイズで、この内容にかなうクルマはあまり思いつかないのも事実です。

結局、自分のクルマの評価基準は、
メルセデスのW124(初めてこれの300E 4MATICを乗ったときは衝撃的だった)やW201であり、
BMWのE36(特に318iを初めて乗ったときは衝撃的だった)や、手前味噌ですがE46であり、
フォルクスワーゲンゴルフ3であり、、、

今のように、マーケティングではなく、走りやパッケージングを考えて自動車が作られていたころのドイツ車なんですね。これはもう、私の中でなかなか変えられない部分です。