豪の日本酒

ずっと前に放映された番組だが　・・・　ＮＨＫの　『　Ｂｉｚ　スポ　』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
そこで、オーストラリアの　“　日本酒　”　事情が紹介されました。
勿論、酒は、日本料理店での提供だったのですが。
そこに並べられた銘柄を見てヒゲは驚いた。　「　何だ、この品揃えは！　」
驚くと云うので無く、激怒すると云うのが正しいか？　笑

　　　　　　　　　　　　　　　

それはまるで田園現役時代の、見事な酒の品揃え！
こんなまっとうな日本酒を、魚オンチのオーストラリア人に飲ませるだとー。　怒

Ｔ先生もヒゲも若い頃、とんでも悪い日本酒にヒドイ目に合わされて、
やっと田園で、全うな酒に辿り着いて来たのです。
嗚呼それなのに、豪人は、そんな日本の酒飲みの過去の苦労を飛び越えて
美味い酒に有り付こうとしている。　許せない！　笑

６０～７０年代の日本人。
ヒゲみたいな学生は、　“　合成酒　（多分、今は無い）　”
ちょっとリッチな人達でも、　“　三倍増酒　（サンゾー酒）　”
防腐剤タップリ（笑）のソレを飲むと、次の日は頭の中は除夜の鐘。
一日中、ごーん・ゴーンと響き、胃からはオエッ・嗚咽の臭い波が。
こんな苦酸を舐めながら、やっと今の酒に。

　　　　　　　　　　　　

しかも、ａｙｕさんや大方の日本人は、未だにマットウな酒（？）に出会え無いと
云うのに、そんな歴史的プロセスを省略して、豪人にあんた良い酒を与えるなんて。
例えれば、自分だけ無試験で名門校に入る様なものだ。
日本の飲み助の苦汁の歴史階段を味あわず、いきなり美酒にありついても、
有り難味が感じられるのか？
と、ヒゲはジェラシーにかられたのでした。　笑

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