画像はcarviewからお借りしました
【マツダデミオ 13S】
全長×全幅×全高=4060mm×1695mm×1500mm
ホイールベース=2570mm
車両重量=1030kg
駆動方式=FF(前輪駆動)
エンジン=1.3L直列4気筒 直噴DOHC
最高出力=68kW(92ps)/6000rpm
最大トルク=121Nm(12.3kg-m)/4000rpm
トランスミッション=6速AT
タイヤ=(前)185/65R15 88S/(後)185/65R15 88S(ヨコハマ・ブルーアースA)
車両本体価格=145万8000円
燃費=24.6m/L(JC08モード)
もし今年の2月に出ていたらデミオを買っていたかもしれません。私の物差しで「フィエスタより良い」という結論ではないにもかかわらず。
===========================
デミオ試乗記に入る前に、、、
最近、休日はほとんどドライブに出かけなくなりました。軽いウォーキングをするか、食材の買い出しに行くくらい。土日のどちらかの午後は、2時間ほど昼寝するのが日課になっています。
仕事のある日はどうかというと、自転車かバスで通勤し、帰宅したら一歩も外に出ないです。つまり平日はクルマに手を触れることはほとんど無いです。つい最近まで、あれほどクルマに執着していたのに。
そうなってしまった理由を自分なりに考えてみたら、原因はひとつじゃないようです。日々職場で起きていること(仕事そのものは決してハードじゃないですが、色々あるのです)に疲れ気味な事がひとつ。もうひとつは、近々高額な出費が発生する我が家にとって、クルマ関連の出費が非常にアホくさいと思うようになったことです。クルマ関連の出費って結構デカいですから。どうしたらクルマ無しの生活を送れるかを真剣に考えたこともあります。しかし、今住んでいる町ではさすがに無理だと判断し、カネのかからなくて且つ価格が安くても運転して色々な意味でガッカリしないことを条件として、2月にフィエスタにダウンサイジングしたのです。ということで、今この瞬間も「いつクルマ無しの生活にするか」のタイミングをずっと見計らっているところです。
ついでにいうと、昨年末(fiestaを買う半年前)からゴルフを無期限休養としました。まぁ、もともとゴルフにそれほど夢中になっていたわけじゃないですし、休日に早起きして1日潰してまでゴルフに(しかも休日なのに職場の人間と)行くことに疲れるようになってきたのです。加えてラウンド以外にも練習は必要、つまり休日の3時間ほどは練習で潰れてしまう。そのわりには20年ほどやってきましたが。
年に6回ほどある職場のコンペですが、4月早々に幹事さんに対し「今年はゴルフしません」と宣言し、それでも来るお誘いは全て断りました。年に1回だけある親戚ゴルフだけはやります。めったに会えない親戚に会える唯一の機会がそれなので。親戚ゴルフの直前だけはさすがに練習場に行きました。昨年のゴルフ関連の出費は「ラウンド7回=7万円、練習代=月1万円×12ヶ月=12万円」なので19万円ほど。ウェアやボールの代金も入れると年間20万円は間違いなく超えるわけですが、今年は親戚ゴルフの1万円と練習場2回=1万円。つまり2万円の出費で済みました。
今、カネに余裕があったらクルマには使わないですね。気力と体力を充電するためのなにかに使って、そのあとは旅行に行きたいです。
クルマに対する興味が消えたのか、精神的なエネルギーが消耗しているのか、両方なのかわかりません。でも、今発売されているクルマがどんなものなのかを知りたい(いろんな意味での自動車各社の力を把握しおきたい)という欲求は少しだけあるようなので、たまーに試乗はするでしょう。でも、愛車フィエスタをヒマさえあれば運転したり、3年で車を買い替えたりすることはまずないと思います。
===========================
(ということで、やっと試乗記)
ガソリンモデルのATに乗ってきました。合計1時間ほどで、山道と市街地を半々くらい。郊外の一般道と高速道路、つまり同じ速度でずっと走るモードは試せませんでした。
下回りと内装をさっと見る限りでは、もはや日本車の領域を超えた欧州車のBセグに近いものです。
1.3Lガソリンエンジンはやはり非力だけどイライラもしない。ATの出来は最近のマツダの例に漏れずスリップロス感は感じられず合格。ダンパーは減衰は低めなので、高いGをかけると頼りない感じはする。自転軸は欧州フォードのように車体の中心ではなく、一般的な「中心より後軸寄り」なので扱いやすいです。ということは「楽しさマックス!」と絶叫するほどじゃないですが、これはこれでいいでしょう。VWの自転軸もそんな感じですし。
ボディ、足回り、内装の質感。いずれも「このクラス、価格帯なら」という但し書き付きで、日本車のトップでしょう。それも大差を付けて。
人生クルマ一筋だった過去の私ならフィエスタを選びます。でも、車に対するテンションがかなり落ちてしまった今の私なら、クルマに出すカネはできるだけ少なくしたいと考えてガソリンデミオを選ぶでしょう。今回のデミオは、手を抜いてほしくない(抜いてはいけない)部分は最低限抑えてある唯一のBセグ日本車といえると思います。他社の国産コンパクトカーでデミオより価格の安い物がありますが、変速機にCVTを使っていないのはホンダのHV車を除いてデミオだけ。フィエスタ購入前に競合車種をさんざん試乗しましたが、どんな出来のよいCVTであっても出来のよいトルコンATやDCTにはかないませんでした。友人の中には「そこまでCVTを毛嫌いしなくても」という人はいますが、生理的にダメなものはどうやったってダメです。
私がもしデミオを購入するならと想定して見積書を作っていただきました。オプションの搭載具合にもよりますが、ガソリンATの最下モデルにナビ用SDカードをつけた以外のOPは一切なしで、諸経費込みで155万円。うちのフィエスタより80万円ほど安いですね。
ちなみに、私の知人が現行アクセラのターボディーゼルのMTを昨年の冬に購入しました。ところどころ中国製のパーツが使われています。気になる人は気になるでしょう。
ということで、Bセグに250万円出してもいいという方は輸入車を選択したほうがいいでしょうが、そうでなければ新型デミオのガソリンモデルはなかなか良い選択ではないか、というのが私の結論です。
【マツダデミオ 13S】
全長×全幅×全高=4060mm×1695mm×1500mm
ホイールベース=2570mm
車両重量=1030kg
駆動方式=FF(前輪駆動)
エンジン=1.3L直列4気筒 直噴DOHC
最高出力=68kW(92ps)/6000rpm
最大トルク=121Nm(12.3kg-m)/4000rpm
トランスミッション=6速AT
タイヤ=(前)185/65R15 88S/(後)185/65R15 88S(ヨコハマ・ブルーアースA)
車両本体価格=145万8000円
燃費=24.6m/L(JC08モード)
もし今年の2月に出ていたらデミオを買っていたかもしれません。私の物差しで「フィエスタより良い」という結論ではないにもかかわらず。
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デミオ試乗記に入る前に、、、
最近、休日はほとんどドライブに出かけなくなりました。軽いウォーキングをするか、食材の買い出しに行くくらい。土日のどちらかの午後は、2時間ほど昼寝するのが日課になっています。
仕事のある日はどうかというと、自転車かバスで通勤し、帰宅したら一歩も外に出ないです。つまり平日はクルマに手を触れることはほとんど無いです。つい最近まで、あれほどクルマに執着していたのに。
そうなってしまった理由を自分なりに考えてみたら、原因はひとつじゃないようです。日々職場で起きていること(仕事そのものは決してハードじゃないですが、色々あるのです)に疲れ気味な事がひとつ。もうひとつは、近々高額な出費が発生する我が家にとって、クルマ関連の出費が非常にアホくさいと思うようになったことです。クルマ関連の出費って結構デカいですから。どうしたらクルマ無しの生活を送れるかを真剣に考えたこともあります。しかし、今住んでいる町ではさすがに無理だと判断し、カネのかからなくて且つ価格が安くても運転して色々な意味でガッカリしないことを条件として、2月にフィエスタにダウンサイジングしたのです。ということで、今この瞬間も「いつクルマ無しの生活にするか」のタイミングをずっと見計らっているところです。
ついでにいうと、昨年末(fiestaを買う半年前)からゴルフを無期限休養としました。まぁ、もともとゴルフにそれほど夢中になっていたわけじゃないですし、休日に早起きして1日潰してまでゴルフに(しかも休日なのに職場の人間と)行くことに疲れるようになってきたのです。加えてラウンド以外にも練習は必要、つまり休日の3時間ほどは練習で潰れてしまう。そのわりには20年ほどやってきましたが。
年に6回ほどある職場のコンペですが、4月早々に幹事さんに対し「今年はゴルフしません」と宣言し、それでも来るお誘いは全て断りました。年に1回だけある親戚ゴルフだけはやります。めったに会えない親戚に会える唯一の機会がそれなので。親戚ゴルフの直前だけはさすがに練習場に行きました。昨年のゴルフ関連の出費は「ラウンド7回=7万円、練習代=月1万円×12ヶ月=12万円」なので19万円ほど。ウェアやボールの代金も入れると年間20万円は間違いなく超えるわけですが、今年は親戚ゴルフの1万円と練習場2回=1万円。つまり2万円の出費で済みました。
今、カネに余裕があったらクルマには使わないですね。気力と体力を充電するためのなにかに使って、そのあとは旅行に行きたいです。
クルマに対する興味が消えたのか、精神的なエネルギーが消耗しているのか、両方なのかわかりません。でも、今発売されているクルマがどんなものなのかを知りたい(いろんな意味での自動車各社の力を把握しおきたい)という欲求は少しだけあるようなので、たまーに試乗はするでしょう。でも、愛車フィエスタをヒマさえあれば運転したり、3年で車を買い替えたりすることはまずないと思います。
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(ということで、やっと試乗記)
ガソリンモデルのATに乗ってきました。合計1時間ほどで、山道と市街地を半々くらい。郊外の一般道と高速道路、つまり同じ速度でずっと走るモードは試せませんでした。
下回りと内装をさっと見る限りでは、もはや日本車の領域を超えた欧州車のBセグに近いものです。
1.3Lガソリンエンジンはやはり非力だけどイライラもしない。ATの出来は最近のマツダの例に漏れずスリップロス感は感じられず合格。ダンパーは減衰は低めなので、高いGをかけると頼りない感じはする。自転軸は欧州フォードのように車体の中心ではなく、一般的な「中心より後軸寄り」なので扱いやすいです。ということは「楽しさマックス!」と絶叫するほどじゃないですが、これはこれでいいでしょう。VWの自転軸もそんな感じですし。
ボディ、足回り、内装の質感。いずれも「このクラス、価格帯なら」という但し書き付きで、日本車のトップでしょう。それも大差を付けて。
人生クルマ一筋だった過去の私ならフィエスタを選びます。でも、車に対するテンションがかなり落ちてしまった今の私なら、クルマに出すカネはできるだけ少なくしたいと考えてガソリンデミオを選ぶでしょう。今回のデミオは、手を抜いてほしくない(抜いてはいけない)部分は最低限抑えてある唯一のBセグ日本車といえると思います。他社の国産コンパクトカーでデミオより価格の安い物がありますが、変速機にCVTを使っていないのはホンダのHV車を除いてデミオだけ。フィエスタ購入前に競合車種をさんざん試乗しましたが、どんな出来のよいCVTであっても出来のよいトルコンATやDCTにはかないませんでした。友人の中には「そこまでCVTを毛嫌いしなくても」という人はいますが、生理的にダメなものはどうやったってダメです。
私がもしデミオを購入するならと想定して見積書を作っていただきました。オプションの搭載具合にもよりますが、ガソリンATの最下モデルにナビ用SDカードをつけた以外のOPは一切なしで、諸経費込みで155万円。うちのフィエスタより80万円ほど安いですね。
ちなみに、私の知人が現行アクセラのターボディーゼルのMTを昨年の冬に購入しました。ところどころ中国製のパーツが使われています。気になる人は気になるでしょう。
ということで、Bセグに250万円出してもいいという方は輸入車を選択したほうがいいでしょうが、そうでなければ新型デミオのガソリンモデルはなかなか良い選択ではないか、というのが私の結論です。