劇団四季の『オペラ座の怪人』を観賞。
ミュージカルに全く興味が無い人でも、あの音楽は聞けばわかるんじゃないかしら。原作では、オペラ座の地下に住む醜悪なルックスを持った男が、狂気的な愛情を一方的にぶつけていくというホラーな話だけど、アンドリュー・ロイド=ウェーバー版ミュージカルは怪人の純愛が強く出ています。
オリジナル・キャストがサラ・ブライトマンというのは有名だけど、劇団四季のオリジナル・キャストもかなりスゴかったんですね。ファントムが市村正親さん、クリスティーヌが野村玲子さん、ラウルが山口祐一郎さん・・・・こりゃ、スゴすぎる。
ウェーバーのミュージカル版を映像化したジェラルド・バトラー主演の「オペラ座の怪人」がヴィジュアル的には1番好きで、ミュージカルキャストはロンドン版オリジナルが好きな私としては、四季版を見に行くことに躊躇いがなかったわけではないけれど、やっぱり見たくて行ってきちゃいました。
「シャンデリアがどうにもこうにもUFOにしか見えない」とか、「怪人の衣装がイケてない(太って見える)
」とか、「和訳されたナンバーに抵抗は無いけど『クリスティーヌ、あいらぶゆ~』と中途半端に英語を残すのはやめてくれ
」とか注文したいことはいくつかあったけど、それ以上に生ウタ生オケの「オペラ座の怪人」ナンバーはやっぱり良かったぁ
。そして、怪人のクリスティーヌに対する愛情にウルウルしてしまったのでした