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カァーちゃんも、 『 生もずく 』 が入った時は御機嫌だ。
軽く洗って、すぐ出せるからだ。
肴を急ぐヒゲの為、 今日は “ 長芋 ” と合わせて酢の物に。
沖縄・もずくと言えば、古典では 『 もずく雑炊 』
田園では、その太さを活かして、天種にも。 養殖ものが、使いやすい。
針生姜を少し混ぜ、ちょっとだけ拡げるように揚げます。
ヒゲは、そに揚がったもずくの造形美がお気に入り!
「 海底のティアラ (?!)
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盛り合わせの中ぐらいに、立てて盛り付けると、主役より目立つ。
ソーメンとのコラボは、酒飲み用。
冷ソーメンと生もずくをざっと混ぜて、薄口醤油の麺つゆを。
薬味に卸し生姜・葱で 『 小吸物 』 風な器が良い。
燗酒で少し熱くなった舌を、冷してくれる食感。
ソーメンの “ ツルリ ” と、太もずくの “ トロン ” が、交互に押し寄せてくる。
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車海老とホタテの刺し身が出て来た。
海老の頭は塩焼きで、ホタテのわたと真子は茹でて添えてある。
「 あらっ? 」 とカァーちゃんが。 焼いた海老の頭が、黒ずんで来たのだ。
「 エビやカニ、伊勢海老やオマールも、焼き方が浅いと、食べるには良いが、
少し時間が経つと、 『 アク 』 が出るとタイ。
店で焼きカニなんかする時は、客を見て ・・・ ね。
おしゃべりが長い客に出すと、食べる時には真っ黒になっとる事も。
それと、ホタテは ・・・ 今の定石では、輪切りではなく、タテの方に切る方が
食感が出るとよ。 ビラは生でね。 」 と、ヒゲの講釈。