田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

ジョージ・セル

2011-10-21 21:25:50 | ヒゲの毒舌
10/18 (火曜日) 何時もの三火会で、ヒゲは海王丸のカウンター。
やがてMMさんが来てくれて、二人して酒膳五種を頼むことに。

話は、 「 音楽家の著作権期間はどれだけ? 」 の質問から始まった。
ヒゲは、片手を示した。
そしたら今の時期、1950年代の曲がリリースされ始めているそうだ。
Blue sky Labelとかで。
ヒゲ 「 わーっ、一番個性的な指揮者がゴロゴロ居た時代じゃないですか。 」
MMさん 「 此処のカウンタに飾ってあったジョージセルの “ 新世界 ” も
        有りましたヨ 」
「 ウワー、そんなのも聴けるのですか! 」 ヒゲは興奮して燗酒が進み始める。

                    
カウンタにあったレコード盤 ・・・
引越しの時、カカァ太后から捨ててしまうよう命じられたレコードとプレーヤー。
「 狭い所だからしょうがないでしょう! 」 怒
焚書抗盤の嵐が吹き荒ぶなか、ヒゲは一枚のレコード盤だけ助命を願いでた。
店のカウンターで、同級生に引き渡すまでの命乞いを。

小学生時、音楽も通知表1だったヒゲ。
このイチとは悪い方の最高峰です、念のため。
中学生に成る頃、偶然あるレコード盤を手に入れた。
それが、ジョージセルのクリーブランド交響楽団の “ 新世界より ” でした。
偶々、店(クラブ田園・二階が自宅)にプレーヤーがあったので、繰り返し聴いた。
聴きながら、豪華カバーの字面を追い掛けていると、音楽の勉強にもなっていったのです。

それから高校生の時 ・・・
ブラバンの同級生 「 うわ~、ジュンな、なしコギャンよかつば持っとっトヤ。
             (何で貴方は、こんな良いレコード盤を持っているの?)
              こら幻の名盤て云われてるとゾー 」
田舎なまりのキツイEちゃんが、ついでに1週間貸して呉れと。
ヒゲは、そんな通俗的な価値があると、初めて知ったのです。

時は流れ、田園カウンターにジョージセルは掛けられて、半年程経ちました。
そして焚書抗盤を免れたたった一枚は、アノ同級生の手に渡されたので御座いました。
そんな昔の記憶をたどりながら、楽しい酒を頂くと、ヒゲはもうヨレヨレ。

帰り道は、海王丸のトモちゃんにまで肩を貸して貰って帰宅。
ソレなのに、ウチの猫トンは、恩人トモちゃんに 「 ウウ、フウ! 」 と威嚇。
ホルスタインと笑われてむくれたのでしょうか?

人気ブログランキングへ   http://blog.with2.net/link.php?1046790  
          ↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです!
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする