田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

コノシロ ( 鮗 )

2009-03-20 15:51:23 | よもやま話・料理編
《 3/10 の話 》
                                              
10円の子持ちコノシロを、奮発 (?) して5匹買った。
先ず、刺し身で ・・・ 老描トンも大喜び。
次の日は、フライに ・・・ 生春菊とサラ玉のサラダ添え。
     入っていた白子と真子は塩辛に。
                   青物のワタだから、臭み消しに一味を。
店では、真子の方を 『 鮗の子塩辛・辛子明太子風 = 350円 』 で、 
白子の方も、余り長く置かないで、浅漬けで出していた。
まぁ、10円で3度楽しめて “ 一粒で、二度おいしい ” グリコ以上か。
                               
栄通り田園時代 ・・・
15cm程の舟形の仕切り皿を見つけ、 「 これだぁ! 」 と、
20個手に入れて店に戻った。
5:00  耳を澄ませます。
玄関が開いて、 「 いらっしゃいませ 」 の声で、ヒゲは二枚重ねにした
『 コノシロ 』 を急いで切り始めます。
小舟に盛り、仕切り猪口に醤油を入れて、 『 付き出し 』 の出来上がりです。
さて、本ちゃどんの白身の活造りをしようとすると、
「 マスター! コノシロの付き出し、おかわりネェ! 」

時は流れ、西銀座通り田園 ・・・
客がヒゲにも肴を御馳走するという事に。 「 じゃぁ、コノシロ刺しを頂きます。 」
やがて、出てきたのを見ると、刺し身が “ 切り立って ” いません。
食べると ・・・ 良い(?)表現でいうなら  ~  アジの “ 叩き ” 風
          正確に言えば  ~  “ つぶれ ” 風
板場が、 “ 一生懸命 ” に押さえつけて切ったのが、アダとなっているのです。

          包丁の差?
それもありますが、包丁の切れ具合で、切り方を変える事を知らないのです。
“ 包丁と相談しながら ” 切れ味が鈍ったら、無理やり上から切らず、
包丁を動かしながら切れば良いのです。
こんな事も知らず、あ~ァ情けない。 お客様、ゴメンナサイ。

 《 コノシロや  カットしだいで  ベッピンしゃん 》  ヒゲ
 《 ジンナイや べっぴん嫁でも 浮気かい 》  紀香のママゴン


コメント
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